古代蓮の大賀蓮

　記事のタイトルが一見某アニメの主人公の名前みたいですが、古代の蓮（ハス）です。千葉県の遺跡で、2000年前の地層から発掘された蓮の実から発芽・開花させた蓮を千葉県から譲り受けたものが近くの文化財展示場にあるということで、見に行ってきました。ちなみに、このハスの発芽に成功させた大賀博士にちなみ、「大賀ハス」と命名されたとのことです。先日、所用ついでにここの施設に出かけたら、「蓮が咲いています」と張り紙がしてあったので、見に行ったら、その時は咲いていなくて・・・今日も立ち寄ったらいくつか咲いていました。でも、台風で、ちょっとだめになってしまったそうですが、咲いている蓮を見ることができました。



　写真を撮っていたら、職員の方がいろいろと教えてくれました。朝来るともっと綺麗に咲いたものが見られるらしいです。また様子を見に行こうと思います！



　葉に集まった雨粒（これはもう粒とは呼べないかもしれませんが）が素敵です。



　そして、職員の方から、「希望者には苗（？）を渡しているけれどいかがですか？」と言われ、手入れも楽だということで（笑）ご厚意に甘えて頂いてしまいました。さて、どうやって育てましょうかね。それにしても、千葉の遺跡から発掘された３粒のうち、発芽に成功した一粒から、増やしていったのでしょうが・・・弥生時代から２千年の時を経て、現代に甦った蓮が、我が家にも・・・と思うとロマンがありますね。