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こんにちは亀さんです

住民の願いが政治に届くようにと日本共産党石川1区(金沢市内)で活動しています。

中央市場の皆さんと懇談

2013-05-18 06:35:41 | 日記

16日はます・森尾・広田金沢市議の皆さん、尾西さんとご一緒に金沢中央市場に伺いました。ロシア

貿易に従事していたときには、朝のセリにも立ち会ったこともある懐かしい場です。水産会社2社と

青果会社1社の代表の方との懇談の場に。

「急速な円安で輸入品に影響が出ています。金沢自慢の回転ずしもそうです。市場は量の安定確保と

供給が至上命題ですから大変です」「青果も関税率よりも今の為替変動が大変、単価が確実にあがっ

ています。TPPにはJAさんと同様反対の立場です」「聖域なきは前提ではないと言われているの

でこれからの交渉が大事では?」との質問があったので、持参した「TPP交渉への参加は日本をアメ

リカに丸ごと売り渡すことになる」の共産党の見解の新聞コピーをお渡しして、アメリカとの事前交渉

で、聖域確保の保証は全くなく、むしろアメリカの要求まるのみになっていること、さらに食の安全や

公共事業など非関税障壁にもアメリカルールのおしつけあることなど説明しました。

「エエ!そんなことになっているんですか?勉強しなくちゃ、食の安全は消費者の最大関心事、私らが

扱うものはチェックを要求できるけど、外食産業なんかわからんしなー」。話は原発被害の東北隣県

からの水産物や青果物にも。風評被害で安値で出荷せざるを得ない、さらには生産とりやめの伝統品

もあるとのこと、「原発の罪は大きいですな」と。



地域でのミニ集いでアベノミクスの暴走の被害の例に、能登小木港のイカ釣り停止をあげています。

燃油を多く使うイカ釣り、25tクラスでも年間1000万の油代、これが投機による原油高と円安

が加わり、10%の上げで100万の負担、これ以上の負担はかなわないと全国いっせいの休漁とな

ったのです。これから大型船の漁がはじまり、業界では頭を抱えておられました。

あるご婦人が「うちの主人、イカの塩辛好きなんだけど、先月298円だったのに、この間は253

円よ。そういえば豊漁といわれたイワシも値段下がってないわね、どうしてかしら」食卓にもどんど

ん影響がでています。


時々お邪魔する金沢港の「いきいき魚市」夕方で閉まっていましたが、漁船がずらり、同じ金石港の

船見団地前にもボートがずらりとならんでいました。