

だいぶ前にDVD化されていましたが、やっと借りてきました。象使いになる為にタイに行き、そして若くして命を失った少年の実話を基にした話です。主演はカンヌ映画祭で史上最年少で優秀男優賞を受賞した柳楽優弥君です。(私はまだ『誰も知らない』は未見ですが・・・^^;。)その他には常磐貴子、高橋克実出演。
象の目はとてもかわいいなぁとこどもの頃から思っていました。動物ものはやはり“違反”だよなぁと思いながらも、しっかり泣いていました(笑)高橋さんと常磐貴子演じる哲夢(柳楽君の役)の両親が動物プロダクションを経営しているので、この映画にはもちろんたくさんの動物達が登場します。中でもチンパンジーの動きが面白くて、これなら飼ってもよいかも・・・と思いました(笑)
そして柳楽君の演技を初めて見ましたが、自然体なのにすごく上手い。学校でいじめられていたり、家族と上手くいかなかったりする不器用で繊細な感じが良いですね。象との演技は、本当の象使いの修行みたいなものだったのでしょう・・・。
ちょっとだれる箇所もありましたが、全体的には良かったと思います。でもやはり「象」たちの演技に泣かされましたが・・・

あと、劇中でいきなり武田鉄也が出てきてびっくりしました(出てくるとは思わなかったので、チャンネル変えてしまったかと思いましたよ・・・。^^;)ランディが『子象物語』に出演しているという設定で(実際もそうなのかな?)、同じ役だそうです。小学校の時に観たはずなので、とても懐かしかったです。