参議院選挙が始まっています。
今回の選挙は消費税が大きな争点になっているようですが、参議院の趣旨から言えば一つの政策が取り上げられるのはおかしくないでしょうか。
政策よりも参議院として機能するかどうかが問われるべきではないでしょうか。
ところで、稲田朋美議員が「私は日本を守りたい」と題した本を出版されました。
今の自民党には人材がいないと言われることがあるが、決してそうではありません。
マスコミ受けする議員だけで判断しないことです。
稲田朋美著 PHP研究所
今回の選挙は消費税が大きな争点になっているようですが、参議院の趣旨から言えば一つの政策が取り上げられるのはおかしくないでしょうか。
政策よりも参議院として機能するかどうかが問われるべきではないでしょうか。
ところで、稲田朋美議員が「私は日本を守りたい」と題した本を出版されました。
今の自民党には人材がいないと言われることがあるが、決してそうではありません。
マスコミ受けする議員だけで判断しないことです。
稲田朋美著 PHP研究所
第一章「保守再生」のために
―伝統と創造を重んじ、有道、有徳の国を目指す
1 民主党政権の「不道徳」をもたらしたもの
平成二十二二年四月二十八日「主権回復記念日」の決意/自民党は何のために闘うべきか/平成二十一年七月二十一日最悪のタイミングでの解散/解散当日、総理に訴えたこと
2 政治家・稲田朋美の原点
きっかけは「東京裁判」/二重の意味で違法な裁判/『「南京大虐殺」のまぼろし』の衝撃/私が総理の靖国神社参拝にこだわる理由/論壇デビユー論文に込めた想い
3 自民党再生に向けて
戦後レシームからの脱却/下野した自民党が立ち返るべきところ/道義大国を目指して
第二章 日本国の主権を守るために
―自分の国は自分で守り、自分の国のことは自分で決める
1 主権国家としてなすべき憲法改正
改正手続法の成立に六十年を要した異常さ/自分たちの国を自分たちで守れる法整備を/普天間問題によるわが国安全保障の危機
2 日本人であることの価値―国籍法改正問題
主権としての国籍問題/平成二十年六月四日の最高裁判決が提起した問題/最高裁の家族観/司法による立法/偽装認知防止策―DNA鑑定は慎重に/問題の本質は何か
3 日本に住むことの価値―在留特別許可制度
生活保護を受けている外国人の割合は日本人の二・五倍/不法滞在、偽装滞在/カルデロン事件/奈良の中国人姉妹の事件
4 主権国家の根幹を揺るがす外国人参政権問題
「損得勘定」で国を売る民主党/外国人への参政権付与は憲法違反/「平成七年二月二十八日最高裁判決」の読み方/法案を通すなら国民の信を問うべき/参政権は国民主権の帰結/地方参政権ならよい理由は?/増え続ける中国人の一般永住者/EU諸国と同列に論じるべきではない/外国人の政治活動の自由はどこまで認められるか/地力参政権は「公約」と公言した赤松前農水大臣/国境の島と水資源を外国資本から守れ
第三章 日本国民の衿持、文化を守るために
―「夫婦別姓」「人権擁護法」を許さない
1 家族の崩壊を招く法案(1)―選択的夫婦別姓
福井の普通のおっかさんは反対/平成八年の法制審議会の答申/法制度における原則と例外/夫婦同姓を「人権侵害」と考える千葉法務大臣/通称使用の法制度化について/「戸籍制度の廃止」が夫婦別姓の日的
2 家族の崩壊を招く法案(2)―民法七七二条問題
「無戸籍の子」ではなく「未届の子」が正しい呼称/民法は生物学的な父子関係を絶対視していない/具体的にかわいそうな事案の解決は司法の場で
3 家族の崩壊を招く法案(3)―相続分問題
法定相続分の嫡子優遇を合憲とした最高裁判決/婚外子の割合が低い日本は遅れているのか
4 「人権」の名のもとに人権を侵害する人権擁護法
表現の自由や政治活動の自由が制限される危険性/映画『靖国』問題は人権侵害か/大阪弁護士会の非常識な勧告書
5 なぜ国は戦後補償裁判で日本の名誉を守ろうとしないのか
事実関係の認否も反対尋問もしない国の代理人/原告の主張が一方的に「事実」と認定される事態に/米国下院の慰安婦引難決議に反論しなかった日本政府/下院決議に反論する意見広告を日本政府は無視/中国に残る毒ガスはすべて日本軍が遺棄したものなのか/個人的な賠償を認めることは国際法上の正義にかなわない
第四章 日本国民の財産、暮らしを守るために
―利益誘導型政治と決別し、国民全体の幸福と安心を実現する政策を
1 小泉構造改革をどう考えるのか
地域経済を破壊する鳩山内閣の郵政改革/白民党は小泉構造改革の総括を徹底的に行うべき/民主党の卑劣な利益誘導型政治/国民への説明を欠いた麻生政権の政策転換
2 財政再建についての考え方
不況期には正々堂々と赤字国債の発行で景気対策を/景気回復局面ではためらわずに消費税の引き上げを
3 メリハリの効いた社会保障政策を
人々を覆う、将来への漠然とした危機感/「選択と集中」で、真に必要な人たちに手厚く/年金制度の「税方式」「一元化」は抜本解決にならず/高齢化によって増えゆく医療費をどうするか
4 農業政策―守るべきもの、受け継いできたもの、受け継いでゆくもの
農村での実感―「ここに大切なものがある」/自由民主党農林部会―開かれた議論の場/米価下落―農業者だけの問題なのか?/生産調整―誤った問題設定/食料自給―誰のために誰が汗をかくのか?/土地改良―水管理は誰が行うべきなのか?/農業は防衛―民主党政権に農業政策を語る資格はあるのか?/民主党政権が拡大させた口蹄疫被害
〈対談〉櫻井よしこ・稲田朋美
第五章 私たちは日本を守りたい
―家族、ふるさと、先人の歩み…すべてのいとおしきものを守り、後世に伝えるために
疑念に答えず権力にしがみつく鳩山首相と小沢幹事長
民主党政権には自由な議論がない
日本解体を招く永住外国人への参政権付与
「人権」の名によって生まれる新たな人権侵害
家族破壊をもたらす夫婦別姓になぜ躍起になるのか
自民党は亡国法案阻止に立ち上がれるのか
最終章 「道義大国」創造のための七つの提言
―国のかたちの議論を深めるために
1 日本の民主主義をゆがめた民主党の不道徳
「政治とカネ」の疑惑にまみれた民主党/国民への説明責任を果たさなかった総理と幹事長/企業献金廃止について/真の政治主導とは/天下り、わたりの根絶/国会を議論の場に
2 なぜ自民党が下野したのかの総括を
国民におもねる政策しか打ち出せなかった/私の考える「道義大国」とは
3 提言
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