一燈照隅

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偽造大国中国!

2005年11月30日 | Weblog
日本と中国との関係間マスコミの言葉を借りれば「政冷、経熱」と言われています。 経済界は生産工場や販売地を中国に求めているのと、中国が日本製品を求めているのと合致しているからです。 しかし経済界は、中国進出におけるリスクをもう少し考えるべきです。今の中国に進出してはたして国益になるのか。

偽造大国「中国」にどう対処すべきか?
~米国に倣って直ちに強硬策に出ないと手遅れに~
取り締まりを本気で実施した気配すらない“偽造天国”  

中国での偽造品の横行というのは、いやはや、とてつもない規模である。映画や音楽のビデオ、DVDから電動工具、計測器、医薬品、酒、種子まで、とにかくなにからなにまで偽物が出回っているのだ。私が北京に駐在した二年間にも、あらゆる製品の偽造、模造、変造のものすごい実態をいやというほど知らされた。  
私が中国在勤を終えて、ワシントンにもどったのが2001年だからそれから4年余りが過ぎた。だがそれ以後、中国での偽造品横行はますます勢いを強めていることをまた改めて知らされた。私が中国に住んでいるころから、この偽造品問題、つまり中国の知的財産所有権侵害は全世界的な関心を集め、中国政府へのごうごうたる非難がわきあがっていた。知的所有権侵害とは他者の持つ特許、商標、意匠、著作権などを勝手に盗む行為である。日本企業も当然、莫大な損害を受けることとなる。2000年ごろでも日本企業が受ける損失は年間8500億円とも推定されていた。  
しかも偽造品は人間の命をも危うくする。人間の体内に入る医薬品の偽物や、人間の安全にかかわる自動車の部品の偽物が出回るからである。  
当時、中国当局も国際的な非難に対応する形で新たな法律や規則を設けて、取り締まりを強めることを誓約した。しかしそれから4年以上、その取り締まりなるものの効果はなにもあがらず、中国ではあいかわらず、偽造品、模造品が大手を振って横行していることが報告されたのである。

以後の記事は下記アドレスからご覧下さい。


“外交弱小国”日本の安全保障を考える
~ワシントンからの報告~ 古森義久
http://nikkeibp.jp/sj2005/column/i/11/


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