ウガンダと暮らす  

ウガンダと日本の、日々の暮らし

おばあちゃんのこと

2010-03-24 03:42:40 | ウガンダ / 日々のこと
今朝、シスター、トニー’マムからの電話で突然の訃報を聞いた。

隣のうちのおばあちゃんが亡くなった・・

私とおばあちゃんの出会いはたった二日前。
その土曜日、
私はナーシーズクォーターズ(病院職員が住んでるとこ)の仲良しシスターのところにウガンダ料理を教えてもらいに行っていて

 エボの下ごしらえを教えてくれているトニー’マム

私は、おばあちゃんに知ってる限りの現地語であいさつをしたら、ほんとくしゃくしゃな笑顔で喜んでくれて
私の手を、両手で強く強く握ってくれた。



おばあちゃんは、私の慣れない手つきを傍で見守ってくれて、私はときどきおばあちゃんを見てはにやり笑って。
それからおばあちゃんは、現地語でアムケケと呼ばれるさつまいもを乾燥させてスナック風にしたものを分けてくれて。


そして今朝、今まで行くことのなかった病院の霊安室に初めて行った。
おばあちゃんは、ほんの二日前とまったく一緒の顔をしていて、、
眠っていたのが信じられなくて、目に涙が溜まった。

シスターが教えてくれた。

ミチコが帰ったあと、おばあちゃんがね、あの娘はトニー(シスターの息子)の嫁さんかねえ?って聞いてきたのよ。
ミチコが私たちの言葉を話して、私たちのごはんを作って、それから一緒にごはんを食べて。
おばあちゃんはとてもHappyだったよ。
また来週も来るから、ってほんと楽しみにしていたのにって。

シスターは、どうしてもおばあちゃんのことをミチコに知らせたかった、
会えなくなる前に会わせたかった、と言ってくれた。

おばあちゃんは、寿命だったと思う。
おばあちゃんの日々の中に、私と一緒に過ごした時間が残って嬉しく思う。


おばあちゃん、ありがとう。





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