みやまいの「ぷりてぃ~ウーマン」プロジェクト

カッコいい女を目指した私の奮闘記だったり、つぶやきだったり、愚痴だったり・・・

子供のままのオトナたち。

2009-02-22 23:01:24 | Pretty Womanのお勧め?
不可能なこと。
それは・・・・

・・・前日アホのように飲んで、翌日に二日酔いを残さないこと・・・。

金曜日に何かの責務を負っているかのように遊び呆けた結果、
どうしようもない土曜日の朝を迎えました・・・。

本当、学んでない・・・・・。


そんな私は「大人になれてない大人」(=単なるアホ)なのだと思うのですが、
この週末は、もっとカッコいい、真性の「子供なオトナたち」を見た。
高円寺SHOW BOAT


悪いけど、説明できない。
ただ、カッコいい。

酔っ払ってライブやるような方々。
それだけを聞くと、どーしよーもないオトナなのですが、
ライブを聴くと、カッコいい。
オトコらしさ満載。
オトコが惚れるパワフルなライブ。

学生時代は周りにもこういう人が多かった気がする。
ガッツリ飲んで、ガッツリはしゃいで大騒ぎして。
勉強は比較的そっちのけで、精一杯“今を楽しむ”ってのを、
みんなやってた。

それが、卒業してから数年すると、みんな少しずつ静かになり、
常識的になり、真面目になり、
・・・・・つまらなくなっていく。

会社の歯車となることをヨシとして、好きでもないことに
勤勉に取組むことを美学と捉え、実際はその美学も全うできて
いないような人々・・・。
私はそんな方々をワンサと見てきて、残念な気持ちと
軽蔑を込めた尊敬の気持ちを抱き続けていた。

無謀さを捨てること、常識的になることが果たしてオトナになるという
ことなのだろうか?
そうならざるを得ない部分があることも分かる。
なりたくてそうなっているワケでもない人が多いのも、多分分かる。
でも・・・。

・・・・・数年前のアホさを、そんなにカンタンになくせるなんて、
淋しかったりしないか?


多分、そんな淋しさや悔しさややるせなさを日々感じてるんだろうな、私。
ナンダカンダ普通にリーマンやってる自分に対する苛立ちも含めて。


そんな心境で見る、いい意味でアホな大人たちの姿は、
すごくまぶしくて、すごくカッコよかったのだ。

彼らはカッコつけてるわけじゃない。“スカす”なんて言葉の
180度向こう側にいる感じ。

なのに、カッコいい。

・・・何言ってるか、わかんねぇだろうなぁ・・(笑)。


彼らの姿を見て、「オトナになりきれないオトナたちめ」と
蔑む人もいるかも知れない。

でも、違うんだよ。

「オトナになりきれないオトナ」と、
「子供のままのオトナ」とは。

後者は、ちゃんとオトナなのですよ。
ただ、子供のココロもちゃんとまだ持ってるの。

言ってみれば、失ったものが、普通のオトナよりも少ないってことかしら。

これって、なかなかできないことなんだと思う。
少なくとも、私の古くからの知り合いを見ている限りは(毒)。

自分が男性だったら絶対なりたい。
オトコに惚れられる、カッコいいガキなオトナに。


ともあれ、

そんなオトナたちの姿にオナカ一杯にさせていただいた翌日、
またしても素敵なオトナたちの姿を見た。


『少年メリケンサック』


クドカン監督の、話題の映画なんて軽い気持ちで観てはいけない。
オトナの無邪気さが、オトナの余裕が、オトナのアホさが、
ガッツリ詰まっています。

死ぬほど笑います。
ってか、死ぬほど笑いましょう。


観るベシッ!!!


そして「子供のままのオトナたち」に少しでも
近づこうではないか!!!!!??