羽迫さんの町屋あれこれ・・・佐川の町並み~栗田真二の世界6
04~臨済宗妙心寺派「青源寺」
開山したのは慶長8年(1603)創建。1766年再建。
掛川・長蓮寺の高僧だった丈林宗規が、戦国大名、
山内一豊や重臣である深尾重良と交わりが深く、
静観の地 佐川を好んで青源寺を開いた。
深尾家の菩提寺となる。
この高僧は特に天皇が許す僧衣に紫の衣があり、
紫衣僧(しえそう)として人々から尊敬されている。
青源寺は代々紫衣僧の高僧、名僧を輩出している。
02~名教館の玄関
安永元年(1772)佐川藩主、深尾氏が土居邸内に家塾
として、「名教館」を創設、のちに藩校として士分の教育に
資した。1830年東元町に広大な校舎を建設、以来幕末
まで数多くの人材を育成し、佐川郡の文運を高めた。
明治2年、版籍奉還により「佐川小学校」と改名し、
中本町に佐川尋常小学校としての校舎の建築、
玄関を移設した。
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09~竹村家住宅 国指定重要文化財
東の店舗部分は230年、西の客間は170年前のもの。
幕府の巡検使を迎えた程の格式の高い住宅で、
高知城「懐徳館」と同様の貼り付け壁(和紙貼り付け)。
付け書院の花頭窓は、土佐でしか見られない特徴である。
東棟(店舗・屋号を黒金屋)、中棟(住居)、西棟(客間)の
三棟からなっている。
入口は西と東の2ヵ所で、西門は巡検使や高官を迎える
正門で、東門は家人の入口である。
09~竹村分家(マル久呉服店)
分家の初代は、安右衛門守信で安政6年(1777)に
本家より分家する。屋号を「 久 」を掲げた
建築は、文政11年(1828)に、そして明治5年に改修。
当初は質屋を営み、次第に発展して呉服商となる。
三代目安七守本のころ、土佐国西部では唯一の
絹織物商として繁盛した。
この安七が店舗と住居を別棟として
連続させた家を新築している。
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05~元青山文庫 庫舎
旧須崎署佐川分署として明治19年に建てられた。
県内では、最も古い洋風建築である。
その後、図書館として川田文庫に。時の宮内大臣、
田中光顕から大量の書物を寄贈され、田中光顕の
雅号「青山(せいざん)」をとり、青山文庫となる。
民具館を経て、現在はイベント等で利用されている。
06~浜口家住宅
浜口家は天正の頃、長宗我部信親の家臣であり、
江戸中期に香南市手結から移り住み、
高知・佐川・須崎で酒造業を営んだ家系の住居です。
屋号を「生金屋(あらがねや)」と言い、大正七年に
竹村本家「黒金屋本家」、竹村出店「黒金屋出店」、
浜口家「生金屋」の三軒の酒屋が合併し、
佐川醸造(後の司牡丹)を設立した。
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10~司牡丹 酒蔵
長大な酒蔵は、長さ85mで国内でも有数の長さを誇る。
建築は天保9年(1839)で、東西2棟を繋いだものである。
東棟は「黒金屋本家」、西棟は「黒金屋出店」であった。
幕末の頃は、上町周辺で9軒も(「黒金屋本家」「出店」
「岩屋」「入吉屋」「生金屋」「西秤屋」「吉田屋」「岸屋」
「高橋屋」)造り酒屋があったが、やがて淘汰され、
大正7年には3軒になり、竹村本家・竹村出店・浜口家が
合併して「佐川醸造」を設立した。
その後、「司牡丹」に発展した。
07~町の駅、観光案内所
この建物は武村本家の貸家棟であり、三軒長屋
(東棟・中棟・西棟)の形式を留めた古い建物である。
東棟は当初、納屋として建築されたが、後に住宅として
改築。中棟はかっては味噌蔵であったものを、終戦後、
住宅に改造後に、納屋として建築。
西棟は大正期頃までは、高陽銀行(現四国銀行)
佐川支店として使用されていた。
現在は、中央の家を、町の駅として観光案内や、
おみやげの販売もしています。
~一寸一服いかがでしょう~
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羽迫さんの町屋あれこれ・・・佐川の町並み~栗田真二の世界2
20~森下雨村の生家
小説家。明治23年佐川町上郷に出生。
早稲田大学卒業後、「やまと新聞」の記者をを経て、
「博文館」に入社、同社の雑誌「新青年」の編集長として
活躍し、探偵小説翻訳や創作活動をながら、
推理作家の養成に務め、江戸川乱歩、横溝正史等を
育てた。今日の「探偵小説の父」と言われている。
~五月雨の土に残るや足の跡~
03~伊藤蘭林塾(寺子屋)
蘭林は深尾家に仕える儒官となり、郷校「名教館」及び
「蘭林塾」で教授すること50余年であった。
当時の佐川では、大半の学徒の人々は蘭林塾の教えを
受けている。
牧野富太郎、田中光顕、広井勇、古沢滋などもすべて
門下生で、この寺子屋から育っていった。
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羽迫さんの町屋あれこれ・・・佐川の町並み~栗田真二の世界1
01~町並み模型館
ここには佐川町の上町周辺の古民家を、
1/20に縮小した模型を展示しています。
建物の外観、庭は勿論のこと、内部の障子や
ふすま・掛軸・欄干にまで細かく再現しています。
なお、模型の説明を(土・日のみ、佐川くろがね会
)解り易く、ガイドいたします。
プロの大工気分で、見学し、古民家の造り方と、
構造、生活様式をご堪能ください。
さらに、昔の職人の技が随所で見学できます。
古民家は全国どこででも見られますが、
ここでの時間と空間は、あなたにきっと大きな
満足感、心のお土産を与えられるものと、
信じています。
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安芸市の物産や工芸品を展示・販売しています。
アジの干物やちりめんじゃこを買い込みました。
この記事おすすめ 安芸駅ぢばさん市場
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地元の内原野焼が並んでいます。
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暑かった・・・「ゆずじゅーす」がとっても美味しかったですよ。
安芸駅ぢばさん市場
高知県安芸市矢ノ丸4-2-30
電話 0887-35-7500 営業時間7時~19時30分 無休
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HN:つかさ
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