畦草

2018-05-07 04:57:33 | 日記

 

 この頃程よい雨続きで水田の畦草も大分伸びて来た。田植え時に畦を通路代わりに歩いて苗の運びや田植え後の水管理をする。代掻き前に草刈りをやって置かないと畦に刈り倒してある雑草は風で吹き飛ばされて植えたばかりの苗に被さって苗が枯死してしまう。傾斜の強い圃場は段差が1,5m程の広い畦で草刈り作業は大変。

肩掛け機械で草をかるにも腰を曲げて1回では幅の広い畦で刈り切れない。2回に分けて2段刈りして畦を綺麗にしている。急な畦、変形した体制で靴底が滑ってなかなか面倒な草刈り。

所処の畦は石積みで伸びた雑草で石が隠れて見え難い。余り地際近くまで刈ると高速回転刃が石に当たりピン~と音を立てると刈り刃は欠けてしまう。1ヶ所欠けても段々刈っている内に次々と刃が欠けて使い物には成らなくなってしまう。

高額は草刈り刃で石等の硬い物には気をつけて草刈りをしているのだが綺麗に刈ろうと地際近くまで刈ると石に当たり駄目になってしまう。耕起後の圃場でその上を歩いて草刈りするのも耕起後ゴロゴロと土の塊で歩き難い。

草刈り作業も大変なので今年から畦畔の下畦には茎葉だけ枯らす除草剤を散布する。砂利田の畦畔はとりわけ石が多く崩易い。根っこまで枯らす除草剤を散布すると畦まで崩れて大事になってしまう。畦の補修に大変な労力が掛かるので果樹園の除草剤てゃ分けて散布している。

土地改良区でも畦畔は出来るだけ除草剤は使わないで草刈りを励行している。この頃の畦畔管理は高齢者が多く除草剤散布者が増えて田植え前に今んぽ時期の畦草は薬効で黄緑に変色している。代掻き作業は8日からで乾いた圃場には水を入れて準備万端で出役当番のオペレターは待機してる