ウガンダと暮らす  

ウガンダと日本の、日々の暮らし

一目千本@吉野山 <前編>

2008-04-22 23:28:01 | 心の日本に出会う旅
ずっと前々から行きたいと思ってた吉野に行ってきました☆
母の療養旅行も兼ねてふたりで行きました。

吉野山っていうと、紀伊山地の霊場と参詣道で世界遺産に登録されていて、一目千本と謳われる桜名所ってことで、まさにわたし好みの場所。
出発前に少し勉強していると、吉野山に立つ金峯山寺、吉水神社、吉野水分神社、金峯神社も登録されていると分かって、とりあえず今回、この4件も回って吉野山制覇して参りました!!

出発前日の桜開花情報>>
下千本・・・葉桜
中千本・・・葉桜
上千本・・・葉桜
奥千本・・・五部咲き

なんだかパッとしない感じだったけど、吉野山の桜は一カ月かけて順番に咲いていくそうで4月中だいたいの時期に行けば、おそらくどこかが楽しめるってことだったのでー。あえて人の多すぎる満開の時期を避け、あえて宿泊費が倍以上もする時期を避けて行きました。
まぁ、結論的には上千本の一部と奥千本が満開だったので花見も出来、観光客というよりは山歩きメインの熟年者で人の多さにうんざりすることもなく、格式あるお宿に通常料金で滞在できたので、あえてこの時期に行く甲斐もあったと思いますよ!


吉野山一日目

天王寺までJRで行き、あべの橋よりたった2両の近鉄特急で吉野へ。
吉野駅よりロープウェイで吉野山駅へ。ここから散策開始。

下千本エリア>>

まずは聖地と区別する関所、銅鳥居(かねのとりい)。


木造古建築では東大寺大仏殿に次ぐ大きさもあるという、金峰山寺(きんぶせんじ)。

なんと、今から1300年ほど前に修験道を開いた役行者により建設されたと伝わっているそうで、修験道って何ものぞやってとこから始まったわたしの旅でしたが、山伏さんが説明してくれているのを本堂に座って聴いてました。このお寺の勤行では、ホラ貝の音を聴きながら礼拝するという情報があったので、誰もが参加できる朝夕の勤行に参加するつもりだったけど、山伏さんの話を最後まで聴いていたら、そのお礼にとホラ貝の音を目の前で聴かせてくれました。思ったより大きなホラ貝で、音もよく響いてた。
最近、自分の家の宗派に関わらずいろんな宗派のお寺に行く機会があって、それぞれの勤行に参加したり見たりしているので、その違いなんかがおもしろいなぁ~って興味を持ってるのです。小さい頃から耳にしていたおばぁちゃんのお経が、共通なんだと思ってたから(笑。

写真右が本堂の蔵王堂で、その前の木が桜なんですが、見事葉桜!

中千本エリア>>

義経と静が最後に過ごしたところ、吉水神社。


豊臣秀吉が花見の本陣としたこの場所からは「中」と「上」が一望できるはずなんですが、こちらも見事葉桜!

一枚前の写真、吉水神社のもみじの緑の鮮やかさの方が絵になってます。

このあと、一日目の目的地、竹林院まで歩くこと2時間半でした。ほんとは一時間くらいで歩ける距離だとは思うけど、吉野名産を商うお店がずらーりずらーーーり並んでて、誘惑が盛りだくさんでしたのよ・・・。ログカフェなんかもあって将来のカフェ設計なんかも試行錯誤してみたり。国内、海外問わずいろーんな場所へ行くようになって、こういうカフェにしたい!ってのがだんだん分かってきたよ!まぁ、まだ夢の話の続きですが

一日目の宿にいったん腰を下ろし、よくぞここまで歩いたって母をおいて、わたしはまたもう一つの目的地に向け歩き始めたのでした。



ともだちに渡したい「花開く開運お守り」をどうしても買いたくて、山を下ったり登ったりして如意輪寺へ行きました。最後の階段もキツかった!
ここまで歩く人は少ないのか、境内も閉散としてました。何もなかったけど、こうやって手に入れたお守りをともだちは喜んでくれるって確信がある!ともだちも山好きで寺好きだから(笑。

山サイコウ!!いくらでも歩ける!!歩きたい!!

・・・んだけど、あとが大変です。筋肉痛ね



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