
一番の思い出はやはり私の地元岡崎でのコンサートです。「BS日本の唄」からは『船頭小唄』と『佐渡の恋唄』でした。(もう一曲あったけれど、記憶に残っていないところを見ると好みの曲ではなかったのかな?)
倉吉からの『船頭小唄』はもう既に何回かその感動ぶりをサイトにも書き込んだけれど、私が予想していた『船頭小唄』と全く違った歌だった。寂しさ募る厭世の歌かと思っていたけれど、とんでもない、亜矢ちゃんにかかるとそのうら寂しい歌は見事に「人生の応援歌」として心の底まで届いてきました。
あの日、長距離ドライブから帰って朦朧としながら聞いていたのに、歌が進むにつれて起きあがり、さらにはテレビの前に正座してしまいました。いやあ、驚いたなああの時は・・・。
そして『佐渡の恋唄』、この歌はもう亜矢ちゃん以外では聴けなくなりました。(細川さんゴメン)。そしてこの歌を歌うとき、かなりの時間(と自分では感じた)私に視線を合わせて歌って下さいました。もう痺れまくり。
そういえば横断幕も作りました。一字一句、すべてステージから読み上げてくれました。最後は片隅に書いていた「みづは」の文字を見つけて
「みづは?(ってなに?)」。もう感動とか感激とかいう生やさしいものではありませんでした。一月ほどは完全に舞い上がっていました。今思い返しても胸が高鳴ります。
そんな思いをも引きずりながら、南足柄で図らずも最後の「情炎コンサート」を見届けることになりました。感慨深いものがあります。
そしていよいよ今度の新潟から「胎動シリーズコンサート」の開幕です。どのような趣向で私たちファンを楽しませてくれるのでしょうか。
1部のメインは美空ひばりさんの歌と、やはりハウンドドックでしょうか。そして2部では心中天の網島「小春」と「赤垣源蔵」でしょうね。間に「恋日和」と「恋暦」を入れて頂けるともう最高なのですが。
次回12月10日の「島田コンサート」が楽しみです。
