徒然なるままに・・アメリカ、そして日本

二度のアメリカ生活。
ボストン・オハイオ州・フィラデルフィア郊外に住み、
2010年夏、日本に帰国しました。

長女の初舞台

2005年11月15日 | アメリカ学校/教育事情
ハイスクールの授業の中には日本の高校では考えられないような専門的な授業もある。我が家の長女が去年とった授業の中には、インテリアデザイン、写真、コンピューターグラフィックス等がある。
さて、今年はどんな授業を選んだのかと見てみれば、なんとシアターというクラスを選んでいるではないか。日本語で言うと演劇だ。日本ではクラブ活動に入りそうなものが、授業として成り立っている。

しかし、やはり彼女は授業だけでは飽き足らず、ハイスクールのDrama Clubなる物に入った。日本で言う演劇部だ。演劇と言う事は、当然舞台で演技する事だ。もちろん、英語で。普通躊躇するだろう・・。でも前に私は彼女に言ってしまった。「ここはアメリカなんだから、何でもやりたい事にチャレンジすればいい」その手前、無理に止められない。
あれよあれよと言う間に、彼女は配役のオーディションを受けたりしている。

先月あった”Sylvia”と言う劇では、台詞はない物の公園でウロウロしている猫の役をゲットした。
Sylviaのあらすじ
結婚して20年、二人の子供達も独立したグレッグとケイト夫婦とシルビアという名の犬がおりなすロマンティックコメディー。グレッグが公園から家にシルビアを連れてきてから、グレッグとケイトの結婚の危機が始まる・・。ケイトが仕事で別の町に引っ越すのに、シルビアは連れて行けない。グレッグはシルビアと今住んでいる町で待つと言う。私よりも犬のシルビアを選ぶのかと言うケイト。そして・・・。

現在の社会にもありがちな話ではないだろうか・・・。
もしかして子供や夫よりもペットを大事にしていませんか?と問いかけられた様な気がする。

この演劇でたびたび散歩に出かける公園でウロウロしている猫が我が家の長女の役。いつも公園の場面の最後には他の犬達に追いかけられて逃げて行く。猫は1匹しか登場していないと言う事もあって、けっこう目立っていたように思う。
これからも彼女のチャレンジは続くであろう。ハラハラ

ところで、ドラマクラブの面々はなかなかの演技をしていて、その中から未来のハリウッドスターが出たりして。一生懸命な彼等を見るのもまた楽しい物だ。(って、なんだか年より臭いかな?)
時々道路の恥にドラマクラブの演劇の看板がたっているが、大人$5、子供$3$が相場かな。誰でも気軽に見に行けるので、行ってみると楽しいかも。

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2 コメント

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チャンレンジあるのみよ (Takako)
2005-11-15 23:31:32
ごじママさん、おはようございます。

お嬢さん、なかなか楽しいことにチャレンジしていますね。うらやますい~。

私も昨年知り合いの子供(小学生)の児童劇をダウンタウンまで行きました。『不思議の国のアリス』でしたが、これがどうして練習の成果がくまなく見られ、最後には感動さえ覚えたほどです。やっぱりハリウッドやNYの土台のある国でやる事は違いますよね。

せりふがない役こそ存在感が必要だし、お嬢さんもその役を十分にこなしたんですよね。すごーい!これからますます楽しみですね。
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親もチャレンジ (Miwa)
2005-11-16 03:31:26
Takakoさん、こんにちは。

子供の劇だからって、馬鹿に出来ないですよね。一般的に照れ屋の日本人に比べて、アメリカ人はやはり表現力があると思うのよ。それに、積極的にどんどん話しかけてくれる明るい子が多い。そんな仲間といると、長女も楽しいようです。

問題は、子供のチャレンジに付き合わされて、親もボランティアなどにチャレンジしやきゃって事。でも、こうして世界が広がるのも、悪くないかなぁ~と思っています。
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