昨日は終日、近畿の共産党のみなさんと福井県との合同での原発問題での政府交渉でした。はじめての企画です。福井の原発で事故が起これば、近畿圏にも大きな被害が想定されますが、この間の取り組みのひとつの集大成ですね。
各府県の府議や市議、原発問題の担当者、衆院比例予定候補で北信越の藤野さん、近畿の清水さんらが参加。
福井からは、上原敦賀市議、西村党福井市委員長、私の3名が参加しました。
国会議員団からも宮本さん、山下さん、こくたさん、井上さんの4名がかけつけ、豪華版の政府交渉となりました。
当初予定されていた市田書記局長のご挨拶が国会対応のためできなくなったのは残念でしたが・・・・・・。
経済産業省では、「原発の再稼働を認めないこと」「老朽化原発は廃止に」「防災対策の充実」などを求めました。
国側は、「再稼働はストレステスト評価をおこなう。国民の理解・信頼得られているか、を政治レベルで判断する」などと答えました。わたしは保安院や安全委員会が判断することに県民理解は得られない、と批判しました。国側は「膿を出しつくしながら、信頼得られるようにやっていく」などと答えました。
またヨウ素剤の重複配備について、「国としては言いづらい。県の判断でやってほしい」と回答。私は、「国の責任で見直すべきだ」と批判。国側は「もちかえって検討させていただく」と約束しました。
環境省では、被災地のがれきの広域処理の問題や、放射能調査支援などを要求しました。
国側は、「広域処理については押し付けることはしないが、協力は強力にお願いしていく」と述べ、「100ベクレルというのは原発施設解体物を使用する際のクリアランスレベル。今回の8000ベクレルは最終処分場に埋め立てる際の基準」など回答。
参加者からは「8000ベクレルでも安全という根拠はなにか」「自治体の焼却炉は放射性がれきを扱う設計になっていない」など問題点を指摘しました。
文部科学省では、「もんじゅを廃炉に」「放射能汚染対策」「SPEEDIの有効活用」などを求めました。
もんじゅについて国側は、「エネルギー環境会議で検討中。ゼロベースで議論し、来年夏にむけてまとめる」と回答。藤野候補や上原議員は「そういう状況のなかで福井新聞に安全広告をだしているのは問題だ」「再開には敦賀市民の理解は得られない」と批判しました。
放射能測定については、「現在、EPZ内には交付金で低線量、高線量のモニタリングをおこなっている。UPZで30キロとなれば、この範囲には対応していく」などと答えました。私がプルトニュウム測定を質問したのに対し、「それは検討課題です」と答えました。
SPEEDIについては、「広域で92キロ四方の計算をしている。来年度予算で計算領域の広域化を検討している」と述べました。
わたしは「積極的な活用をすすめていただきたい」と要望しました。
初めての企画でしたが、近畿ブロック事務所のみなさんの準備で各府県の課題をつめることができたのではないかと思います。
連帯して福井の原発ゼロへ、いっそう協力共同をすすめていきたいと思います。
各府県の府議や市議、原発問題の担当者、衆院比例予定候補で北信越の藤野さん、近畿の清水さんらが参加。
福井からは、上原敦賀市議、西村党福井市委員長、私の3名が参加しました。
国会議員団からも宮本さん、山下さん、こくたさん、井上さんの4名がかけつけ、豪華版の政府交渉となりました。
当初予定されていた市田書記局長のご挨拶が国会対応のためできなくなったのは残念でしたが・・・・・・。
経済産業省では、「原発の再稼働を認めないこと」「老朽化原発は廃止に」「防災対策の充実」などを求めました。
国側は、「再稼働はストレステスト評価をおこなう。国民の理解・信頼得られているか、を政治レベルで判断する」などと答えました。わたしは保安院や安全委員会が判断することに県民理解は得られない、と批判しました。国側は「膿を出しつくしながら、信頼得られるようにやっていく」などと答えました。
またヨウ素剤の重複配備について、「国としては言いづらい。県の判断でやってほしい」と回答。私は、「国の責任で見直すべきだ」と批判。国側は「もちかえって検討させていただく」と約束しました。
環境省では、被災地のがれきの広域処理の問題や、放射能調査支援などを要求しました。
国側は、「広域処理については押し付けることはしないが、協力は強力にお願いしていく」と述べ、「100ベクレルというのは原発施設解体物を使用する際のクリアランスレベル。今回の8000ベクレルは最終処分場に埋め立てる際の基準」など回答。
参加者からは「8000ベクレルでも安全という根拠はなにか」「自治体の焼却炉は放射性がれきを扱う設計になっていない」など問題点を指摘しました。
文部科学省では、「もんじゅを廃炉に」「放射能汚染対策」「SPEEDIの有効活用」などを求めました。
もんじゅについて国側は、「エネルギー環境会議で検討中。ゼロベースで議論し、来年夏にむけてまとめる」と回答。藤野候補や上原議員は「そういう状況のなかで福井新聞に安全広告をだしているのは問題だ」「再開には敦賀市民の理解は得られない」と批判しました。
放射能測定については、「現在、EPZ内には交付金で低線量、高線量のモニタリングをおこなっている。UPZで30キロとなれば、この範囲には対応していく」などと答えました。私がプルトニュウム測定を質問したのに対し、「それは検討課題です」と答えました。
SPEEDIについては、「広域で92キロ四方の計算をしている。来年度予算で計算領域の広域化を検討している」と述べました。
わたしは「積極的な活用をすすめていただきたい」と要望しました。
初めての企画でしたが、近畿ブロック事務所のみなさんの準備で各府県の課題をつめることができたのではないかと思います。
連帯して福井の原発ゼロへ、いっそう協力共同をすすめていきたいと思います。