水田の代掻きは個人で行っている作業ではなく法人組合で区域内の圃場全面積37町歩程請けおってやっている。他に耕耘、防除も法人組み合い発足当時から半世紀の長い間行って来た。春先の限りある雪解け水を押し切り川から用水路に取り入れて代掻き水を有効的に利用している。
長年洪水、干魃に悩まされて来たが数年前に押し切り川上流に留山川ダムが完成した。お陰で大雨での洪水や日照りの干魃から解消されて喜んでいる。組み合い発足当時はまだ減反政策が始まったばかりで減反率は低く50町歩程の全面積の耕耘、代掻き、カーペットでの防除でオペレータの方は難儀して来た。
この頃では専業農家は珍しい程少なくて若者は減って来た。それでも地域農村集落を守る意味からも定年帰農者にもお願いしてオペレターで出役して貰っている。3台のトラクターで上田の方から8日から代掻き作業が始まり、事故怪我等なくもうすぐ終るようだ。
お陰で我が家の水田も代掻き作業は全部終わり早い順に田植えを始めている。3ヶ所の圃場でそれぞれ代掻き日が違い田植え日もそれに合わせている。今年の田植え時期は雨降り日が続き水の心配はないが寒さ除けと雨除け兼ねて雨ガッパを着って田植えをしている。
1回目の田植えの時は暑くて大変だっが2回目の今回寒くて大変。気温も15度にも上がらない強い北風で寒い中、息子運転の田植えに苗運びやら苗渡しをする。