同じ仕事場で数十人の人が、作業する宅配便のバイトでは、顔馴染みになって、話すようになる人は、今までほんの僅かです。
しかし、今のメインのバイトは、その日の作業現場のメンバーが約20人。
その構成が社員が三、四人。
契約社員や派遣の人の十名以上。
その中の数名はベトナムの若者。
それに同じバイト斡旋業社から入る、バイト三、四人でローテーションを組み、仕事をしています。
週に二、三日バイトをするだけでも、ひと月もすると全員の顔は覚え、親しくなる人は何人もできます。
最初の頃は社員の人から、スポットさんと呼ばれていましたが、今では私のことを全員が、名前で読んでくれています。
他のバイトの人は名前で呼ばれるのを、あまり聞いたことがありません。
徐々に仕事ぶりが、評価されたようです。
それぞれの立場の人と親しくなると、自分の居場所が一つ増えた気になり、バイトする前は予想だにしませんでした。
今日は多くの人から名前を呼ばれ、個人的に質問もされたので、それを強く感じました。
これからは当分の間、バイト中心で思考が拡がりそうです、、、。
『星など見えぬ街で』- クレヨン社