一燈照隅

日本が好きな日本人です

消えたブランコ。

2007年10月25日 | Weblog
最近公園でブランコを見かけなくなりました。

公園の遊具で子供がケガをして問題になったら、その遊具を公園から撤去します。
最近もブランコのチェーンの付け根が折れて子供が怪我をし、すべてのブランコが公園から撤去になりました。
ほかにも以前はあったのに、今なくなっている遊具が有ります。しまいにはすべて無くなってしまうのだろうかとも思えます。

あきらかに構造上に問題がある遊具なら撤去しても当然ですが、検査して大丈夫だったり使用する方の使い方が悪くて怪我をしたのなら撤去する必要はありません。
最近は遊具で何かあるとすぐ撤去します。
しかし、どんなに安全に作った物でも凶器になったりします。
公園で走っていて転んで大けがをしたら公園を撤去するのでしょうか。
子供は遊びで怪我をするのも勉強の内ではないでしょうか。
怪我をすることで痛みを覚え、次からは怪我をしないような術を覚えていくものです。

私が子供の頃は今から見れば、危険な遊具や遊びはいっぱいあったと思います。
遊びで怪我をしたからと言って、行政や学校に文句を言いに行く親はいませんでした。
それどころか怪我をした子供が怒られたりしていました。
怪我をした子供も、怪我が治ったら又同じ遊具で遊んだりしていました。

子供が怪我をしたら直ぐに撤去するのではなく、怪我をしないような術を覚えたりすることが大事ではないだろうか。




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4 コメント

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Unknown (まさ)
2007-10-27 23:29:55
山本大成さん。
子供には身の回りには危険な物が沢山有って、それから身を守るにはどうすればいいか覚えることが必要ですね。
受け身を知らない子が柔道をすれば大けがをするように。
携帯電話やインターネットも凶器になることも。
親が子供を教育できない事も関係しているのではないしょうか。
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ナイフは危ないから取り上げるのと同じ発想? (山本大成)
2007-10-27 10:34:57
 ナイフが危ないから取り上げるという発想で取り組んだ結果、包丁も使えない大人が増えたと聞いたことがあります。
 川でおぼれるといけないから、川には近寄らないというのも、自然の中で身を守る術を学ばせる機会を奪うことに繋がっていると思います。
 子供は、チャレンジャーですからどんなに規制をしても規制の目をくぐりますし、ナイフなどは確信犯で悪用しようとの考えを持っていればどこででも手に入れられます。
 このブランコの話も、結句は事なかれ主義の産物なのでしょうね....。

PS.
 子供と携帯電話・インターネットとの関係の件でも、同様な話が底流にあるように感じています。
 大事なのは隔絶することではなく、情報の取捨選択を自ら出来るように育てること。
 その方法の一つとして、子供から携帯電話を取り上げるという考え方なら理解できなくもありませんが、ただ闇雲に取りあげると言うことについては、良く理解できない部分があります。
(とは言っても我が家ではそう簡単に与えるつもりはさらさらありません。:最低限自分のこづかいの範囲で通話料を払わせ、ある程度の年齢になるまで渡す気はありません)
 今の議論は、深く考えもせず、ナイフが危ないからナイフを子供の目に触れないようにしようと同じロジックで語られているような気がすると言う意味です。
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Unknown (まさ)
2007-10-26 23:05:29
まえだしんごさん。
ボール遊び禁止の公園も多いですね。
土地のスペースがない都会で、あれは駄目、これも駄目となったら結局テレビゲームで遊ぶようになってしまうでしょう。
体感ゲームが売れるのがよく分かります。

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Unknown (まえだしんご)
2007-10-26 02:04:26
確かにそうですね。僕の自宅の近くにも公園があるのですが、遊具もなく、ボール遊び禁止の何もないスペースがあります。

仕舞いには、雑草が生え始め、地面がガタガタに・・・。市の意図が分かりませんね。
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