
余りに民主党政権がひどかったものだから、懇談した業界の方々は祈りをこめて
「安倍さんなんとかして」の期待の声があります。同時に「わしらの所まできた
実感はない」「会員企業まで届くのか心配」とこれまた皆さん恩恵がない心配も。
「もう材料費が上がっているけど売り先に値上げはできんし、困った」業種も出
ています。地域の方とお話ししると、アベノミクスなんて全く関係ない、「2
ケ月で7万の年金、年寄りは死ねというのか」「払っても使えん介護保険料返して
くれ」と怒りに満ちた切実な声・声です。民間テレビ局の調査では、「安倍内閣
で暮らし向きがよくなったか?」に78%の人が、「感じない」と。
日本共産党が「アベノミックスの危険な暴走を許さず、消費税増税を中止し、
国民の仕事と所得を増やす、本格的な景気回復を」の提案を発表しました。
そのエキスを一部・・・・
1.暮らしと経済を直撃する「アベノミクス」の「5本の毒矢」
①「投機とバブル」で物価引き揚げの逆立ちした「デフレ対策」
②大型開発・大企業減税の「自民党型ばらまきの復活」
③「成長戦略」の名で、名ばかり正社員、解雇自由化、サービス残業合法が進む
④消費税増税(5%→10%)は、暮らし景気も破壊するだけ
⑤社会保障の改悪で、負担増・生活不安・貧困と格差広がり、景気が悪化
2.4本の柱でデフレ不況打開を
第1の柱 賃上げと安定雇用の拡大で、働く人の所得を増やす
・内部留保の一部を賃上げに(大企業の内部留保は260兆円以上、体力十分)
・政府の雇用政策転換で、賃上げを非正規と中小企業にも(労働派遣法改正
はじめ労働条 件改善、最低賃金引き上げ・中小企業への政府支援、
で地域経済への好循環を)
第2の柱 消費税中止ー消費税に頼らぬ別の財源で
20兆円(消費税増と社保料引きあげ)負担は、国民生活と企業活動に困難
おしつけ
・税金は所得や資産など能力に応じて負担(資産家や大企業の不公平な税負担
の改革)
・国民の所得増やす経済の立直しで財源確保(税収そのものがふえる経済改革)
→無駄づかいにメス、不公平税制改革、景気回復後の税制改革で18-20兆円
第3の柱 現役世代も高齢者も安心の社会保障
第1段階 崩された社会保障の再生
減らない年金、医療費負担引下げ、待機者・児童解消、障害者の暮らし権利
第2段階 さらに先進水準に
最低保障年金制度、医療費窓口負担ゼロ。社会保障充実は景気回復にも
大きな力
第4の柱 内需主導の健全な成長もたらす産業政策
・働く人間を大切にして、ものづくりと産業の力をのばす
・「選択と集中」から転換、中小企業全体を視野に振興・支援策を
-企業数の9割、雇用の7割の中小企業が元気になって、日本経済は活気
・自然エネルギーの開発と本格的普及
・基礎研究重視し、科学技術、学問研究の基礎を強化
・農林漁業を、日本の基幹産業、地域経済の柱として振興し、”食と農”を
破壊するTPPに反対する
ー人間らしい暮らしを保障するルールある経済社会をめざします
*詳しくは、日本共産党のHPを。きっとお役にたち、元気でます。