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福岡県宗像市在住、井上正文のブログです。

海上神幸「みあれ祭」

2006年10月02日 | 地域の話題や出来事
1日(日)宗像大社秋季大祭・海上神幸「みあれ祭」に、姉妹関係にある昌原JCの皆さんと参加しました。
みあれ祭(御生れ祭)
10月3日まで行われる宗像大社秋季大祭(田島放生会たしまほうじょうえ)に先立ち、毎年10月1日に行われる。
「みあれ」とは新しい霊力をいただくという意味で、沖ノ島の沖津宮と大島の中津宮の御神璽(御神体)を、年に一度辺津宮(宗像大社)にお迎えし、五穀豊穣や豊漁に感謝する神事。

御神璽を乗せた二隻の「御座船おざふね」が約400隻の船団と供に、大島港を出港する。
神湊港に到着された沖津宮・中津宮の御神輿を、辺津宮の御神輿がお迎えし、年に一度宗像三女神は再会する。
神湊港の高台にある「頓宮とんぐう」で再会の祭典を終えたあと、辺津宮まで陸上神幸し、3日間に亘る秋季大祭が幕を開ける。

この「みあれ祭」は、中世に行われていた(長手ながての神事)を昭和37年に再興したもので、往時は辺津宮と、政所まんどころ神社(現在は辺津宮境内社)と、その本宮である沖津宮間で、春夏秋冬の年4回行われていた。これを江戸期には年2回に変更され、現在は年1回となっている。

<宗像大社ウェブサイトより引用>

私とソン会長は幸丸に同乗させていただき、7時半に鐘崎漁港を出航。
筑前大島の中津宮で参拝、宗像JCを代表し玉串を奉納致しました。

 
(写真左は参拝する宗像市谷井市長、写真右は考古学者の吉村作治教授・俳優の刈谷俊介氏とのスナップ)

 

船の上で漁師さん手作りの朝食(写真右上)を味わい、宗像JC・昌原JC総勢23名(写真左上)参加し、海上パレードはスタートしました。



約400隻の船団が海を疾走する光景は圧巻です。
幸丸の漁師さんは「この光景を見れることが男としての幸せだ」と語っていました。



私もまさにこういう体験ができることをとても有り難く感じます。



私たちの乗った幸丸は、御神璽を乗せた二隻の「御座船」(写真上)の中央を走ることが許された特別な船で、これは400隻の船団の中でも操縦技術や船頭さんの格が上位にあるからだそうです。

御座船には宗像大社・中津宮宮司の葦津幹之禰宜(宗像JCアドバイザー)が乗っていらっしゃいます。

 

またむなかた観光協会(吉武邦彦会長)から依頼を受け、宗像JC総務情報委員長の浜田修一君も防水仕様のカメラで頑張っていました。



大船団は神湊湊まで御座船を護衛するように並走した後、またそれぞれの港に戻っていきました。
私たちも鐘崎漁港に戻り、幸丸の皆さんと記念写真を撮って解散しました。

 

幸丸の皆さんに心から感謝申し上げますとともに、豊漁とご多幸を祈念致します。

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