みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

金星の太陽面通過

2012年06月06日 | 写真~風景・植物
 昨年の皆既月食、今年の金環日食(部分は見られたけど)、先日の部分月食も天候が悪くて見えず・・・。本日の金星の太陽面通過も・・・生憎のお天気・・・

 今日もダメか~と思っていると、12時ころ太陽が出てきました!!!

 先日、金環日食の観察に用意しておいたグラスを使って見ると、肉眼でも分かります!そしてこのグラスを使って(笑)撮ってみました。専用フィルターではないし、コンデジではないのでうまく撮れていませんが(苦笑)ちょうど2時くらいの位置に金星があるのですが・・・これだと分からないですよねぇ

 肉眼でも見えましたし、「そこに金星があるんだ!」という記録ということで(笑)

『武士の家計簿』 (DVD)

2012年06月05日 | 映画(DVD含む)
 さて、またまた堺雅人主演作品を借りてきました。

【あらすじ】武士の家計簿 - goo 映画より引用。
会計処理の専門家、御算用者として代々加賀藩の財政に携わってきた猪山家八代目・直之は、家業のそろばんの腕を磨き、才能を買われて出世する。江戸時代後期、加賀藩も例にもれず財政状況は逼迫していた。加えて武家社会では出世するにつれ出費も増え続けるという構造的な問題があった。猪山家の家計が窮地にあることを知った直之は、家財道具を処分し借金の返済にあてることを決断、家族全員で倹約生活を行うことにする。


 原作は話題になりましたね、読んでませんが^^;。映画の原作が、小説ではなく、実際に残っている武家の家計簿がテーマの教養新書というのが驚きです。途中で、「これはイマイチかな~」と思いましたが、幕末の騒乱も淡々としていて地味でしたが、代々のそろばん侍一族というテーマが絞られていたのは、面白かったです。

 「武士は食わねど高楊枝」なんて言葉もありますが、猪山家にとって・・・いや、堺雅人演じる直之にとってはその言葉は関係ないかもしれませんね。次々と、いろいろな家財道具(お宝も含め)を処分してはいても、実直ですし、息子にも算用方として厳しく教育しているし、もちろん持つべきプライドはしっかり持っています。この猪山家だけではなく、武家が家財道具を売り払うということは、結構あったといわれていますし、私も華美なものは好まないし質素倹約は大事というのも分かりますが、いくらなんでもやりすぎだろ~と思うところもありました。特に鯛(笑)でも、「鯛じゃ!鯛じゃ!」とこどもをおんぶしている堺さんは素敵です!息子の元服の時に着た友禅の着物を売りたくないお母さん(松坂慶子)の気持ちは、母にはなっていませんが、気持ちはよーく分かります。やはり着物ってその時その時の思い入れというものも受け継ぐものだと思っていますので・・・。それゆえ、あのお母さんが亡くなる直前のエピソードはうるっときました。

 途中は少しだれてしまいましたが、チャンバラがない、こんなサムライ映画もたまにはいいと思いました。

 そして、やはり堺雅人は「笑顔で喜怒哀楽を表現する男」だな~と思いました。厳しくお説教をしても、なんとなく笑顔に見えるけど、怖い笑顔というか(笑)あ、でも基本的にあの優しそうな笑顔は好きなんですけどね

板妻駐屯地創立50周年記念行事~おまけ

2012年06月04日 | 自衛隊イベント
 昨日(3日)、板妻駐屯地記念行事に行ってきましが、私は・・・このような装備品を発見してしまった。

 防衛省が極秘裏にモビルスーツを開発し、しかもそれが板妻駐屯地に配備されていたとは驚いた!!!!しかし・・・腕がまるで人間のそれのようだ。「やきとり 70円」という文字も書いてあるが、3中隊とも書いてあるのでやはりこちらの部隊に所属しているようだ。時折、上官らしき自衛官に敬礼をしている。カメラを向けたら、私にも敬礼をしてくれた。そして、非常に人間ぽい動きをしている。一体これはどんな兵器なんだ!!!!

ネタとして読んでくださいね

 


 焼き鳥の模擬店の宣伝をしているザクさんでした。まあ、色的に連邦軍のモビルスーツではなく、あえて「ザク」にしたのでしょうかね?(いや・・・このお兄さんが単にザクファンかもしれないけど・笑)まあ、本当の台詞はザクではなく「カス」ですがね。(何か違うな~とずっと思っていましたが、「カス」と思い出しスッキリ!笑)

 ちなみに焼き鳥は買ってしまいました(笑)



 厚生センター内の床屋さんのチラシ。「シンプルボウズ」とありました。シンプルでないボウズもあるんでしょうかね?!(笑)どうやら高機動車の体験試乗もあったようですが、今回は早々と帰宅しました。近隣駐屯地の記念行事は、あと一つあるので、また出かけたいです!

部分・・月食なのか?!

2012年06月04日 | 写真~風景・植物
 今日は部分月食が観察できるということでした。先日の金環日食もダメだったワタクシ・・・見る気満々でしたが・・・


 はい、曇りでした

 しかし、食の最大時の時間帯も全く見えなかったので、諦めていたのですが、20時半ころに空を見上げたら、光っている雲が・・・。最初は何かの光で光って見えるのかな?と思っていたのですけど・・・月っぽい・・・。月というか雲越しに月明かりが見えたという感じです。なんとな~く、欠けているっぽい・・・・。昨年の皆既月食も全く見えなかったので、まあ、これでよしとしておきましょうか。

板妻駐屯地創立50周年記念行事

2012年06月03日 | 自衛隊イベント
 今日は、某国人工衛星のために延期になった板妻駐屯地のお祭りに行ってきました!今日の天気予報はイマイチでしたので、昨夜の段階では半分は行くつもりはなかったのですが、朝起きたら晴れ。この分なら御殿場でも小雨程度だし、行ってみるだけ行ってみようということで家を出発。御殿場駅に着いたら、ちょうど雨があがったばかりといった感じでした。現地でも雨に降られることはなかったので、ラッキー!

 模擬店やPXなどを見て巡ってから、10時から行われた式典、観閲行進、模擬戦闘等を見学。ちょっと高くなっているところからグラウンドを見下ろすような感じで見学していました。見やすいといえば見やすいのですが、遠かったので、あまり良い写真はありません。うーん・・・もうちょっと良いカメラが欲しいなぁ(笑)



 まずは駐屯地司令と来賓の地元選出の代議士さんたちが入場。駒門では来賓の方たちは最初から席にいたので、こういうこともあるんだ~と思いました。ちなみに2台目に乗っている方は細野環境大臣です。



 観閲行進は、私のいた場所からはテントの都合であまり見えませんでした式典から行進への準備のために、走っていく姿がかっこよかったな~車両の行進ではなく、普通科の隊員さんたちの行進なので、曲は「抜刀隊」です。新隊員の行進もあり、思わず姉のような母のような・・・そんな気持ちで拍手してしまいましたあと、赤い旗を振って合図を送っている人が気になりました。あと、迷彩も、集団でいると、「緑の群れ」になって本当に分かりませんね。

 

 高等工科学校(旧・少年工科学校)の生徒会によるドリル展示です。日々勉学と訓練に励んでいる、世間一般でいうと高校生と同じ年齢の彼ら。そんな彼らの演技はとても凛々しいですね!がんばってほしいです
! 
 ドリル演奏の次は模擬戦闘です!アナウンスによると、ヘリコプター(UH-1)の飛行も予定していたとのことですが、天候の都合で中止になりました。このときは雨が止んでいましたけど・・・仕方ないですね。こちらは、全体的にはよく見えたのですが、ちょっと遠かったので、あまり良い写真は写せませんでした。
 


 バイクによる偵察があり、市街地戦闘です。分かりやすいように、フェンスが建物という設定です。ナイフを持った敵役と格闘の末、遠くにいたスナイパーによって撃たれました。(もちろんフリですよ、フリ・・・)



 お次は特科火力、74式戦車も加わり、敵装甲車への攻撃を行います。間近での砲撃は、空砲といえども、ものすごい迫力でした~!ここ板妻は普通科メインの駐屯地です。今までお邪魔した駒門は戦車や高射特科がメイン、滝ヶ原も普通科メインとはいえ、戦車や装甲車の戦闘がメインでした。なので、普通科メインの模擬戦闘も、私にとっては新鮮でした。

 その後は、模擬店で買ったものを食べたり、資料館を見学しました。資料館は想像していたよりもかなり充実していて勉強になりました。

 おまけ編もアップ予定です!

腰という字

2012年06月02日 | 雑感~ひとりごと
 体のどの部分であっても、怪我をしたりするとその部分の重要性を痛感するのですが、腰を痛めると、腰だけでなくほかのところにも影響があります。文字通り、体の要ですよね。

 そう、こんな記事を書くくらいなので、今週はその体の要の重要性をひしひしと感じる一週間でした

 えーと・・・先週日曜夜にぎっくり腰になりました

 いや~・・・最初は「?」というだけで痛みはなかったけど、その瞬間、私の神経が何か言ったような気がしました(苦笑)

 湿布と腰痛ベルト(初めてつけた)で過ごした結果、昨日から湿布なしで、外出時のみベルトになりました。腰が痛いといっても、姿勢をよくして歩いたり座っていたりする分には平気なのです。一番辛いのは寝るとき、寝ているとき、起き上がるとき。get up(wake upではなく)するのが辛い。あと、着替え(ズボン)もきますね(苦笑)あと、くしゃみや笑うのもきついですね(苦笑)

 まあ、今はだいぶよくなって、ほとんど痛みは感じず、犬の散歩もフルコースできるようになりましたでも、「クセになるから気をつけてくださいね!」とよく言われたので、今後は姿勢や重いものを持つときの体勢にも気をつけ、予防の体操なんかもしようと思っています。でも・・・くしゃみでぎっくり腰になることもあるそうです・・・。

 皆さんも油断せず気をつけてくださいませ

『日輪の遺産』 (DVD)

2012年06月02日 | 映画(DVD含む)
 浅田次郎原作は未読ですが、浅田さんの作品は好きなのでまずは映像の方を見てみました。未読ですが・・・原作文庫本は買っていたのも忘れていた存在の積読本でした・・・(しかもダンボールの中から先日発見したよ!

【あらすじ】日輪の遺産 - goo 映画より引用。
終戦間近の昭和20年8月10日。帝国陸軍の真柴少佐は、阿南陸軍大臣ら軍トップに呼集され、ある重大な密命を帯びる。山下将軍が奪取した900億円(現在の貨幣価値で約200兆円)ものマッカーサーの財宝を、秘密裡に陸軍工場へ移送し隠匿せよ……。その財宝は、敗戦を悟った阿南らが祖国復興を託した軍資金であった。真柴は、小泉中尉、望月曹長と共に極秘任務を遂行。勤労動員として20名の少女たちが呼集される。御国のため、それとは知らず財宝隠しに加担するが、任務の終わりが見えた頃、上層部は彼女らに非情きわまる命令を下す。果たして少女たちの運命は?そして財宝の行方は…?

 いかにも浅田次郎な、いやらしくないお涙頂戴ものでもあり、そして日本人として色々考えさせられました。勤労奉仕をしているあの女学生たちは、恐らく私の祖母と同じくらいでもあるのかな・・・と思うとフィクションとはいえ胸が痛くなります。戦闘シーンなどはない戦争モノですが、そんなシーンなんかはない・・静かだけれど熱く、そして悲しい、物語でした。基本的には私はこの手のお涙頂戴戦争ものって好きではありません。さらにいかにも日本“だけ”が悪者であるかのような描き方の反戦ものも・・・(もちろん戦争を賛美するわけでもないですし、悲惨なことは二度とあってはいけないと思っていますよ)けど、そこは浅田さんなので、そういう点では、彼の経歴からしても(もしかしたらツッコミどころもあるかもしれませんが)安心して(?)見ることができました。

 マッカーサーの隠し財宝ではなく、本土決戦のための兵器を隠すということを純真に信じて勤労していた少女たち。そして、彼女たちの先生。3人の軍人。これを見たのが、学生だったら完全に女学生目線で見ているのでしょうけれど、もう少し年齢を重ねた今、時代背景が違うし、現代人の割には古いタイプと言われますがそれでも現代人なので、完全にはその当時の方たちのことや心情は分かりませんが・・・もし私がこの立場ならどうするか?ということも考えながら見ていました。
 自分がもし・・という立場を一番考えたのは、少女たちではなく先生のこと。少女たちが自らの意思で自決を決意してしまい・・小泉中尉のかばんの中にあった青酸カリを奪い決行してしまった。異変を感じ、探し出して・・・最悪の結果になり、自分の目の前で苦しむ生徒を「楽にしてあげてほしい」と頼む・・・・「先生は生徒を引率しなくてはいけませんから」という言葉、最期まで生徒思いの先生の言動に号泣してしまった・・・。

 そして「七生報国」すなわち「七たび人と生まれて、逆賊を滅ぼし、国に報いん」という意味の鉢巻をし、その言葉通り死しても守り抜いた彼女たち・・・・。欲をいうと、彼女たちがあのような行動をとった心情や過程をもっと描いてほしかったです。しかし、この話はフィクションであれ、当時大勢いたであろうあのような少女たちの純真な気持ち、すなわち現代の私たちへの思いを無駄にしてはいけませんね。

 私はどのような理由であれ、自分で命を絶つようなことはあってはならないと思っている。生き残ったのならば、苦しいかもしれないけれど、死んだ人を弔うことも大事・・・でも、自分も先生の立場なら同じことを選ぶかもしれないと思ってしまいました・・。責任・・・ということもあるかもしれませんが、自ら決意してあのようなことをした彼女たちを死んでも守ってあげたい・・・と思うから・・・・。
 
 日本軍は負けましたが、それでも、日本は滅びない・・・と信じて行動してきた約67年前の日本人たち・・・。今は一応平和ですし、ずっと平和であってほしいと思いますが・・・。戦争ではない状態でも、今の日本はどうなんだろうか・・・と感じてしまいました。
 『壬生義士伝』も原作よりも先に映画を見て、映画がよかったので、原作を読んだのですが、原作のほうがもっとよかったので・・・これもそのパターンかもしれませんので、何年越し(ていうかいつ買ったんだ?!)に積読になっている原作を読もうと思います。あと、当時のことを生き残った人間が回想、残った少女を“守る男”というのも・・・『壬生義士伝』と同じだな~と

 そして、役者陣も皆さん熱くてよかった!主役の堺雅人は相変わらず笑顔がアレですが、作戦に苦悩し・・・そして決めるところは決めるところがカッコイイ。(私・・この人は怒っている?と思っているくらいの顔つきのほうが好きです・笑)福士クンも、熱くてよかったし(ただ彼の役は日本のために意地でも生きてほしかったけど)、獅童もこの手の男らしい軍人役が似合うし、かっこいいです。ユースケは本業が何か私は分からないのですが(笑)・・・意外によくて泣かされました。そして、20人の少女たち・・・あの子は見たことあると思ったら、森迫えいちゃんなのね!

 ただ・・・現代パートが・・・残念ながら、最後の最後で萎えてしまいました。おばあちゃん(八千草さん・・本当に可愛らしい女性ですよね♪)には見えてもいいと思いますけど・・・・・・・・・・孫とその婿には見えなくてもいいだろうと!!!

 そういえば、『永遠の0(ゼロ)』も映画化になりますねー。うーーん・・期待しないでおきます(苦笑)・・あの元になったのかなと思われる実話を知ってしまうと、そっちを映画化してほしいと思うのですが、それよりも『ジパング』あたりを実写映画化には、ええ、無理でしょうね・・・まあ私もアニメしか見てないんだけど