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福岡県宗像市在住、井上正文のブログです。

博多座十周年

2009年10月27日 | オススメ
博多座へ芝居を観にいってきました。

演目は市川海老蔵の通し狂言『雷神不動北山櫻(なるかみふどうきたやまざくら)』。



今年、博多座は開場十周年を迎えたそうです。

私が博多座で歌舞伎を観るのはこれが二回目。

初めては六月の中村橋之助、通し狂言『木下蔭真砂白波(このしたかげまさごのしらなみ)』。



ケレン味溢れる痛快な芝居と迫力にすっかり魅了されて以来、できれば毎回観にいこうと思いました。

座席はネットで予約できますし、イヤホンガイドを借りると、同時解説が聞け、予備知識が無くても内容がよくわかります。

芝居は4時間位ですが、幕間(30分程の休憩)が1回か2回あり、その時間に食事や買い物をすることもできます。

劇場内は奇麗に着飾った和装の女性も多く、華やかで優雅な気分を満喫しました。


市川亀治郎氏は「日本の外に世界があるのではなく、日本の中に世界がある。」というようなことをおっしゃっていました。

海外で歌舞伎公演をされた時に感じたそうです。

そう捉えれば、観劇料も決して高くはないと私は思います。


来年の博多座二月花形歌舞伎は市川染五郎、市川亀治郎、中村獅童という超豪華なもの。

今からとても楽しみにしています。