私は自分の不注意から滑落事故をおこし、ただいま高山赤十字病院に入院中です。最初の1週間は首を動かしてはいけないので「絶対安静」。
その後は、頭と首の固定具「ハッピーベスト」を装着したので、不自由ながらも体は動かせるようになりリハビリも始まりました。が、骨折した顎の固定が始まり流動食しか口にできず、そのうえリハビリも始まりお腹が空いてしかたありません。
卑しいことです。
卑しいことです。
初めての入院生活を経験したこの3週間、看護師さんたちが献身的にわたしたちに接していただき日々感謝しておりました。
そんな思いを機会のあるごとに看護士さんに伝えていました。一人の看護士さんがこんな話をしてくれました。
「私は、昔この病院の救命救急センター勤務だったころ、その責任者が繰り返していました。
”私たちには、救急治療は日常のことで当たり前のことの繰り返しです。
”私たちには、救急治療は日常のことで当たり前のことの繰り返しです。
けれど、患者さんやそのご家族にとっては突然ふりおこったとんでもない非日常です。
私は、”我には日常。彼には非日常”の言葉を忘れないように日々こころがけています”」と、スタッフに日々語り彼女もその言葉を座右の銘にしているそうです。
心のこもった言葉です、すばらしい精神の伝承です。
私は、”我には日常。彼には非日常”の言葉を忘れないように日々こころがけています”」と、スタッフに日々語り彼女もその言葉を座右の銘にしているそうです。
心のこもった言葉です、すばらしい精神の伝承です。
高山は町を流れる川もキレイ。空気の澄んだいい町です。
今もまだ高山で入院されているんですよね。
怪我は大変だったようですが、その場に居合わせた方々の迅速な対応、救出に関わってくださった方々のお蔭で大事に至らなかったようで、胸を撫で下ろしました。
慎重に慎重に歩いていても、山歩きそのものが高いリスクを背負った行為。いつそんなアクシデントに見舞われるか、誰も予想できないと思います。
危険を回避するために自分が今できることは何か、常に考えながら私もこれから山歩きを続けていきたいと思います。
看護士さんの言葉、胸打たれました。
一刻も早い回復をお祈りしています。
(メールが届かないかも?と、コメントさせていただきました)
今回は私の不注意から多くの人にご迷惑と心配をおかけして申し訳ない気持ちでいっぱいです。
同時に、事故を経験して「みなさんに生き戻してもらった!」と感謝の気持ちです。
7日には退院して大阪に戻ります。
来年の春には安全登山が再開できるようにしますね。