藤沢の龍口寺前から腰越にかけ、江ノ電が県道を走る区間があります。
腰越を発車 した電車は、暫し路上を走り、龍口寺前交差点(江ノ電もなかで有名な、扇屋さん前)を過ぎると、
専用軌道に戻り、江ノ島駅へ。単線なので、江ノ島からの電車も同じ線路を通ります。
ここの部分に俗に言う、『電鈴踏切(でんれいふみきり)』というものがあります。
カンカンとなる警報機(電鈴)は、江ノ島側の電柱上にあって、地上には、電光表示機が備えられています。
左の写真が電鈴を拡大したところ。照明器具は、標識を照らすためのもの。
右の写真は、向かいのもなか屋さん(下の写真)前にある、カーブミラー。江ノ島方面から出てきた電車の
運転士が、これで安全確認します。
江ノ電もなかを製造する、扇屋さん。江ノ島方面から腰越へ向かう電車の真正面にあります。
(江ノ島方から腰越方面に走る江ノ電の運転士さんにはこうみえるはず)
江ノ電で廃車になった651の正面が、店に据付られていることが有名ですね。他にもパンタグラフや、
駅名標、そして転徹機のテコなど、珍品が一杯。一見の価値あり。
動画も是非ご覧下さい!
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江ノ電の4両編成、(1502F+10F)が併用軌道を走ってきます。
電鈴が鳴り響き、法を守る軽は、ちゃんと止まります。
二人 連れの女性たちも、電車を待ちます。安心して通過する江ノ電。
良かったね!
(補足)
先頭を行く1502Fは、10月14日、京都の「嵐電」との姉妹提携を記念し、「嵐電号」になり、
現在は嵐電カラーを纏っています。ご参考まで。