みやまいの「ぷりてぃ~ウーマン」プロジェクト

カッコいい女を目指した私の奮闘記だったり、つぶやきだったり、愚痴だったり・・・

過去の話。

2007-01-19 01:58:18 | PWへの軌跡(我が思い・つぶやき)
楽しみにしていたイベントに到底間に合わないくらいに
残業せざるを得なくなったので、愚痴も含めて残業組で
軽く雑談をしていた。

話は色んな方向へ飛び、自殺はしちゃイカンよなぁ~、
という話にまで及んだ。 軽い雰囲気で、ですが。
仕事でくたびれてるのに、重い話はしたくないのは
その場にいた3名とも同じ思いで、でも、いじめや激務で
自らの命を絶つのはやはりヨクナイ、と思ってたのも、
同じ気持ちだったのでしょう、その話題は少し長く続いた。

だから、と言い訳するつもりはないが、私も、つい、
昔亡くした友人の話をしてしまった。
雰囲気を重くしたくなかったので、軽い口調で。

話してるうちに、あんな重い話を軽い口調で喋ってる自分を、
「何やってるの?」と客観視して呆れてるもう1人の自分がいた。
同時に、「あのときの悲しさを詳しく思い出したくないから、
敢えて軽く話してるんだ、、と思う」と、自己分析なのか
言い訳なのか、よく分からない思考を繰り返している自分もいた。
「事情はどうあれ、あんなことするのはやはり愚かだと思うので、
 軽く話すのが丁度いいくらいよ!」と思う、厳しく冷たい自分もいた。
「だからって、友人の話をこんな雑談のネタのしていいの?」という、
真面目で友人思いの自分も、いたような気がする。


過去の話をするのは難しい。
特に、悲しい記憶の話は。
リアルに伝えると、その場の雰囲気が暗くなるだけだし、
軽く話すと、冗談みたいになっちゃう上に、
悲しい話を軽く話す、非常識なヤツと思われて不快感さえ
与えてしまいそうだし。
どう話そうと、当時と同じ気持ちをそのまま伝えることは、
いまや自分自身が当時とまったく同じ気持ちにはなれないのだから、
できるわけないんだ。

そもそも、伝えられたところで、何か変わるか?
楽しい想い出は、伝えるとみんなも笑う。
怒りの想い出は、そんな怒りを与えるヒトにならぬよう、学べる。
辛かった想い出は、「よくそれを乗り越えられたね」って、
勇気を与えられる。
でも、悲しい想い出は・・・?


・・・思考は続き、特定の結論は出そうにもない。
ただ、変な話し方をした自分への、怒りに近いモヤモヤは
しばらくは消えそうもない・・・。