昨日はちかくおこなう政府交渉の準備作業や議会だよりの作成などをおこないました。さて、TPPが大詰めです。
朝日・・・環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加問題をめぐり、民主党の経済連携プロジェクトチーム(PT)は9日の総会で「政府には慎重に判断することを提言する」とした提言をまとめた。ただ、最終判断は野田佳彦首相に委ねており、首相は10日夕に記者会見し、交渉参加を表明する。野田政権は農業対策を盛り込んだ第4次補正予算案を編成し、年明けの通常国会冒頭に提出する方針も固めた。
民主党のPT総会は9日夜、休憩をはさんで5時間に及んだ。反対意見が相次ぎ、前日のPT役員会案を一部修正。「TPP交渉参加の是非の判断に際して、政府は懸念事項に対する事実確認と国民への十分な情報提供を行い、同時に幅広い国民的議論を行うことが必要」などと提言した。
これに先立ち、首相は9日の衆院予算委員会で「何が国益かを総合的に判断しなければならない」と強調。10日には政府・民主三役会議、経済連携協定に関する関係閣僚会議で交渉参加を確認し、首相が記者会見で交渉参加を表明する。 ・・・
民主党内の動きも「ガス抜き」に終わりかねないような状況ですね。亡国のTPP参加を首相が強行するなら、「反対派」議員はどういう策にでるのでしょうか。
昨日は、共産党の笠井議員が、外務省やアメリカの手続きなどの詳細をしめして政府の言い分を追い詰めました。結局、参加するということはアメリカいいなりTPPとならざるをえないのです。
NHK・・・JA福井山田会長 TPP反対
TPP=環太平洋パートナーシップ協定をめぐる議論が大詰めを迎える中、JA福井県中央会の山田俊臣会長は、改めてTPPの交渉参加への反対を訴えました。
TPPは太平洋を囲む国の間で原則、すべての関税を撤廃し自由貿易を進めようというもので、野田総理大臣は10日にもTPPの交渉に参加するか表明する意向です。
JA福井県中央会の山田俊臣会長は9日、福井市内での定例会見で、「TPPに参加し米の関税が撤廃されると日本の米の価格が下がり農家のやる気もなくなる。アメリカやオーストラリアなどと比べると日本の農業は経営規模で負けてしまう。自分の国の農業は自分のところで守らないといけない」と述べて改めてTPPの交渉参加への反対を訴えました。そのうえで、政府が仮に交渉に参加することを表明した場合には、交渉の中で、日本の農業を守るための何らかの条件を付けるよう求めて全国のJAグループとも協力し、政府に働きかけていく考えを示しました。・・・・・・
山田会長とは先日懇談しましたが、実際、福井のコメ作りの9割は崩壊するのです。自分の家で食べる分だけをつくるということになるでしょう。
農家の問題であるとともに、安全な食糧確保、という国民全体の問題です。
山田会長が「期待」する「条件」というものは、仮にそういうものが考えられたとしても中長期的にみればアメリカによってひねりつぶされます。その時に気づいても、国民には遅すぎる結末となります。TPPには参加しない、という選択肢しかないのです。
強行するなら、国民に信を問わなくてはなりません。
朝日・・・環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加問題をめぐり、民主党の経済連携プロジェクトチーム(PT)は9日の総会で「政府には慎重に判断することを提言する」とした提言をまとめた。ただ、最終判断は野田佳彦首相に委ねており、首相は10日夕に記者会見し、交渉参加を表明する。野田政権は農業対策を盛り込んだ第4次補正予算案を編成し、年明けの通常国会冒頭に提出する方針も固めた。
民主党のPT総会は9日夜、休憩をはさんで5時間に及んだ。反対意見が相次ぎ、前日のPT役員会案を一部修正。「TPP交渉参加の是非の判断に際して、政府は懸念事項に対する事実確認と国民への十分な情報提供を行い、同時に幅広い国民的議論を行うことが必要」などと提言した。
これに先立ち、首相は9日の衆院予算委員会で「何が国益かを総合的に判断しなければならない」と強調。10日には政府・民主三役会議、経済連携協定に関する関係閣僚会議で交渉参加を確認し、首相が記者会見で交渉参加を表明する。 ・・・
民主党内の動きも「ガス抜き」に終わりかねないような状況ですね。亡国のTPP参加を首相が強行するなら、「反対派」議員はどういう策にでるのでしょうか。
昨日は、共産党の笠井議員が、外務省やアメリカの手続きなどの詳細をしめして政府の言い分を追い詰めました。結局、参加するということはアメリカいいなりTPPとならざるをえないのです。
NHK・・・JA福井山田会長 TPP反対
TPP=環太平洋パートナーシップ協定をめぐる議論が大詰めを迎える中、JA福井県中央会の山田俊臣会長は、改めてTPPの交渉参加への反対を訴えました。
TPPは太平洋を囲む国の間で原則、すべての関税を撤廃し自由貿易を進めようというもので、野田総理大臣は10日にもTPPの交渉に参加するか表明する意向です。
JA福井県中央会の山田俊臣会長は9日、福井市内での定例会見で、「TPPに参加し米の関税が撤廃されると日本の米の価格が下がり農家のやる気もなくなる。アメリカやオーストラリアなどと比べると日本の農業は経営規模で負けてしまう。自分の国の農業は自分のところで守らないといけない」と述べて改めてTPPの交渉参加への反対を訴えました。そのうえで、政府が仮に交渉に参加することを表明した場合には、交渉の中で、日本の農業を守るための何らかの条件を付けるよう求めて全国のJAグループとも協力し、政府に働きかけていく考えを示しました。・・・・・・
山田会長とは先日懇談しましたが、実際、福井のコメ作りの9割は崩壊するのです。自分の家で食べる分だけをつくるということになるでしょう。
農家の問題であるとともに、安全な食糧確保、という国民全体の問題です。
山田会長が「期待」する「条件」というものは、仮にそういうものが考えられたとしても中長期的にみればアメリカによってひねりつぶされます。その時に気づいても、国民には遅すぎる結末となります。TPPには参加しない、という選択肢しかないのです。
強行するなら、国民に信を問わなくてはなりません。