ウガンダと暮らす  

ウガンダと日本の、日々の暮らし

アジアより① -タイという場所-

2008-10-05 00:28:20 | 世界を旅する
9月19日~29日まで、タイとシンガポールで過ごしてました。
タイは2年間住んでいたし、それ以外にももう何度行っているか分からないぐらい。シンガポールは3度目、ゆっくり滞在するのはどちらも1年半ぶりです。


それから、これが最後のアジア行きになるだろう・・・ことも想定してみると、行きの飛行機の中からもうすでに感極まってしまってたかも。空は青いし、広いし、どこまでも続いていく感じ。何も怖いものなんてなナイさっ!!みたいな妙に強気。

ドンムアンに到着すると、もわ~んとした空気に帰って来た感を憶えるバンコク。それがまったくナイ!ナイ!ナイ!暑くもナイ!湿気もナイ!空港がスワンナプームに移ってからというもの、異様なバンコクの到着を迎えるんだよな・・。初めてじゃないけどまだ慣れない。
バーツも多少残っていたし、さっさとタクシー乗ってバーンナーの友だちんちへ。
ただいまっ!ちょっと旅行でもして一週間ぶりに帰って来たかのように友だち夫婦に迎えられ、なんだかやっぱり落ち着く。実際は一年ちょっと日本で社会人生活送っていたけれど、きっとずっとここにいたよなあ・って雰囲気!不思議なんだけど、一年ぶりにここに来たとは思えない。
つい出国前まで両腕にできていた湿疹も初日に完治。日本では一か月近くかかっても治らず皮膚科で薬を出してもらってもなかなかだったのに・・。恐るべし。身体がもうタイの空気・水・食べ物、ぜ~んぶに合っているみたいだね。


友だちんちのベランダから見る景色はとっても好き。ちょっと昔暮らしてたインドみたいなんだけどね(笑。

バンコクって2年も住んでみるといろいろと腹立つことも多く、あまり好きじゃないんだけど。でもなかなかキライになれない。心の余裕さえあればなんでも受け入れられるところだし、こっちの条件もなんでも受け入れてもらえるしお互い様だから!飽きっぽいわたしが2年もここにいたんだから、きっと自分に合ってる国だったんだとは思う。

ちょうど週末になったので、翌日もその翌日も以前からお付き合いのあるタイ在住の友だちといつもの週末。久し振りの再会をどんな風にしようかといろいろ考えて待ち合わせ場所に行ったけど、結局は一週間ぶりだね・ぐらいの雰囲気しかならず、あれれ?まっ、いっか(笑。
彼女とはパフラット(タイのインド人街)へ。最近の彼女はインド行ったりバングラ行ったりとインドインドしているらしい。そんなわたしも日本でインドインドしていたからやっぱり気が合ってるのかもね、わたしたち。

 
やはりインド人街のトイレ。分かりやすい!

パフラットはタイ語よりも英語率が高く、知ってる言葉はヒンディー使ってまるでタイにいるとは思えないちょっとした開放感。久し振りにチャパティとカレーとラッシーとチャイと。それからサリーやパンジャビももっと欲しかったけど、これから着るところもないのでインド靴とかアクセサリーとかを購入。小物とかアクセサリーって絶対絶対!タイ製よりインド製の方がセンスいいと思うの!!同じ市場のものでもタイ製に比べて少し値段は高くなるけれど、飽きがこないし長く使える。ユニークさを追求するならタイのものもかわいいんだけどねえ・・。
それからそれから友だち行きつけのスパイス屋さんで茶葉も購入。インド人家庭食卓ブランド「タージマハル」のもの。日本の紅茶と言ったらリプトンみたいなもの?かは分からないけれど、必ず一家に「タージマハル」の業務用か?ってほどの箱がある。パッケージは変わっていたものの、6年ぶりぐらいの再会で感激!思わず友だちの分まで買っちゃいました。

友だちんちで2泊させてもらった後は小奇麗なゲストハウスへ移動。日本からやって来る友だちと空港で再会し、ここで彼女と一緒に5泊。ここのゲストハウスは、ずーっと前に旅行で来てたときから利用したことはあったけど、タイに留学で来てアパートを見付けるまでの間、一ヶ月間住ましてもらってたところ。特別に勉強机も設置してもらって、最上階の角部屋がわたしの部屋だった。ソイが舗装されていたり、あの屋台がなくなっていたり、賑やかになっていたり、レストランができていたりと周りの雰囲気は変わってしまったけど、でもなんだか初心に帰れるところ。4年前のわたしはまったくタイ語もできず、学校が終わってここに帰ってくるといつもフロントのお姉さんにタイ語を教えてもらって勉強した。本当によく勉強した。朝から晩まで。今、まったくタイ語を話すことがなかったにも関わらず、2日目くらいからは少しずつタイ語の記憶も甦り、努力して覚えたことはそう簡単には忘れないのかも・と嬉しくなった。
周りの雰囲気もどんどん変わっていくけれど、わたしも随分変わってしまったのかもしれないね。今のバンコクにはついていけないところがたくさんある。無理についていこうといたら本当にキライになれるのかもしれないけど、バンコクにはわたしの居場所もたくさんあるのを知っているから、こっそりと居ようかなってのが本音かな(笑。



SPECIAL THANKS:
NAO-san,REAM-chan,PEN-chan,FU-chan,NAO-cchi,P'PA,P'YAA,バンコクで出会った人たち・・


帰宅

2008-10-03 21:02:34 | 訓練前の準備
今朝、東京より夜行バスで実家に帰ってきました。
ほとんど遊びだったけど、や~っと家に帰って来たって感じで、今夜はぐっすりぐっすり眠るぞぉ!!って意気込みです。

久し振りのマイルームには半月分の郵便物がどっさり。JICAからの書類だったり、前職場からの書類だったり、友人からの手紙だったり、写真だったり、いつもお世話になっている方からのハガキだったり。返事が遅くなってしまい、ゴメンナサイ。ひとつずつ連絡しますので今しばらくお待ちください。

さて。今回はJICAの講習ということで事務所からは前泊の一泊分だけ用意してもらっていたのですが、せっかくなのでホテル2泊+車泊1泊という旅をしてまいりました!

一日目は、埼玉に住むインドで出会った旅ともだちのY子ファミリーに会いに。さすがはわたしの旅とも!2歳になる息子氏と生後半年の娘ちゃんを連れて家族で第二の故郷バリへ行くって。って計画のあと一息が足りないってことだったのでズバリ推してきました。ははっ、いい感じ(笑。
二日目は、埼玉でJICAの一日講習を終えて再び東京へ。元同僚のK氏とM氏でディナー。汗を流した後のお酒は最高!いいね、いいね。なんだかんだこうやって1年に一度は集えるので嬉しい限りです。2年後もよろしく♪
そして三日目、以前勤めていた病院へ。きっと何も変わっていないはずなのに、あまりにも自分が遠いところにいたせいか、懐かしさも憶えずこの状況を自分自身どう受け止めるべきなのか分かりませんでした。だけど、見覚えのある顔ぶれ、それからそこにはわたしのことを知っている人たちがいる。だから、わたしがその場所にいたことは事実なんだろうな。不思議な感覚でした。
そうしてくつろいでいる時にこれまた偶然!以前この病院で同期だったRちゃんから、赤ちゃんが生まれましたメールが届く。本当に嬉しい知らせ、ありがとう!思わず、今板中にいるよって言っちゃった(笑。
最後のディナーはくれない会復活。だいぶメンバーも減っちゃって寂しくなってしまったけど、まだまだ健在でしたね。2年後もどうか健在で♪
見送ってもらうのはとってもとっても苦手なんだけど、改札口までわざわざ見送ってもらって本当に嬉しかったです。

あっという間の東京滞在。今度は2年後になるかもしれません。
就職で初めて上京したときは、誰ひとり知り合いはいなかったのに、今では訪ねて行く場所があるという喜び。これからも一つ一つの出会いを大切にして、地球儀にポコッポコッとお花が咲くように仲間を増やしていきたいです!!

東京より

2008-10-02 13:43:30 | 訓練前の準備
JICAの講習で只今東京に滞在しています。
深夜便でシンガポールから帰国して、その翌日には新幹線で上京。ここ数日、まともに布団で寝ていなくて身体中が痛い!痛い!

さらに、今回の講習というのが自動二輪講習っていうのでして・・・。バイクの免許を取って以来、結局一度もバイクに乗ることなく講習に挑むことになりすっごく不安だったけど、幸いアンケート結果に基づいたグループ分けがされており、今日集まった19人のメンバーはみんな初心者。助かったよぉ・・。

場所は埼玉の桶川。ホンダ航空のあるだだっ広い敷地にて。内容は普通の教習所では味わうことのできないことだらけ。教官も優秀な教官揃いだったそうで、素晴らしい指導を受けました。
まずは乗ったバイク。ウィンカーもミラーも付いてない仮面ライダーのようなオフロード用バイク。かっこよかったよ。煩わしいものが何も付いてなくて、わたしはこういうタイプのほうが好きだったり。
午前中は、バイクの名称やら点検方法やらで。それから、足首、ひざ、ひじ、ボディー、頭。あちこちにすべてのプロテクターを着けて、いったいどんなことが始まるのだ?!って感じでしょ。それくらい危険を伴う??講習だったってことですよ、多分(笑。最初はまだまだ初歩的な講習で普通に道路を走ったり停まったり、坂道発進やスラローム。だんだん慣れてきて午前中にブイブイ飛ばせるようになりました。

お昼ごはんをとった後は、いよいよアフリカの地を想定した走りに。芝生の上や砂利道、ぬかるんだ道をグイグイ走る。とにかく、午後の道は悪路。ひたすら走る。クラッチを握っている左手が腱鞘炎になるような感じにまで。

一日、本当にいい汗を流しました。講習が終了して見た夕日は、オレンジのような朱のような。大きくてまんまるで。大平原に沈んでいきました。一緒に講習を終えたメンバーで、「うわぁ~~~。きれい~~~」。ってなんだかちょっぴり青春。一日頑張ったご褒美だったような気がします。苦手なことも、こうやって克服していけるのですね。
数ヶ月前、教習所では散々で、教官ともよくもめたりしていたけれど、この日のお陰で自分でも驚くほど上達しました。仲間がいたってのが心強かったのかもしれません。まるでアフリカの大地を駆けているような気分。最高!

それから、新しい仲間たちにも出会いました。集まった19人の中には、同じくウガンダに行く候補生も。さらにウガンダのソロティという同じ地区に行く候補生もいて、すごくすごく嬉しかった!職種は違っても本当に心強い!さらにさらに、どこかで見たことある気がする・と言われ話していると、同じ時期にタイに滞在していたことが判明したり。兵庫県出身メンバーが多かったり。
協力隊に参加している人たちは、世界中を飛び回っているし、やっぱりどこかで出会っているのかもね(笑。仲間との出会いは、すごく刺激になることも多く、もっともっといろんなことを勉強したくなります。
次、またみんなに再会するのは二本松の訓練所。さらにまた新しい仲間との出会いもあるだろうし、「頑張ろう!!」って思ってます