みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

『日本のおしゃれ 帯留 池田重子コレクション』

2007年05月23日 | 本・マンガ
 はななさんのブログでこの本の記事のことを知り、興味を持ちました。先日、図書館でたまたま見つけて借りてきました。池田重子さんはアンティーク着物コレクションで有名な方で、お店もあります。私は知人に勧められ、数年前に池田重子コレクション展を見に行き池田さんのことを知りました。その時は着物や帯はもちろん、襦袢や八掛などの小物の美しさに目が止まりました。この本は池田さんの「帯留」コレクションを紹介しています。

 私は着物を着るときは帯留はしないのですが、この本を読んで興味を持ちました。(祖母があまり帯留しないから、しないのかも・・・。)
 帯留でもいろいろ種類があり、象牙のもの、彫金、木彫りはもちろんアールヌーヴォーのものなど帯留だけでも美術論が語れそうですね。この本には材質(加工技術)ごとに解説文もあり、いろいろなことを知ることができました。

 表紙の能面も写真で見ると本物の能面みたいです。でもこれ小さいサイズなんですよね。いかに完成度が高いか実物を見なくても分かるというか・・・実物を見たいですね。他にもおしゃれなものがたくさん。でも小物までおしゃれにつかってこそ着物通なんでしょうね。私も今度から帯留使ってみようかしら。私の知人で箸置きを帯留にしてしまうような方がいらっしゃいます。これが意外となるほどと思ってしまいます。着物は奥が深いですね。

『ブラック・ジャック 劇場版』 (DVD)

2007年05月23日 | 映画(DVD含む)
 96年に公開された劇場版ブラック・ジャックです。キャラデザインが最近のアニメ版とは違いますし、ストーリーも大人向けでしょうか。でもBJ=大塚明夫、ピノコ=水谷優子という組み合わせはこの映画版やOVAからずっと変わらず続いていたっていうのがすごいですね。私はこれも当時高校で気になってはいたんですが、見には行かなかったんですよね・・・・。あとOVAも見たことないからまた借りてこようと思っています。

 オリンピックで次々と驚異的記録を出したり、芸術面でもものすごい力を出す「超人類」と謎の病気と、自分が手術した少女の突然死との関係にBJが関わっていくというストーリー。
 記録を出したいという人間の欲望というものは当然だけど恐ろしくもある・・・ということを思いました。超人類と脳内麻薬エンドロフィンとウイルスとの関係を探る展開が面白かったです。テレビアニメ版よりグロテスクなところはありますが(アニメに比べれば・・・の程度ですが。)、その分大人な作りになっています。テレビ版はあれはあれで好きですけどね。(何度も書いていますが21は除く・・・)これは漫画の方に元になったエピソードあるのか分かりませんが、最近の原作を繋ぎ合わせて一本のエピソードに無理やり纏めた作品より、こちらの方がテーマが一つに絞ってあって、分かりやすくはありました。
 声の方ですが、大塚明夫さんと水谷優子さんの二人はもちろんですが、涼風真世さんがかなり良かったです!!

 私、キャラデザイン的にはテレビアニメ版の方が好きですね。慣れもあるのかもしれませんけれど。