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『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』

2019年08月10日 | 映画(わ行)
『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(原題:Fast & Furious Presents: Hobbs & Shaw)
監督:デヴィッド・リーチ
出演:ドウェイン・ジョンソン,ジェイソン・ステイサム,イドリス・エルバ,
   ヴァネッサ・カービー,ヘレン・ミレン,ライアン・レイノルズ他
 
全館停電(正確には節電)でほぼ強制的に有休を取らされた日、
長引く夏風邪を治すには家でおとなしくするほうがいいのでしょうが、
とにかく暑い。エアコンのない家では寝ていることができません。
病院で処方された風邪薬のおかげで晩はよく眠れているから、
朝起きたときはかなり元気。
2週間劇場に行けずにいる鬱憤を晴らそうと、109シネマズ箕面へ。
 
“ワイルド・スピード”シリーズで一躍有名になったポール・ウォーカー
それまでは私が思う2大「存在感のないイケメン」のうちのひとりでした。
やっと存在感が出てきたと思った頃に映画を地で行く事故死。
前々作のエンドロールは泣かせにかかっているとしか思えず、私もウルウル。
 
そんなシリーズの脇役だったドウェイン・ジョンソン扮する元FBI特別捜査官、ルーク・ホブスと、
ジェイソン・ステイサム扮する元MI6エージェント、デッカード・ショウが本作の主人公。
原題もそのまま“Hobbs & Shaw”。
どちらも大好き、特にジェイソン・ステイサムが好きでたまらん私はめちゃ嬉しい。
 
サモア出身、訳あって故郷を離れ、今はロサンゼルスに暮らす元FBIルーク・ホブス。
愛娘のサムに故郷や家族のことを聞かれ、答えられずにいる。
一方、元MI6のデッカード・ショウはロンドンで高級車を乗り回し、洒落た生活を送っている。
ある日、そんなふたりがCIAからコンビを組んで捜査に協力せよと言われる。
 
犬猿の仲であるふたりは一緒に仕事など絶対にしたくない。
正義感の強いホブスはひとりで捜査しようとするが、
なんとCIAから聞かされたターゲットはショウの妹ハッティ。
他人ならば引き受けないところだが、自身の妹となるとショウは見過ごすわけにいかない。
 
CIAの話によれば、MI6のエージェント、ハッティは、テロ組織から新型ウイルス兵器を奪還。
しかしそのウイルスを持ち逃げしたというのだ。何か事情があるはず。
 
実はかつてショウが殺したはずの男ブリクストンが肉体改造でターミネーターとなり、
世界から弱者を淘汰するという大義のためにウイルス兵器を狙っているらしい。
ウイルスを奪還した直後にブリクストンに襲われたハッティは、
仕方なく自らの体内にウイルスを注入したのだった。
ブリクストンはハッティを生け捕りにしてウイルスを抽出するつもり。
 
ハッティを見つけ出したホブスとショウは、喧嘩しつつも事態解決に乗り出すのだが……。
 
思っていたほどには面白くなかったというのが正直な感想。
それでもドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムを見られれば嬉しい。
ふたりに厄介事を持ち込むCIAの兄ちゃんはライアン・レイノルズ
ハッティ役のヴァネッサ・カービーがめちゃカッコイイし。
ブリクストン役のイドリス・エルバも男前ですよねぇ。
サモアの巨漢たちの中にあってはジェイソン・ステイサムですら貧相に見えるのに笑いました。
 
ゴッドマザー役のヘレン・ミレンを見てすごい化粧やなと思ったのですが、
この人もそれなりのお歳ということで。ますますの活躍に期待。
 
DVDで観たってきっとつまらないです。
ご覧になるなら劇場の大画面で。私はIMAX版で堪能しました。
 
ちなみに、本作冒頭でホブスが着ているのはモトリー・クルーのTシャツでした。

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