高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

婦人の恥じらい

2010年04月24日 03時46分42秒 | ●美意識・ファッション・デザイン私的考察
最近は酔いが回って書くブログが多く、眠気も加わって“ろれつ”が回らぬ状態のブログでした。

書く時間が遅いのは変わりません、今日はろれつの方は回りそうです・・・


連日の寝不足がたたり、今日は会社に30分の遅刻でした。

乗る時間が30分ずれただけですが、車内の雰囲気は変わります。

サラリーマンの割り合いが減り、今日は高齢の方が多く見受けられました。

その中で、向かい側に座っていた、70過ぎのご婦人のことを書きます。


いつもの新高島平で乗ったのですが、向かい側のシートにそのご婦人が座っておりました。

私が座ると同時ぐらいに、婦人がバッグから赤い小さな手鏡を出したのです。

そして、少し恥ずかしそうに鏡を覘き込み、髪や化粧を整えておりました。


出勤途中の電車の中で、若い女性が堂々と化粧しているのを、よく見かけます。

余り好きな光景ではありません。

しかし、今日の婦人は奥ゆかしさと恥じらいがあり、逆にエレガントに見えました。

同じ化粧をするにも、若い女性のそれとは明らかに違います。

恥じらいを持った女性は歳を取っても、チャーミングに見えるのではないでしょうか。

ミストラル家の山ノ神も、いつまでもそうであって欲しいと思います・・・


雨の日ではありましたが、何か清々しさを覚えた朝の光景でした。
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