年明け早々の祝詞もどこへやら、暗いニュースに見舞われています。
大きな地震災害と飛行機事故が連続して起きてしまいました。どちらも気をつけようのない出来事です。
地震
日本列島、この小さな島々が地球という生きている星の営みに翻弄されているかのようにいとも簡単に揺れ動きます。
そんな時、人間の生きる力は一たまりもなく打ち砕かれて、、、。
もちろんこれまでも阪神淡路や東日本の大きな試練からも立ち上がり這い上がることもできた強さもあるとはいえ、
その陰にはとてつもなく大きな犠牲も被った上での立ち直りでした。人間って強いようで弱く、また弱いようで
強いものですね。
被害に遇われた方は今は心の底から打ちひしがれているでしょうが、どうか頑張っていただきたいものです。そして
私たち今被害に遇っていない者も明日は我が身と心得てできうる限りの支援をしていきたいものです。
飛行機事故
海保機がなぜ滑走路に入ってしまったのか。管制官はなぜその事に気づけなかったのか。ヒューマンエラーは減らす
ことはできても無くすることはできないものなのか。超過密空港といわれる羽田空港でこれまでそのような事故もなく
日常業務として安全運航がなされていたのにどうしてこのような事故が起きてしまったのでしょうか。実際はこれまで
事故がなかったとは言うもののそれは偶然で、現実には薄氷を踏む思いのような際どい運行状況だったとすれば
いつまたこのような事故が起きないとも限りません。一日も早い原因究明とそれに対する対策をお願いしたいものです。
海保機の亡くなられた乗員の方々は、今回の能登半島地震の救援物資を届けるための任務中だったと聞くにつけ本当に
いたたまれない気持ちです。被災地の方にとっても、また乗員のご家族や関係者の方にとっても、悲しみと苦しみが
重なり合ってしまいました。
どうかせめて残されたこの一年、これ以上の悲しい事故や出来事が起きないように祈るばかりです。