みやまいの「ぷりてぃ~ウーマン」プロジェクト

カッコいい女を目指した私の奮闘記だったり、つぶやきだったり、愚痴だったり・・・

クレームとインネンと被害妄想とダイバシティ。

2014-01-24 21:14:42 | ちょっと論じる
久しぶりに金曜日の早い時間(ナント19時にはウチにいた)に帰ってきたワタシは
昨日からかなり不機嫌である。
昨日だったか、一昨日だったか。

見てないからよう知らんのだが、『明日ママ』ってドラマはそんなに有害なのかね?
「制作物」「創作物」、つまり「作り話」が前提というドラマであったとしても?
「真似るコがいるかも」ということがアカンのかね?
「ココロの傷をえぐる可能性がある」からアカンのかね?

後者は冷たいようだが耐えたまえ。
それがムリならその番組を見なければいいだけ。
TVで映される映像にココロの傷を痛まされている方は孤児の方々だけではない。
3.11被災者の中にもいらっしゃるだろうし、
イジメ・失恋・何かしらの喪失でココロにNGワードを抱えている方なんて
数え上げたらキリがない。
「ココロの傷がえぐられます」という訴えに、優劣はないはずだ。

じゃあ、そんな、ヒトのココロを傷つけたり、真似によるイジメの拡散の
懸念があるような作品を作るべきではない、という人もいるだろう。
う~~~ん・・私はその考え方が違うと思う。

真似るような子どもの育て方をするな、ってだけの話だ。
真似っこが拡散するのは、親が、大人がちゃんと躾けてないからだろうが。

今回の作品とはテーマがだいぶ異なるが、私らが幼い頃、お化け番組と言われた
ドリフ(8時だヨ!全員集合)に、世のパパママから苦言が上がっていた。
お下劣だと。
でも、ウチの親は見させてくれた。
ただその一方で、「よそでこんな話題はするなかれ」「これは、お下劣なネタだ」
ということを切々と説かれた。
うんこネタに涙を流して笑う娘を、120点満点の軽蔑の眼で見下ろしながら
「こんなので喜ぶコってヤァねぇ~~~・・・」と嘆いていた。
だからワタシはウチの外ではお下劣な話をしなくなった。
(社会人になるまでは・・・。)

次元が違う、という方はいらっしゃるかも知れないが、原理は一緒だ。
「ポスト」とからかわれているシーンで、
「こんなことをいうコは最低だ。万が一こんなことをする子が我が子だったら
しばき倒す」と、しっかり“いじめる側”の醜さを指摘してあげればいい。
いや、指摘してあげればいいのではなくて、「指摘しなければダメだ」。

その作業を放棄して、制作側に放映中止を訴えるのは、
お気持ちを斟酌することはできるものの、・・・賛同はできない。

まぁ、もっとヒドいのは、そんな方々の心からの訴えを
面白おかしく取り上げて、色んな角度で話題に挙げて、閲覧数を稼ごうと
しているように思われるマスコミさんたち
だけど。。
彼らの報道で、今回の件を誤って受け留めている人は多いと思う。
もしかしたら、私も含めて。。


このドラマの件もナンダロナァ~・・・、と思ったが、
それに加えてナンダロナァ~が重なってついに不機嫌になってしまったのが、
昨今の「CM中止・打ち切り」だ。

1つは、「金髪・鼻高変装」が外国人の方の誤った認識を浸透させるとかで
中止になった某航空会社のCM。
それがダメなら何年か(も)前にとんねるずさんがやられてた、
「テマ~キズシ~~♪ オイシ~クテ ハナタ~~カダッカ~~♪」
のCMは何だったんだろう。
世の良い子たちがこぞって口ずさんだ名CMと評されてたと思いますが・・。

企画にはなかったのかも知れないが、第1段CMが金髪ハナダカで、
次段がオリエンタル風、第3段がヒスパニック風、、と、
色んな外国人風の方が現れるシリーズだったのかも知れないとか
考えられないのかな。
過剰反応が過ぎるような気がする。
怒る側も、やめる側も。


その次が、某アルコール飲料のCM打ち切りだ。
「カエルのキャラクターが未成年層の興味を駆り立てる可能性がある」とのことだが、
ちょっと見て欲しい。
 ↓↓↓


・・・全然十分オトナムードだと思うのは私だけでしょうか??
タレントも、十分オトナな大沢たかおさんである。
これを見て飲酒に興味を持つ未成年層は、20代前半のイケメンや
かわゆい女優やアイドルちゃんが宣伝してる酒をとっくの昔に飲んじゃってると思う。。


どっかのクレジットカード会社から「カエルが類似しすぎてる!」とクレームされる方が
まだ健全な気がするんですけど。。



極め付きが某コンビニで「フォアグラ入りハンバーグ弁当」の販売を中止したという話。
「フォアグラの飼育は残酷」というクレームがあったとかで。。
その方々は、普通のお肉になる牛さんや豚さんや鶏さんがスーパーに並ぶまでにみんな等しく
殺されていることについては何にも思わないのかしら・・・。
これもさぁ、嫌なら買わなきゃいいだけなんじゃないの??



こんな訴え・・というかハッキリ言って個人(または個団体)の価値観に偏った
ワガママに近いと思うんですが、、にいちいち反応してる企業もどうなのかね?
コトナカレ主義の表れのように思われ、私は好感が持てない。

「不愉快ならば見なくて結構」
「乗ってくれなくて結構」
「ワカモノの教育は親の責任であって企業側じゃない」
「テメェに喰わせる弁当はねぇ」

と、返せないのは何故かしら・・?
江戸っ子は、このダイトウキョウのダイキギョウでは淘汰されてしまったのか?

まぁ、前述のように喧嘩売るような返し方はできないにしても、
言われるがまま、折角お金かけて作ったCMをお蔵に入れたり、
たくさんのお金と時間をかけて開発したお弁当を撤収したりして、
そのお仕事の関わっていた方々の士気は下がらないのかしら?
社内のモチベーションのほうが、一部の偏った意見よりも優先されていいのかしら?
そんなにカンタンにひっこめてしまうようなものならば、
ハナから出さなきゃいいのに・・・、と私ならば思ってしまう。


差別はあってはいけないけど、昨今は「多様性需要」という考えが広がっているはずだ。
「弱者を守ろう」という意識を強め過ぎて、逆に弱者をあぶり出したり、
弱者が逆差別されることは、誰も望んでいないはずだ。



話はまた変わるが、弊社には「ダイバシティ研修」というのがある。
その研修のために、女性社員のみが集められる研修。
きっちり毎年開催される研修。

参加者はそれを「差別研修」と呼ぶ・・・・・。



愛郷精神。

2014-01-05 22:20:37 | PWへの軌跡(我が思い・つぶやき)
あけましたが、早いもので明日はもうご出勤の日です。
あと2週間くらい、ダラダラしたかったなぁ・・・。

そんなダラダラした私ですが、長い冬休みのおかげで
例年より長い期間実家におり(と言っても前年比+1日くらいですが・・)、
実家でもダラダラ過ごしておりました。

ダラダラできるのはいいですね。
普段目を向けない、くだらないことにジックリ注目できる。


というわけで、ジックリと「ゆるキャラグランプリ2013」の内容を
確認させていただきました。
http://www2.yurugp.jp/ranking2013/index.html

きっかけは、最下位が地元・埼玉のゆるキャラだということからでした。
 ↓
このお方。「サイちん」。


・・・まぁ、決して上位に食い込むクオリティはないと思いますが、
でも最下位(1579位)って・・・。

ちなみにこの方は、正式な埼玉のゆるキャラではなく、
ナムコの「ナムキャラ応援団」というところに所属(?)している
埼玉担当団員さんらしい。
ナムキャラ応援団は総じて下位に位置づいていたのが残念ですが、
その中でもサイちんが最下位ということに、うちの父が嘆いておりました。

サイちん、イラストだと可愛いんだけどなぁ・・。
 ↓



埼玉のキャラクターには安直にも動物のサイと掛けている方が多いというのも笑える。

[彩の国コミュニティ協議会]所属。「サイコミくん」。第982位。
 ↓


[社会福祉法人さいたま市社会福祉事業団]所属。「サイのタマちゃん」。664位。
 ↓



しかし、サイは埼玉だけのものでもありません。

愛知・[尾西自動車学校]所属。「サイっち」。1404位。
 ↓


千葉・[印西市]所属。「いんザイ君」。458位。この中で最上位。
 ↓



ハッキリ言って、ゆるキャラとして愛される条件が良く分かりません。。


やはり愛郷精神か、我が実家一族(父・母・アタシ)の間では、
全会一致で「サイちん」を応援することにしましたよ。
来年こそ、頑張れ「サイちん」!!



番外編ですが、実家でダラダラとゆるキャラグランプリサイトを見ていたときに
見つけちゃったオモシロキャラたち。

まさかの僅差並び順!
792位・宮城「落ち武者くん」と793位・神奈川「落ち武者のおちむん」・・!
↓落ち武者くん

↓おちむん


「落ち武者感」が出てるのは確かに宮城のほうか??


あと、怒られそうなくらいのイメージのカブり具合。。
京都「ゆっぴ~」(421位)・・・。
 ↓


今治市のBリィさんを思い出してしまうのは、私だけでしょうか・・・?


それにしても、倍々以上のペースで毎年エントリー数が増えているこのグランプリ。
今年はどんな風になっちゃうんだろう・・・。


くまモンのように全国区どころか、全世界へ羽ばたけるゆるキャラの登場を待つ!
頼んだぞ!、サイちん!!(笑)



2013年を振り返るべきか?

2013-12-31 22:09:06 | PWへの軌跡(我が思い・つぶやき)
毎年大晦日近くにこの1年を振り返り、
悲喜コモゴモを思い返し、
やっぱり私は素敵な方々に恵まれていると実感し、
来たる新年もそんな日々が続けばいいななんて
願いながら今年を締めくくる、
ってことを、ありがたいことに続けられている。

アリガタイことです。
本当に。


今年も、四文字で要約すると「例年同様」(笑)。
新旧の友人がたと触れ合い、
新たに出逢った友人との仲を深め、
馴染みの服屋・ネイル屋・美容院でお洒落をさせていただき、
音楽の素晴らしさを実感し、
美しい景色に魅せられ、
仕事や人間関係にちょっとまたはかなりイライラし、
酒で気を紛らわす(笑)。


といった1年でした。


それでいい。
それが、いい。

家族ともども健康に恵まれ、
楽しいことやイヤなことを繰り返しつつ、
また次の1年に臨めれば、それでいい。


実家マンション1階に飾られた正月飾りが完全に
クリスマス飾りの使い回しだと分かっちゃって笑うことも、
また来年の今頃繰り返すことができたら、

それだけでその1年はHAPPYなんだと思う。


今年はね(笑)。





今年はまだ10日ある。

2013-12-22 19:01:03 | PWへの軌跡(我が思い・つぶやき)
タイトルのように強気に挑める気持ちもなく、
連休をただダラダラダラダラと過ごしております。。

余談ですが、長らくブログを更新できていなかったのは、
まさかのパスワード忘れ。。
セキュリティ性向上のためにより複雑なパスワードにせいと言われ、
素直に変更して、アッサリ忘れてました。


昨年を振り返ると、やはりこの時期は気持ちが落ちていた。
そんな時期なのだろうか。


若い頃(←もはや若くないと積極的に認めているようで悔しいですが・・)は、
いちいち悩んでいた。
いちいち傷ついていた。
今は、大したことでは悩まず、傷つくこともほとんどない。
その代わり、得体の知れない、そこはかとない、悶々とした気持ちが
澱のようにココロの底に沈殿していることが多くなった。


そういうものを全く抱えず、
ただケラケラケラケラ笑って過ごせる日々に憧れつつ、
昨年の今頃も、同じような気持ちでいたことに気付く。
もしかしたら、昨年の方がもっと気持ちが落ちてたかもな。

じゃあ、この1年でちょっとは元気になれたってことかな。
そういうことにしておこう。


そういうわけで、
今夜の楽しみは
羽生結弦くんの名演技(期待)と、
若いスケーターに魅了されまくって感動しまくったあとの
柚子湯だ。



脈絡ないけど、


明日も休日でよかった。




食材の秋。

2013-11-02 21:36:46 | ちょっと論じる
例えば有名ホテルやグルメ番組で紹介された名店(と言われるところ)に行って、食べて、
「やっぱり美味しいワァ~~~~♪」と大感激する方は、
ニッポンジンの何パーセントくらいんなんだろう。。

私はそもそもあんまりそういう肩書や情報に踊らされない、というか、
踊らされることを好まないので、あんまりそういうところに行かないのですが、
たまに友人に誘われて、たまに個人的に気が向いて、そういうお店に行ってみたりしますが、
「やっぱり美味しい~~~~♪」と思ったことはほぼナイ。
まぁ、ハードル上げ過ぎてるということもありますが、ぶっちゃけそんなに美味くない。

・・・と思ってしまうには、血筋もあると思うけど。
今年の夏に、母と某ホテルにディナーしに行ったのですが、京都人の母は終始、
「美味しナイ」と酷評でした。(だったら誘わなきゃいいのに・・。)
関東ってだけで店の味をコキ下ろすのが京都人の母のプライドかも知れませんが、
京都某ホテルのランチコースについても「美味しナイ」と言ってましたので、
本当に母は自分の舌に忠実なんだと思います。

その母あってのこの娘ですし、且つ、私は幼少の頃から「コレは美味い」「コレはアカン」と
京都人夫婦の父と母の食卓の会話を聞かされて生きてきましたので、
自慢じゃないが、そこそこ舌は確かなの。
美味いか美味くないかは、お店のブランドやメニューの肩書じゃなくて、
アタシが決めること。
美味い店は、他人じゃなくって自分で探すもの。
有名だって、高くったって美味くないものは美味くない。
まぁ、以前同期と行った築地の寿司屋があまりに美味しくないのに
みんなが「さすが築地!」と絶賛しているのにハラ立てて
「築地の底力はこんなモンじゃない」「これで築地を語るなんてありえない」
などと絡み(ポン酒飲み過ぎてましてん・・)、場の雰囲気をめっちゃ悪くしてからは、
本音を言う場所と言う相手は選ぶようになりましたが・・。


で、前置きが長くなりましたが、昨今の「食材偽装」問題について。
当初のニュースの扱いが随分雑でびっくりしましたが、やはり大問題になりましたね。
この問題は、私は聞いた瞬間からアリエネェって思いました。

でも、

ちょっとだけ思うのは、それでも「やっぱ美味しい♪」とカンゲキした方がいるなら、
その方には怒る権利はないと思うのよねぇ・・・。
食べて、「ん?コレ本当に高級食材か??」と疑問を抱きつつ高いカネ払って帰られた方は
怒り心頭で怒っていただきたいが、満足してたならそれでイイジャン、と思う。

ブランドに誤魔化されるような舌を持ってるアナタが悪い。
あ、これはちなみに自分がだまされたとしても、そう思って諦める。

てか、ニッポンジンの舌がそうやってブランドや肩書でだましやすくなっちゃったから、
今回みたいなコズルい事件が続々と起こるんじゃなかろうか。


今日、いつも使ってる某大企業系スーパーとは違う、地元系小型スーパーで食材を買いました。
「食欲の秋」と言いますが、最近何買ってもイマイチで軽く戸惑ってたんですが、
ここで買った食材がいちいち美味しかった!手頃なのに。

大型スーパーのものとは異なり、どう見ても新鮮そうで尚且つ厚切りなお刺身。
実際食べてみたら、飛び上がりそうなほど美味だった。
ほたても、本マグロも、カワハギも。
それでいて、価格は500円ちょっとくらい。

原木シイタケも、そのまま焼いて塩するだけで、大感激な美味さ。
大小5コくらいで250円ちょっと。原木シイタケにしては安いと思いません?

自分の料理のウデが上がったのかと勘違いしそうでした。
刺身パック開けて、シイタケ焼いただけなのに(笑)。


食欲の秋だからこそ、「何食べても美味しい」に陥らず、
「本当に美味しいもので大満足」したいものです。
カネ払ったから、有名だから美味しい、と自己満足しないように・・・。




10月の総括。

2013-10-29 23:11:14 | PWへの軌跡(我が思い・つぶやき)
前回の投稿からまたしても1ヶ月経ってしまいました。
イケマセンねぇ~~~・・・。

色々都度都度、投稿したいことが沸いてるんですが、
記事にするのを後回しにしていたら日にちだけがずいずい経ってしまいましてねぇ。
あきまへんわ。


というわけで、ザックリ今月を振り返ってみる。


仕事⇒忙しい。担当シャッフルがあって、やらなきゃいかんころがいっぱいあって。
   イライライライライラすることが多い。
   でもそんな反面、「できた」こともいっぱいあるし、メンバーが入れ替わって
   意見やアイディアや前向きな相談をしていただけることが増え、
   「一緒に仕事してる」感が前よりも強くなった。
   総じて、イイカンジなんだと思う。忙しいけど。

天候⇒まぁ台風のすごいことったらネェ。
   まさか強風のせいで電車が多摩川渡れなくなるようなことがあるとは
   思いませんでした。
   朝ラッシュの駅のホームで2時間、吹きさらされたオンナ。
   あと、同じく台風で会社のコンペが中止に。
   かと思えば、延期に。

お洒落⇒池袋某馴染みのお店に完全にカモにされてまして、
   散在っぷりがハンパないっす。。
   一方で、馴染みの美容室のおにいさんが近所の別の美容室に変わられまして、
   おにいさんを追いかけてそっちのお店に行ってみたところ、
   料金が半分以下になったという珍現象が起きました。
   美容院費って、ミズモノなのねぇ。

飲食⇒「飲」多し(笑)。
   珍しく、会社の同僚との飲みが多かったような。。
   若手社員を集って知り合いのお店を紹介して差し上げたのだが、
   そういうことがバレる(?)と冗談も含めて色々言われるんですヨ、
   「若手に懐柔しようとしてるのか?」とか、「派閥形成か??」とか。
   サラリーメンって、おバカよねぇ~~~・・・。

部屋⇒普通に散らかったまま(苦笑)。
   物置部屋がますます物置らしくなってきてしまった。。
   ワンルーム在住時代から持ち込んでしまったロフトベッドが完全に邪魔だ。
   捨てようにも、どうやって解体すればいいんだ??

年齢⇒1つ歳を重ねてみました。。
   まぁ、何も変わらないですけど、7と8の違いはそれなりに思いっすね。
   アラサーとか言い始めてから、もう10年経ったというのは全く実感がない。
   前述のような自堕落な日々を送っている自分に、たまに焦りを感じる。
   が、それを消化(または昇華)させることも上手くなってしまってるんだよねぇぇぇ。。


って感じで。
相変わらず迷走しているアタシなのであった。



AMAロス。

2013-09-29 09:19:30 | PWへの軌跡(我が思い・つぶやき)
何だか今月はドラマ評の投稿ばかりですが・・・。
『あまちゃん』が有終の美を飾りましたね。
朝ドラなんて、どんなに話題になっても留守録まですることなかったのに、
初めてです。留守録したものを週末にまとめ観るまでハマるなんて。。

まぁ、と言っても私は8月中旬深夜に3夜連続で放送された、
『朝まであまテレビ』(ダイジェスト放送)を観て以来のファンなので、
全国のあまファンからしてみれば甘っちょろいもいいところなのですが(笑)。

そもそもがあんまり熱中するタイプではないので、
クドカンさんについても、観る映画観る映画、めっちゃ楽しんできたワリには
「クドカン作品全部制覇するぞ!」なんて熱もないから
“クドカン作品”ってだけで「絶対観るどぉ~~!」なんて気合い入るほど
でもなかったわけで。
・・ですが、8月以降、毎週末15分×6話分を観るようになると、
やっぱ「クドカンっていいっ!!」って思っちゃうワケで・・・(笑)。

脚本の技術については(も)全然知識がありませんが、
どこまでスジミチを考えて半年分のストーリーを紡がれていくんでしょうね。
海女を目指していたアキちゃんが南部ダイバーを目指したかと思ったら
アイドルに憧れて上京し、震災を経て再び東北を訪れる。。
なぁ~~~んか、ブレまくっているように思えるところもあるかと思えば、
アイドル時代に共演したさかなクンが海女カフェにお魚コレクションを寄贈して
くれたり、ダイバー仕事を諦めて寿司職人目指していたはずの種市先輩が、
海中のがれき撤去にダイバー経験を思いっきり活かしてくれたり。
何をドコでどうつなげるためにこの人にコレをさせる、っていうことたちが、
計算された設計なのか、こじつけなのか、全く分からない。
ヒョウヒョウと、そんなことするかねぇ、クドカンさん。

現代の東北を舞台にすると避けては通れない3.11の話を
どのように描くのかも、ある意味大きな注目を浴びていましたが、
“模型”と“語り”というカタチで、重すぎず軽すぎず描かれた点にも、
感心してしまいました。

クールビューティーなユイちゃんがビックリするほど激昂したり、
面倒くさいほど毒舌だったするのも、どこかコミカルで楽しい時限爆弾みたいで
密かに楽しみにしていました♪

圧巻は、私ならずとも日本国民ほぼ全員がじぇじぇじぇ・・!、となった、
薬師丸ひろ子さん演じる鈴鹿ひろ美さんが海女カフェでのチャリティーコンサートで
魅せたあの歌声でしょう。
日本国民ほぼ全員が、「何故、オンチな女優の役に薬師丸ひろ子??」と思われていた
ことでしょう。もちろん、ワタシも。
それが、一向にお上手になる様子もなかった中で、最後の最後で春子さんの歌声を
はるかに上回るクリスタルボイスを披露されるんですよ!?
じぇじぇじぇ~~~~~!!!????、の直後のスッキリ感ったら・・!
しかも、「三代前からマーメイド」って・・・! 愛があり過ぎぃ~~~!!
(ToT)


うははははは。熱っぽく語ってしまった。


「ネズミのイラスト書くなよぉ~~~・・・!!
 子どもは喜ぶけど大人は胃が痛くなるんだよぉぉ~~・・!」とか、
「私の“うつろいやすい”音程」など、
クスッと笑えるようでシュールな言い回しにもシビレまくってしまいました。

スナック『リアス』でのトボけた会話も、素敵過ぎる。
ってか、喫茶店とスナックが中でつながってるっていう設定って何なのよ??(笑)

トウキョウの大学に通い、トウキョウの会社に勤め続け、
気付けばトウキョウという20年近く、年齢の半分以上を占められてしまった。
トウキョウも、もちろん楽しい。楽しいときもある。
でも、どっかで、気が休まらないことも多い。
何かに焦り、何かに怯え、何かに傷つけられていることも、多々ある。
どこかで、落ち着けない心地悪さがある。

そんな私たちからすると、北三陸の皆さんののどかさ、あたたかさ、力強さは、
「ないものねだり」とわかりつつも、憧れさせられ、心温められるものがある。

ネットで見たインタビュー記事で、クドカン監督が震災直後に地元(宮城)の
方々よく口にしたのが「おがまいねぐ」だったとの話が書かれていました。
 「どんよりとした東京の人間に対する被災地の一番愛のある返事」に聞こえ、
  随所にこの言葉を盛り込んだ。
とのコメントも、書かれていました。
確かに、まだ東京にいたアキちゃんが夏ばっぱに出したメールへの返信も、
「おかまいねぐ」だった。
復興リサイタルで『潮騒のメモリー』を歌う鈴鹿さんが、
その歌詞に含まれている「寄せては返す波のように」という箇所が
東北の方には津波を連想させるのではないかと気にされているのに対し、
これまた夏さんはこうまとめてくれている。
「歌っても歌わなくても津波のことは頭から離れませんから、
 どうぞおかまいねぐ。」
被害ほぼないに等しかったがために、津波被害に過敏にならざるを得ないトウキョウ人
(しかも、女優という有名人)に対し、あらゆる形で深い傷を負った東北の方の
優しさ・温かさ・力強さをまざまざと見せつけられたような気持ちになりました。
これは、東北人のクドカンさんにしか描けないと思います。


だはは。
また熱く語ってしまった・・!


最終週では、
鈴鹿さんが奇跡的に(?)素敵な曲を披露し、
フトマキさんと鈴鹿さん、
大吉さんと安部ちゃん、
そして何と、春子ママが正宗パパと、
合同結婚式まで披露しちゃって、
キタテツが運転再開して、
ウニがゴロゴロしてる海が海びらきを迎え、
潮風のメモリーズ、春子ママ、鈴鹿さんそれぞれが歌って来られた
曲をBGMにメモリーズの少女二人ははご当地アイドルとして永遠の友情と
未来への希望を誓い、
エンディングにオープニング曲が来て「おしまい」と幕を落とす。

メデタシメデタシ。

・・・アレ?アキちゃんと種市先輩とはどうなっちゃうんだ??
という素朴な疑問を残しつつ、ふわぁ~~~っとほのぼのと
締めくくられたこのドラマは、私を含めたほとんどの日本国民のムネを
ほっこりさせてくれて、、、


・・・・・今日からの「あまロス」を引き起こすのでありました(笑)。




返さなくていいよ!(笑)

2013-09-24 22:23:47 | PWへの軌跡(我が思い・つぶやき)
半沢さんが無事100倍返しを成し遂げ、左遷を言い渡されましたねぇ。


いやぁ~~~、、よかったよかった(笑)。
・・・アラ、語弊がありますかしら??

熱烈なファンの方の中には、「ここまで頑張って左遷かよ!」とか、
もう少し冷めた方だと、「続編への含みか?」とか、
もうちっとサラリーマンな方なら、「そりゃアレだけ暴れりゃ上のヒトは
煙たがるよな・・」とか、三者三様十人十色で色んなご意見があると思いますが、
ワタシはただただ納得&安堵です。
ただ、私の安堵感は少し的外れです、我ながら。

ヨカッタ!!
あのラストのおかげで、「なりきり直樹くん」が増殖せずに済む!
ホッ♪
・・・これに尽きます・・!!


半沢さんは上司にタテついたり、会議や報告会で先輩を呼び捨てにして怒鳴ったり、
ワタシですらやらないような(笑)すげぇ態度しちゃってるじゃないですか。
あんなのを真似る会社員が出てきたらたまらんぞ、マジで。
しかも真似るヤツは半沢さんのように「営業成果が伴う」のとは真逆にいる場合が大半だからね。
分かりやすくいうと、ナルシストか自信過剰なバカが真似がち。だから、始末が悪い。

百歩譲って、半沢さんのように、5億とか120億とかの損失を埋めて窮地を救うに値する
奮闘奔走をしてくれちゃってる方なら、多少生意気でも我慢しよう。
(少なくともワタシは我慢するつもりはアル。)
でも、「なりきり直樹くん」は、肝心の奮闘奔走をしないままに、カッコいい台詞だけを
真似てくれるんだよ。

「ワタシが○○できた暁には、土下座して詫びてもらおう」とか。
「今はワタシが話しているんだ、口をはさまないでいただきたい」とか。
「やられたらやりかえす!」とか・・・。

成果らしき成果ださずして倍返し100倍返しと騒がれましても本末転倒、ってヤツですわ。
屈辱返す前に働け~~~~!
自分のミッションちゃんと考えろ~~~!!
歯ぁ磨けよ~~~~!!! ・・あ、それはTBSの往年のバラエティ(笑)。

まぁ、その本来やるべきことってがちゃんと分かっているくらいマトモな方は、
そもそも直樹くんに成りきらないんですけどね。。


自分のいいように解釈して、歪んだ直樹くんに成りきってしまう可能性のある、
比較的レベルが格段に低いゾーンのサラリーメンがたは、あのドラマの結末を、
「上司に逆らうと、飛ばされるかも・・」、と、
それはそれは短絡的に受け留めてくださっていることでしょう。
(まぁそれが事実実態という組織も、いまだに少なからずあるんでしょうが・・。)

いずれにしても、あのラストのおかげで不必要に半沢さんに憧れて、
半沢の不遜な態度のみを真似てる自分に酔ってしまうようなバカ社員は
(そんなに)現れなくなったと思う。
原作者のイケイドさん、原作どおりに締めくくってくださったTBSさん、
おふたりが、ニッポンのサラリーマン社会の荒廃を防いでくれました!!
まぢでまぢで!!


あ、ちなみに弊社だけの話をしてるんじゃないですよ。
まぁ、弊社ももちろん例外にはならないけど。



・・・とは言え、『半沢直樹2』の実現には素直に期待している(笑)。




今季ドラマ評。

2013-09-16 21:57:09 | PWへの軌跡(我が思い・つぶやき)
若かりし頃はドラマっちゅ~ものをあんまりほとんど見なかった。
実はカンチも見てないし、スピッツを世に広めた白線流すやつも、
主題歌が暗すぎる高校の先生との許されざる愛も、
見てなかったりして。。

そんなワタシが、ここ数年は結構ドラマ見ちゃってる。
冷静に考えたら、単に実家を出て好きな番組を好きなように留守録できるように
なったことが影響しているだけのような気もしますが・・。

休日のヒマ度が増えたのと、加齢とともに休日も早起きになってしまったことも
ありまして、留守録数がハンパなくなってきています。
ケチって500GのHDDにしなきゃよかったよ。

今クールは、たくさん見てますよ。
有名なのから、低視聴率と言われてるものまで。
“倍返し”はもちろんのこと、まさかの月9も(笑)。
月曜日から挙げると、、、

・ 名もなき毒 (月曜8時・TBS)
・ SUMMER NUDE (月曜9時・フジ)
・ 救命病棟24時 (火曜9時・フジ)
・ DOCTORS (木曜9時・テレ朝)
・ 半沢直樹 (土曜9時・TBS)
あ、忘れてた。。
・ あまちゃん (月~土・NHK)


まぁ、半沢さんとじぇじぇじぇが面白いのは世の中で言われているとおりですが、
個人的なお気に入りは、シリーズの中では低視聴率と言われてる
『救命病棟24時」なんですよねぇ。

松嶋菜々子さん演じる小島楓さんが、色んな失敗や挫折を経験しながらも、
チームをまとめること、自分を高めることに奮闘されている姿に、
全然立場も肩書も違うけど、同じ管理者としてめっちゃ共感できたのです。
半沢さんは強すぎて異次元の話と感じてしまうのですが、
楓さんは、強そうに見えて弱くて、苦しんでて、悩んでいる。
それが、グッと来てしまうのです。

まぁ、幸いそれまでのシリーズをそんなに真面目に見てなかったので、
江口さんの不在を全然意識しなかったのも、関係しているのかもしれませんね。



ただ、脚本が弱かったと思うなぁ・・・。
弱い、というか、色々詰め込み過ぎてた気がする。
半沢さんの脚本家が書いてたら、もっともっと面白くなったかも、
と思えてならない。

俳優さんには申し訳ないが、ドラマって演技よりも脚本が視聴率を左右するように
思う。
『あまちゃん』なんて、いい例じゃん。
同じキャストでも、クドカンさん以外の方が脚本だったら、ここまでヒットする
作品にはならなかったと思うよ。


・・・ということに、今クールですっごい実感させられた。


コトバが好きなわりには、脚本家というお仕事に全然興味をもったことがなかった。
けど、・・この仕事、奥深いな。




ゴリンがTOKYOにやって来る!!・・・

2013-09-08 09:51:37 | PWへの軌跡(我が思い・つぶやき)
TV・Twitterで早朝から盛り上がってますが、
2020年オリンピック東京決定おめでとうございます。

前回日本で開催した冬季五輪のとき(1998年)は、
自分が就職活動も卒論も(多分)終わっていて、
あとは時間が過ぎれば自ずと次のステージに行けるというタイミングで、
尚且つ場所も近所ではない長野県ということもあり、
色んな意味で気楽に、他人事のように五輪を眺め、
自分の年齢前後のワカモノたちのご活躍を喜んでいた。 と思う。
よくよく考えたら、長野が五輪会場だと選定されたときのことなんて、
全く記憶にもない。
(調べたら、1991年の6月に決定していたらしい。)

それから22年後、いまから7年後に開催される五輪は、
56年ぶりの東京開催ということもあり、色んな方が色んな気持ちで
臨まれることと思われる。
まぁ、長野のときな長野のときで色んなお気持ちがあったんだと思いますが、
私個人としては、ボケェ~っと、自分には何ら関係のない話として捉えていた
長野五輪は、言わば、たまたま同じ国の出来事ではありつつも
ロンドン・アテネ・カルガリー等で行われていたそれと何ら感覚は変わらなかったけど、
東京開催となると全然違う。

恐らくほぼ間違いなく、私の生活にも大きく影響すると思われるからだ。
あはは、まぁ何て自分本位な・・・(笑)。

7年後の開催期間だけの話ではなく、その日に至るまでも、
トウキョウは色々変わっていくのだろう。
建設ラッシュ・インフラ整備・・・。
街がますます都会的になる一方、私が愛して止まない渋谷某所の界隈も、
近い将来姿を変えるべく、なくなってしまうのであろう。

で、開催期間の間なんて、通勤電車でも、仕事で別の場所に移動するときでも、
五輪観戦の諸国の方々で街はごった返してることでしょう。
ひぃ~~~・・・・。今の都内の状況でも疲れちゃう私なのに、
そんなの想像しただけで滅入ってしまう。。

経済効果とか色々あると思う。
間違いなく街は活性化すると思う。
言い方悪いけど、五輪決定がフクシマ復興を後押ししてくれるとも思う。
広い視点でのいい点はいっぱい挙げられるけど、
・・・狭い見方をすると必ずしも前向きになれない残念な自分がいる。
多分、同じくらい視野が狭い方が、早くもマイナスなシュプレヒコールを
挙げているんだと思う(苦笑)。


さらに2020年に思うことは、

そのとき私、何してるんだろう??、、、


てこと(笑)。


「私の通勤圏」なんて言ってるけど、
都内にいなかったりして・・(爆)。
弊社に勤め続けている限りは、ありえなくはない。

が、勤め続けているという保証もないよ。ニヤリ。


なぁ~~~んて考えたら何だか分かんないので、
狭い世界をうじうじ考えることはやめて、
個人的にココロに響くこのフレーズを唱えて、
素直にワクワクしようと思う。


「今、ニッポンには
  この夢の力が必要だ。」





あはは。
考え過ぎて、考えるのを止める。

いつものワタシの思考パターンでございます。