「島津亜矢」に魅せられて

大ファンの島津亜矢さんのことを中心に、日頃思うことなどを

塩尻に行ってきました(2)

2005-08-28 23:40:01 | Weblog
いよいよ開演です。近くの人たちに冷やかされながら黄色い亜矢半纏を着込みました。今夜は半纏まで着ている応援隊は私たちだけのようです。横一列の4人、亜矢ちゃんからもよく見えるはずです。
このレザンホールは、先日の愛知万博EXPOドームよりかなり小さめですので掛け声もよく通ります。
その掛け声、最初は私たちだけが「亜矢ちゃ~ん!」の掛け声を飛ばすのかなと思っていましたが、最初の歌手の時から掛け声が飛びっぱなしでした。亜矢ちゃんの出番の時にはもちろんそれに加えて私たちも負けじと大きな声を出しましたから、出場歌手の中では一番掛け声が多くなりました。嬉しかったですねえ。
そして何よりも嬉しかったのは、歌手がステージに一同に会したとき、亜矢ちゃんは私共の方を向いてさりげなく会釈し、小さく手を振って下さった事です。
ここは亜矢ちゃんのコンサート会場ではないので、大っぴらに会釈や手を振るわけには行きません。それが礼儀です。しかしそのさりげなさの中にも亜矢ちゃんの私共へのお礼の気持ちが充分に伝わってきました。

行きも帰りも当初心配した台風の影響は殆どなく、楽しい嬉しい「BS日本のうた」in 塩尻の収録参加となりました。

塩尻に行ってきました(1)

2005-08-28 23:36:45 | Weblog

8月25日、台風11号が接近中にもかかわらず塩尻まで行ってきました。もちろん目的は「BS日本のうた」in 塩尻に出演する島津亜矢さんの応援の為です。
豊田から参加のAさんと合流し、一路信州へ。第一の目的地は松本です。ここで富山から参加のKさんご夫妻と落ち合う予定になっています。Kさんも富山から飛騨を通り、平湯、安房峠、上高地を抜けて松本に通ずる山間ルートを走破してきました。台風による土砂崩れを心配しながらも亜矢ちゃんに会いたい一途な思いを胸に抱いて、「行けるところまで行く」という精神でやってきました。
「BS日本のうた」の開場は午後6時ということで、それまで松本あたりの散策をしようというのも今回の楽しい予定の一つです。
信州名物の「蕎麦」と「馬刺し」で腹ごしらえした後、国宝松本城を見学です。天守閣の柱も梁も素晴らしい材木が使われています。庭園もよく整備されていて絵のようです。
その後、梓川沿いの高台にある温泉でひとっ風呂を浴びることに・・・。露天風呂つきの天然温泉です。ロビーは大きなガラス張りで超ワイドビュー、松本市街が一望できます。標高700m(?)の高原の露天風呂、爽やかな気分を満喫しました。

午後4時過ぎに塩尻の会場「レザンホール」に到着、既に長い列が出来ています。早速最後尾に並んで、近くに並んでいる地元の奥様連中と「演歌談議」です。どうも氷川キヨシ君のファンのようです。今日は氷川君は出ていませんが、やはりこの年代は演歌がすきなんですねえ。どこを見渡してもオジサンオバサンばっかりです。もちろん私たちも・・・。 (^^)

捨てる神あれば

2005-08-17 11:33:57 | Weblog
世の中、「捨てる神あれば拾う神あり」とはよく言ったものです。
往復ハガキ20枚出して全滅だったNHK「BS日本のうた」塩尻の入場券が、さる方のご厚志により手に入ることになりました。ほとんど諦めていただけに、小躍りしたいくらいに嬉しいです。やはり「持つべきものは友」です。本当に有り難いことです。
これでまた自分の「日頃の行い」にも少し自信が持てます。お盆に故郷に帰ってお墓参りをしてきたことも良かったのでしょうか。

今頃亜矢ちゃんは何をしているんでしょうねえ。沖縄かハワイの海ではしゃいでいるでしょうか。それとも北の方の涼しい高原にでも行って避暑をしているのでしょうか。万博にもこられたのでしょうか。
はたまた、秋のリサイタルに向けて打合せやら踊りとか芝居の稽古に取りかかりつつある頃でしょうか。気になる今日この頃です。

8月15日といえば

2005-08-15 17:19:41 | Weblog
今日は8月15日、第二次世界大戦終戦記念日です。60年前の今日、日本は全面降伏し、戦争は終結しました。しかしその後も、戦いが終わったというだけで戦争の犠牲になった多くの国民や外国人にはその傷跡は消えることなく今日まで続いてきました。
戦犯がどうこうと言うきな臭い話とは別に、この60年間あのような不幸な出来事が起きなくてよかったと思います。今日の「全国戦没者追悼式」でもその反省と不戦の誓いが天皇陛下や首相から述べられています。良い事だと思います。

ただ、政府主催のこの「全国戦没者追悼式」を行って戦争で亡くなった方を追悼し、全国民で誓いを新たにするために黙祷までしておきながら、何故更に靖国神社に参拝することにこだわるのか私にはよく分からない。かつての国民は全て靖国に奉られる事がそんなに名誉なことだと考えていたのでしょうか?政府主催の追悼式ごときでは戦没者の御霊は満足できないと考えているのでしょうか。

少なくとも外国人、特に韓国・朝鮮や中国、アジアの方たちにとっては、「靖国」はかつての軍国主義・日本の象徴的なものとして捉えられているのではないのでしょうか。そのあたりをクリアできていないまま、現在の為政者が無神経に「靖国参拝」を行うことに神経を尖らせているのだと思いますが・・・。

内政干渉がどうのと息巻く前に、もう少し相手の立場に立ったものの考え方をすべきでしょう。

既成概念、既得権益 その3

2005-08-11 15:16:38 | Weblog
NHKの「紅白歌合戦」は2部制にしたほうが良いのではないかと思います。
POPSとかロック・アイドル系の歌と、演歌・歌謡曲はそれぞれファン層がかなりはっきり分かれているように思います。
司会者も審査員も観客も1部と2部で全て入れ替えて、全く別のものとして開催してはどうでしょうか。会場の都合があるのなら日も変えて、30日と31日に分けてもいいと思います。どちらがどちらでもかまいません。
今は「ゴッタ煮」状態で、全くまとまり感のない物になってしまっています。これではそれぞれのファン層ともに満足できていないのではないでしょうか。

時代はというか、社会はどんどん多様化しているため、「紅白歌合戦」という枠の中に日本中の歌をひとまとめにすると言うことがいかに無理なことであるか、このところの視聴率低迷は全てのファン層に満足してもらおうとして、全てのファンが満足していないことが大きな原因ではないのでしょうか。
その上にアトラクションなどが年々賑やかにそして派手になり、とても歌をじっくり聴いて楽しむ雰囲気ではないように思います。名前のように「歌合戦」と言えるような真剣勝負になっているのでしょうか。真剣勝負でないならないでもかまわないけれども、歌番組だかただのバラエティーだか分からないのでは「歌合戦」という名前など付けるべきじゃない。
どうも私の感じるところ、「年末にみんなでワイワイガヤガヤお祭り騒ぎをしようや」みたいなコンセプトのように見えます。

歳のせいか、昔の「紅白歌合戦」が懐かしく感じられます。今後、団塊の世代が一斉に高齢者の仲間入りし、仕事から離れた後そのニーズの一部が演歌・歌謡曲に向かうとすると、これを無視した番組作りでは成り立たないはずだと考えていますが、如何でしょうか。
今までの既成概念に囚われることなく、演歌すなわち「J-NEW SOUL」を重視する番組内容、番組編成をお願いしたいものです。

既成概念、既得権益 その2

2005-08-11 15:14:00 | Weblog
それと同じことが歌謡界でも言えると思います。歌謡界の裏側を深く知っているわけではありませんが、歌謡界も「既成概念」と「既得権益」という古い慣習でがんじがらめです。私は亜矢ちゃんの大ファンですから余計そう感じますが、「島津亜矢を知らずして歌謡界を語るなかれ」と思うくらいです。そのくらい彼女の歌にはまっています。一度でいい、あの歌を聴いてほしい。今までの「へなへな演歌」の度肝を抜く唄いっぷりです。演歌を称して「J-NEW SOUL」と言った方がいますが、彼女の歌はまったくSOULそのものだと思います。魂を揺さぶります。心の奥底に潜む琴線に触れるのではなく、揺さぶりかきむしるほどです。

しかしこれだけの歌を歌う「島津亜矢」がいまだ年末恒例の紅白歌合戦には一度出たきりですし、あらゆる賞からも見放された状態です。大きなヒットがないと言えばそれまでですが、このまま埋もれて一部の熱烈ファンだけの自己満足の対象にしておくのは勿体なすぎます。とにかく今までの演歌歌手とは全く違った、と言うよりそれらを突き抜ける才能の持ち主です。

それだけの実力を持ち合わせる彼女が紅白に出られないという現状は、世の中の閉塞感と相通ずるものがあります。紅白自体がそれほどステータスな地位の物ではなくなりつつありますが、いまだ一部の歌手とそのファンの間では昔の夢を捨てきれなくて、紅白を神格化しているようです。かく言う島津亜矢さんのサイドでもそのような傾向があります。私は今のままでは紅白など見る気もしませんが、これもこの辺で大改革する時期に来ているのではないでしょうか。

既成概念、既得権益 その1

2005-08-11 15:12:09 | Weblog
世の中「既成概念」とか「前例」とか「既得権益」が蔓延しているのではないでしょうか。
たとえば今の日本の政治体制は50年以上続いた一党支配(最近は一党では無理のようですが)体制が疲弊しています。政官業の癒着、警察の裏金作りや外務省のワイン駆け込み購入などに代表される税金の無駄遣い、役人の天下り等、もう世の中ドロドロです。
まあ「その国の政治のレベルは国民のレベル以上にはなり得ない」と言いますから、日本国民の多くがそのような体制を望んだ結果と言えばそれまでですが・・・。
しかしこの閉塞感を何とかするべき時期が来ています。

郵政民営化もいい例だと思います。民営化はした方がいいのでしょうが、いかにも説明不足。独善的な考えと旧態依然とした連中との喧嘩だけで世の中良くなりません。ここらで一丁ガラガラポンをして一度体制を変えてみてもいい。緊張感のない政治体制が生んだ悪弊を一度吹き飛ばすべきでしょう。

曖昧模糊

2005-08-04 22:17:50 | Weblog
もう一度NHKの「紅白歌合戦」について。
戦後60年の思い出の曲を600曲の中からアンケートを募って、それを「紅白」の企画立案の参考にするということです。
NHKさん曰く、「結果はすべて公表し、このデータをことしの紅白の大きな柱にして、みなさんに楽しんでいただける構成・演出を検討します。」

「紅白」の時間枠の中にはたしてこの600曲の中から何曲入れるつもりでしょうか。全てをこの中から選んで歌わせるつもりでしょうか? それとも3組6曲位を選んで、現役歌手の持ち歌はその歌手が歌い、故人又は引退された歌手の歌を代役の歌手が歌うのでしょうか? いわゆる「紅白」の中のアトラクション的な1コーナーとして入れ込むような・・・。

全く曖昧模糊としたアンケート募集要項です。
そして、投票用紙は手書きであれば一人で何枚出してもよいそうですし、携帯やメールでも応募できるらしいです。100万通の応募を見込んでいるようです。

若者が携帯やメールでどんどん応募すれば何十万通も集まる歌も出てくるのでしょうね。それに比べて昔の、失礼「懐かしのメロディー」の数々は一人10通1000人が同じ曲に投票してもたかが10,000通にしかなりません。「結果のすべてを公表」するのですから、得票数を無視した選曲もできないのではないでしょうか。

そうなると「懐かしのメロディー」など、片隅に追いやられてしまいかねません。何か目新しい基準をお考えでしょうか。

何はともあれ、亜矢ちゃんが出るときには今年はやはり「大器晩成」で選ばれたいものです。アトラクションコーナーあたりでお茶を濁したような出場はどうも・・・。
まあ、選んで頂ければ文句を言う筋合いのものでもなく、喜んで「紅白」を見させて頂きますが。 

『戦後』も還暦を迎えました

2005-08-03 17:27:46 | Weblog
今年はNHKさんも「紅白」に対して新機軸を打ち出されました。
終戦から数えて60年、『戦後』も還暦を迎えたというわけですね。戦後60年の総決算というわけでしょうか。
戦後の混乱期に生まれたいわゆる「団塊の世代」の私どもの歩んできた道そのものです。その来し方を振り返ってみますと、様々なことがありました。子守歌代わりに聞いたバタヤン(田端義夫さん)はじめ懐かしの歌手の皆さんの歌があり、またガキの頃には、田舎者の私は三橋美智也さんや春日八郎さんの郷愁あふれる歌に違和感なく溶け込んでいました。思い返せばキリがありません。

それらの中から選ばれた600曲はどれもこれも名曲ばかりです。極端に言えば全てが聴きたい曲、歌いたい歌です。
今年の「紅白」ではこれらの中から一体何曲取り上げようと言うのでしょうか。紅白の中で歌われる全てがこの中からのリクエストで決まると言うことはとうてい考えられません。
今年流行った歌も当然採用されるでしょうし、現在活躍中のいわゆるビッグネームといわれる歌手の方達はご自分の代表曲かもしくは最新曲を歌われるのでしょう。

そこに果たして亜矢ちゃんの出番はあるのか。自分の持ち歌で出場するのではなく、そのようないわゆるアトラクションコーナーでの出場が果たして喜ばしいかどうかは別にして、リクエストで上位に来た曲が果たして『島津亜矢』でなければ歌えないと言うことがあるのか。そこが問題です。

私どものような熱心なファンから見れば、亜矢ちゃんはどの曲を歌っても歌いこなせるでしょう。ファンの耳で聞くと完璧に歌いこなしています。
しかしファン以外の方から見た場合はどうでしょう。何が何でも「島津亜矢」でなければ歌えない歌というのはあるでしょうか。

この歌を亜矢ちゃんに歌ってほしいという願望は当然あります。しかし曲目を選んだからと言って亜矢ちゃんが歌えるかどうかは全く分かりません。
それらを考えると、今回もあまり入れ込みすぎて騒ぐのもどうかと思っています。

心を込めて、役になりきる-2

2005-08-01 22:39:57 | Weblog
歌手の皆さんは、今から歌おうとしている歌に対する集中度はどのように高めているのでしょうか。どの歌手の皆さんもステージに上がるときは相当の緊張感があると仰っています。ベテランでさえ手足が震えるとも言われています。

プロの技には素人の及ばない域がありますから簡単に計り知ることはできませんが、袖からステージに飛び出すまで、または幕が上がるまでの極限の緊張状態のエネルギーを、上手く歌に、踊りに、そしてあのにこやかな表情に乗せ換えるのですから見事なものです。

殊に、島津亜矢という歌手は、セリフ入りの歌や歌謡浪曲などでは、そこに登場する人物の役柄になりきって歌い、演じ切ります。そのあたりは私がかつて子供の頃に聞いた浪曲師の技と相通ずるところがあると思っています。まさに全身全霊を打ち込んでの迫真の演技を見せ付けられます。

この演技力、最初に亜矢ちゃんを観た時に殆どの方は心の底というより魂を揺さぶられる思いがするのではないでしょうか。
もちろん演歌系の歌の好き嫌いや年代にもよりますから、全ての人がというつもりはありませんが、少しでもその様な素地をお持ちの方なら一遍ではまってしまうと思います。

世の中にはクサイ芝居や台詞回しは沢山ありますが、こと亜矢ちゃんの演技と歌に関しては、演じる者の心がこもっている分、観る者の心をも大きく揺さぶります。

役になりきる演技、惚れ惚れします。