夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『TAXi ダイヤモンド・ミッション』

2019年02月03日 | 映画(た行)
『TAXi ダイヤモンド・ミッション』(原題:TAXi 5)
監督:フランク・ガスタンビドゥ
出演:フランク・ガスタンビドゥ,マリク・ベンタラ,ベルナール・ファルシー,
   サルヴァトーレ・エスポジト,エドゥアルド・モントート,サブリナ・ウアザニ他

109シネマズ大阪エキスポシティにて。

終業後に、職場の同僚で古稀を過ぎている(←わざわざ書かなくていい!?)友人と
『ボヘミアン・ラプソディ』のレイトショーを鑑賞することになりました。
その友人とは12月に2回、一緒に『ボ・ラプ』を観ています。
また観ることになったのはなんでかというと、彼女の旦那様をお誘いしたかったから。
旦那様は私のダンナ同様に流行りものに興味がないのかと思ったら、
そういうわけでもなくて、DVDになったら観るとおっしゃっているらしい。
それやったら絶対劇場で観るほうがいいですよとお誘いしたのです。

レイトショーの開始時間は20:30。
終業は17:15ですから、私ひとりなら当然もう1本観るところだけれど、
友人が一緒にハシゴするとも思えない。
いったん家に帰って晩ごはん食べてゆっくり旦那さんと来るだろうと思い、
「私はもう1本観るけど、いったん帰るよね?」と尋ねたら、「私ももう1本観る~!」。
マジかい(笑)。70年以上生きてきて、映画のハシゴは初めてとのこと。
そんな「初めて」にご一緒できてものすごく光栄です。

鑑賞候補は何本かあったので、友人に予告編を観て選んでもらいました。
彼女が抱いていたフランス映画のイメージが変わったようです。

“TAXi”といえばリュック・ベッソン
今回彼は製作にまわり、監督と主演を務めるのはフランク・ガスタンビドゥ。
ハゲだけどイケメンだねぇ。ちょっとニヤケすぎか。いや、でもイケメン。
共演者のマリク・ベンタラはフランスの人気コメディアンらしい。

パリ警察のスーパー刑事シルヴァン・マロ。
優れた運転テクニックを持つスピード狂だが、女にも目がない。
偉いさんの女房にもそうとは知らずに手を出してしまったせいで、
特殊部隊を夢見ていたのに、マルセイユ警察に左遷される。

左遷先で待っていたのはおよそやる気を見いだせない面々。
女性といえる同僚もおらず、シルヴァンは意気消沈。
しかし成果を挙げなければパリに戻るのは難しいと思っていたところ、
市長からイタリアンマフィアを征伐せよとのお達しが。

イタリアンマフィアはフェラーリなどの高級車を駆り、宝石を盗んでいる。
彼らを捕らえるにはおんぼろパトカーでは無理。
シルヴァンは伝説のタクシードライバー、ダニエルの甥エディ・マクルーを見つけ、
今はアルジェリアで彼の叔父が乗っているというプジョー407を手に入れるのだが……。

序盤にゲロネタ、う○こネタが繰り広げられて、もう勘弁して。
笑いましたけど、画面直視できず(笑)。
差別的表現も結構あるため、その点と下品さが駄目な人は絶対無理でしょう。

カーチェイスの迫力は相変わらず。
もっとその時間が長くてもよかったぐらい。
昔の“TAXi”よりも雑な感じは否めません。

何の割引もない日のIMAXレーザーGT2D版だったから、
2,400円で観るにはアカン作品だという気がします。
ゲロもう○こも大丈夫な方は、安い日にどうぞ。

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