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「島津亜矢」に魅せられて

大ファンの島津亜矢さんのことを中心に、日頃思うことなどを

「情炎」から「胎動」へ

2005-11-16 18:21:44 | Weblog
先日の南足柄コンサートをもって「情炎コンサート」が完結した。名作歌謡劇場からの「お七」と、長編歌謡浪曲の「決闘高田の馬場」をメインとし、間に何回かのマイナーチェンジをしながらの一年間でした。
一番の思い出はやはり私の地元岡崎でのコンサートです。「BS日本の唄」からは『船頭小唄』と『佐渡の恋唄』でした。(もう一曲あったけれど、記憶に残っていないところを見ると好みの曲ではなかったのかな?)

倉吉からの『船頭小唄』はもう既に何回かその感動ぶりをサイトにも書き込んだけれど、私が予想していた『船頭小唄』と全く違った歌だった。寂しさ募る厭世の歌かと思っていたけれど、とんでもない、亜矢ちゃんにかかるとそのうら寂しい歌は見事に「人生の応援歌」として心の底まで届いてきました。
あの日、長距離ドライブから帰って朦朧としながら聞いていたのに、歌が進むにつれて起きあがり、さらにはテレビの前に正座してしまいました。いやあ、驚いたなああの時は・・・。

そして『佐渡の恋唄』、この歌はもう亜矢ちゃん以外では聴けなくなりました。(細川さんゴメン)。そしてこの歌を歌うとき、かなりの時間(と自分では感じた)私に視線を合わせて歌って下さいました。もう痺れまくり。

そういえば横断幕も作りました。一字一句、すべてステージから読み上げてくれました。最後は片隅に書いていた「みづは」の文字を見つけて
「みづは?(ってなに?)」。もう感動とか感激とかいう生やさしいものではありませんでした。一月ほどは完全に舞い上がっていました。今思い返しても胸が高鳴ります。
そんな思いをも引きずりながら、南足柄で図らずも最後の「情炎コンサート」を見届けることになりました。感慨深いものがあります。

そしていよいよ今度の新潟から「胎動シリーズコンサート」の開幕です。どのような趣向で私たちファンを楽しませてくれるのでしょうか。
1部のメインは美空ひばりさんの歌と、やはりハウンドドックでしょうか。そして2部では心中天の網島「小春」と「赤垣源蔵」でしょうね。間に「恋日和」と「恋暦」を入れて頂けるともう最高なのですが。

次回12月10日の「島田コンサート」が楽しみです。
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南足柄コンサート

2005-11-09 17:59:05 | Weblog
亜矢ちゃんの広島リサイタルに参加された方達の感動レポートが続いている。
リサイタルとしては広島が最後だっただけに亜矢ちゃんも最後の力を振り絞って力一杯歌い、演じたことでしょう。
その余韻がいまだ醒めぬ間に今度は足柄コンサートです。神奈川県でも西よりの地域ですが、それでも岡崎からは250km、往復500kmだ。
朝から走っても時間的には十分間に合うけれど、渋滞にでも巻き込まれたらいやなのでできるだけ近くまで行っておくことにする。しかし12日の土曜日は沼津以東はどのホテルも満室。やむなく富士市で一泊することにした。
沼津から芦ノ湖を通り抜けることも考えたが、秋の行楽シーズンの週末、こちらも渋滞があるかも知れないと思い、一直線で会場まで行くことに・・・。
今回も関東方面から沢山の亜矢友さんが来るようなのでそちらも楽しみです。
当日券、大丈夫かな?
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その久しぶりの風邪

2005-11-01 23:44:05 | Weblog
「前回の記事で3、4年に一度風邪を引いて仕事を休む」と書いたら、本当に風邪を引いてしまった。今のところ何とか仕事は休まずに続けている。今年の風邪は喉からですね。喉が痛くなって、ひどくはないけれど長い期間咳が止まらなくて、その内昨日今日と体の節々が痛い。熱はない。どうも今がピークのようだ。ピークといいながらブログ記事を書いているくらいだからまあたいしたことにはならないようだ。

昨日から声がガラガラです。これが歌手の方だったら商売上がったり。コンサートの予定が入っていたらどうなるの?1日2回公演、今日の私の状態なら喉の調子と体力面からとても勤まらなかったと思う。といってお客さんは待ってくれません。
いかに日頃から体調管理に気を配り、節制し、また鍛えているかということですね。
亜矢ちゃんも一年の内には多少喉の調子がイマイチということもあるようだけれど、喉も体も丈夫な方です。彼女の歌自体が「ヘナヘナ演歌」ではないだけに、コンサートでは本番のみならず移動も含めて考えるとその体力にいつも感心するばかりです。

亜矢ちゃんに負けないように、早く寝て明日もガンバロー!
(あまり早くないか) 
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10周年記念

2005-10-28 21:54:18 | Weblog

「ん? 亜矢ちゃんなら20周年ですよ!」どこかからお叱りの声が聞こえてきそうです。
亜矢ちゃんのデビュー20周年にばかり気をとられていて自分のことをすっかり忘れていた。今年は脱サラしてから丁度10年になりました。
独立とか起業とか言うほど大層なものでもなく、なんとか10年間無事にやってきましたね。細々と個人事業で仕事を始めて、2年前に一応会社組織にしたものの、会社とは名ばかりの超零細企業。よく10年間続けてこれたものと少し感慨深いものがある。

「無事これ名馬」。これまで大きな病気や事故に出会わなかったのも幸いでした。今のところまだ一度も入院経験がない。数年に一度風邪を引いて半日か一日休むくらいである。体力や筋力があるわけではないけれど何とかここまでこれたのも家族をはじめ周りの皆さんのおかげと心から感謝している。

もともとが気楽な性分、いわゆるノー天気、特に最近は物事に悩んで気分的に落ち込んだという記憶がない。どこかネジが何本か緩んでしまったのかもしれない。サラリーマンと違ってもう一円の退職金も入ってこないけれど、これから先も「まあなんとかなるさ」。

仕事に悩んだり、苦しいとか辛いとか思ったことがない。大変な仕事ほどやり遂げた後に大きな達成感と充実感が得られるので、それを思うとどのような仕事も前向きになれる。やっぱりノー天気だ。
しいて悩みといえば、子供が3人とも未だに家にへばりついていてうっとうしい事。従ってまだ孫の顔を見ることが出来ないことぐらいだろうか。

一応家のローンも終わり(でももうボロ家)、末っ子も今年学校を卒業した。今思い返してみると、そういう意味では図らずも今年は人生区切りの年だったようだ。無理やりこじつけるのもなんだけれど、亜矢ちゃんの20周年とかぶっているのがどういうわけか嬉しい気分。

これからもまだまだバラ色の人生が待っていそうな気がしている。特に『島津亜矢』という歌手に出会えたことが大きい。もう彼女の歌無しでは生きていけない・・・というのは大げさだけれど、多分私の人生灯が消えたようになってしまうと思う。
亜矢ちゃんの歌に感動し、そのおかげで沢山の亜矢友さん達と出会うことができた。金はぜんぜん残ってないけれど、これからの人生を考える時、無形の大きな財産を得られたと思っている。

誰かが言っていました。「生涯現役」。この次は20周年に向けてもう一踏ん張り。どこまでいけるかな?

とりあえず
「脱サラ10周年と亜矢ちゃんデビュー20周年 おめでとう! かんぱーーい!」
(でも酒は控える)
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「恋暦」-別れの朝

2005-10-15 18:20:38 | Weblog
「大器晩成」のカップリング曲「恋暦」、いい歌ですねえ。赤垣源蔵の兄弟の別れもそうですが、なぜか私は別れの歌に弱いところがあります。まあこれまでの長い(?)人生、自分自身も幾度かの別れはありましたから・・・。いえ、あまり意味深に捕らえないでいただきたいと思いますが・・・。(^^;

「恋暦」 今別れ行こうとする男と女、どのような事情を抱えているのでしょうか。女は未練たっぷりに最後の別れを惜しみます。

  ♪ 切れぬ未練の糸を 爪弾きの
     三味に託して 黄楊の櫛

忘れようとしても忘れられない、この人に未練が残る。それを断ち切ろうとするけれど、どうにもならないこの心。黄楊の櫛歯の一本一本を、あたかも三味を奏でるように爪ではじきつつ別れを惜しむ女心。
情景が目に浮かびます。
ところで黄楊の櫛って形が三日月状になっているので、真ん中と端のほうでは櫛歯の長さが違い、そのため爪で弾くと微妙な音階が出るんですよね。細かい描写です。

男と女に限らず、人生は生まれ落ちた瞬間から出会いと別れの繰り返し。色んな出会いがあり、別れがある。
出会いが楽しいもので、別れが悲しいものというような単純なものではないけれど、やはり別れは寂しくて、悲しいことが多い。
ただ距離が離れるだけというのなら、交通機関が発達した現在では少々のことは苦にならなくなりました。たとえ地球の反対側のブラジルからでも、24時間あれば飛んでこれます。ましてや国内であれば移動は簡単ですし、連絡を取りたければ携帯電話ですぐに声を聞くことも出来ます。、昔ほどには別れを大層に思うことは少ないかもしれません。
それでも今まで一緒に暮らしていた肉親や、時々にしか会うことの出来ない恋人と別れるときは別れ難いものです。一時流行した(今でも?)シンデレラエクスプレス現象の気分もよく分かります。もっとも、気持ちは理解できても私の歳では駅のホームでそんな恥ずかしいこと出来ませんが・・・。(今の日本では)

それにしても星野先生、このような名文句の数々、どのようにしたら湧き出てくるのでしょうねえ。
この「恋暦」、なんとか「胎動コンサート」の一曲に組み入れていただけないものかと思っています。 
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名古屋リサイタル 続き

2005-10-14 23:07:15 | Weblog
その「元禄花の兄弟・赤垣源蔵」の中でも私の一段とお気に入りの部分がここです。

   ♪ 兄の屋敷を うち出でて~
      一足歩いて 立ち止まり~
       二足歩いて 振り返り~
        これが別れか 見納めか~ ♪
        
討ち入りの日が決まり、今日まで親代わりになって見守り育ててくれた兄の屋敷に別れを告げに訪れますが、兄は留守です。衣紋掛けに掛かった兄の着物の前に座り、その着物を兄に見立てて別れの杯を交わします。

   ♪ 兄の着物に浪浪と~ 注いで飲み干す酒の味~
   
留守にしている兄にこの世の別れを告げて屋敷を立ち去る源蔵の心境は如何ばかりか、その一足、二足の歩みが全てを表しています。
私はよく車の中でCDの亜矢ちゃんの歌に付いて歌を口ずさんでいますが、この部分を歌うときはいつも声になりません。

名古屋リサイタルでも完全にオープニングの「赤垣源蔵」にやられてしまいました。全くもって不覚にも、あとの内容はあまり記憶にありません。
最後の名作歌謡劇場「心中天の網島より『小春』」も、実のところ断片的にしか覚えていないような状況です。

今月21日に再度東京NHKホールでのリサイタルに行きますが、東京では名古屋の二の舞を踏まないようにしたいと思っています。でもねえ、感動・感激というものは自分でコントロールできませんから、またしても最初の「赤垣源蔵」にノックダウンを期してしまうかも知れません。そうなると再び『小春』がぶっ飛んでしまうかも・・・。
その時のためにと思って再度『小春』の予習をし直しましたが、さてどうなることでしょうか??? 
またしても期待と不安が入り交じる複雑な心境を味わう日々が続きます。

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感動の名古屋リサイタル

2005-10-14 17:29:43 | Weblog
10月5日、待ちに待った島津亜矢さんの名古屋リサイタルに行ってきました。
会場はセンチュリーホール、3,000席の大ホールです。席は、前から10列目(?)あたりでしたが一番左端。巨大スピーカーの前なので音が偏っているような・・・。
こういう大きなホールだと、やはり席は中央付近の20列目位がベストなのかも知れません。昨年の愛知県芸術劇場はちょうどその辺の席でした。音のバランスといい、舞台装置といい、照明のあたり具合といい、そして観客席の全体の雰囲気といい、全てがうまく把握できます。ただ、掛け声が少し届きにくいのが難点でしょうか。

名古屋リサイタルの私の「イチオシ」は「元禄花の兄弟・赤垣源蔵」です。
デビュー20周年に当たる今年、これまでの歩みとこれからの抱負を述べられたあと、いきなりのオープニング曲として披露されました。この曲は三波春夫さんの長編歌謡浪曲の中の一曲で、以前から歌い込まれており、取り立てて目新しい物ではありませんが、私のお気に入りの曲です。
亡くなった母が三波春夫さんのファンで、よく聞いていた影響もあるかも知れませんが、歌謡浪曲は全て聴き応えがあります。しかし三波春夫さんの晩年にはなかなか聞くことかなわず、私もしばらくはこの歌謡浪曲を聞く機会がありませんでした。

しかし数年前、亜矢ちゃんがこれらをカバーしているのを知り、「紀伊国屋文左衛門」や「俵星玄蕃」などとともに一連の歌謡浪曲を聴いて飛び上がるほど驚いたというか、興奮しました。もちろん、かの名曲「大利根無情」も含めてです。
女性が歌っているのにもかかわらず、男の三波さん以上の迫力です。「ビビビッ」ときました。(^-^) いえいえ、そんな生ぬるいものではありません。血が逆流するのかと思いました。(これは少し大げさかも・・・) (^o^)

でも、こんな書き方は多少問題もありますが、私個人的には秘かに、三波さんの全盛期をも凌いでいると言っても過言ではないと思っています。
                 つづく
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李美子(イミジャ)さん

2005-10-10 00:45:27 | Weblog
 李美子さんという韓国の歌手の方と島津亜矢さんが共演されたVTRを見せていただく機会がありました。
本当に素晴らしい歌手です。韓国の美空ひばりと呼ばれているそうです。歌うときの表情にも振りやポーズにも決して派手さはないのに、その歌は聴く者の心にズンズン響き、入り込んできます。

亜矢ちゃんと共演され、その時の亜矢ちゃんへのアドバイスは「ステージを降りたら普通のおばさんに戻るという気持ちが大事」というものでした。素晴らしい感覚の持ち主です。
少し人気が出てくるとそんな自然体でおれない人が多いものです。李美子さんはそれを当然のごとく言ってのけました。

そんな心の広い、大きい、そして飾らない、驕らない李美子さんとご一緒した後の亜矢ちゃんの言葉
「ヒット曲が欲しいとか、あの番組に出たいとかいうことはホントにちっぽけなことだということが分かりました。今、そんな小さなことに汲々としていた自分が恥ずかしいです。」

李美子さんにお会いできたことにより、島津亜矢は一皮も二皮も剥けて、また進化したと思います。人間的に一段と大きくなれた気がします。

確かな、そして超一流の歌の技巧、技術と声量で裏打ちされた亜矢ちゃんの歌は、李美子さんと出会った事により今後一段と「聞かせる歌」、「迫る歌」を歌い続けていくことでしょう。益々はまり込んでしまいそうな自分が怖い?
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もうすぐ「名古屋リサイタル」

2005-09-23 15:43:07 | Weblog
名古屋リサイタル(10/5)まで後2週間弱となりました。
今頃亜矢ちゃんは最後の稽古に励んでいるのでしょうか。
そして今年の「名作歌謡劇場」はどういう作品なのでしょうか。楽しみです。

亜矢ちゃん演ずる名作歌謡劇場のヒロインは皆文字通り「悲劇のヒロイン」ですが、やはり歌やお芝居には「悲劇」がよく似合うようです。確かにハッピーエンドだと盛り上がりに欠けます。

心の奥底に潜む人間の願望というか業というものを描き観客の涙を誘うには、「ならぬ道の恋」の果てに待ち受ける「刑罰」や「心中」などという厳しい現実を見せつける必要があるのでしょう。今年の「浪速の恋の物語」、どんな悲劇で私達を泣かせ、感動させて下さるのでしょうか?

もう一つのテーマとしては「股旅もの」。人生の裏街道を歩くヤクザ渡世の物語ですね。ヤクザ渡世をおくる人間の孤独感、明日をも知れぬ命のやりとり、そしてそのやるせなさ、母や家族への想い、そしてこちらもヤクザ稼業故のならぬ道の淡い恋、そういう諸々の陰を引きずった生き方に対するある種のカッコ良さへの憧れ、哀れみを唄い込んだものです。

島津亜矢の世界、これからの一年間『胎動シリーズコンサート』をまた楽しませて頂きます。
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地滑り?

2005-09-12 09:23:45 | Weblog
自民圧勝、民主惨敗。
期待感と不安感が入り交じるサプライズ選挙結果です。
勝ち組、負け組の格差が広がり、弱者に負担のかかるような政治だけはやらないで頂きたいと祈るばかりである。

他への影響を鑑み、投稿の一部を削除しました。
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