夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『アンロック/陰謀のコード』

2018年04月28日 | 映画(あ行)
『アンロック/陰謀のコード』(原題:Unlocked)
監督:マイケル・アプテッド
出演:ノオミ・ラパス,オーランド・ブルーム,トニ・コレット,
   ジョン・マルコヴィッチ,マイケル・ダグラス他

日曜日に4本ハシゴ、1本はナナゲイで、その次以降TOHOシネマズ梅田にて。
『レディ・プレイヤー1』を観た後、1時間の空きあり。
ナビオ7階でごはんを食べることにしました。
隣席の若い女性二人連れも映画を観てきたばかりのようで、
何の映画かなと思ったら、“コナン”でした。
「今日は誘ってくれてありがとう」「だってひとりで観るわけにいかないでしょ」
「ひとりで観るなんて寂しいもんね」「うん、あり得ない」。
あ~、そうですか、私はいつもひとり、コナンももちろんひとりで観たっちゅうの。
映画もひとり、ごはんもひとりの私、さぞかしあり得んことでしょう(笑)。

ノーマークでしたが、地味ながらかなり私好みのキャストです。

尋問官という仕事があるのですね。ネットで調べてみると、
「ダークサイドのフォース感知者のエージェントによって構成された、
帝国情報部の秘密部門」
とイのいちばんに出てきます。
それは私の知りたい答えじゃないっ。
一般的には捕虜の尋問(ときには拷問)をおこなう人のことだそうです。
それそれ、私の知りたかった答え。
本作の尋問官は拷問はしません。
捕虜と対面して、犯罪に関わる情報を上手く聞き出す人。

アリスはCIAの優秀な尋問官だったが、
パリで計画されていたテロ事件の首謀者に尋問しておきながらテロ決行に間に合わず、
24名の犠牲者を出してしまったことに責任を感じ、今は第一線から身を引いている。

ところがある日、バイオテロ計画の重要人物ラティーフへの尋問を命じられる。
断るにも他に適役がいないとのこと、緊急を要すると言われて尋問に臨む。
周囲がアリスの力量を疑問視するなか、
アリスはラティーフの動揺を上手く突いて大事な情報を引き出すことに成功。

しかしいざその情報を伝える段になって、これは罠だと気づくアリス。
ラティーフを連れてに逃亡を図るが、ラティーフは死んでしまう。
なんとか脱出したアリスは、上司ラッシュを頼るのだが……。

各国情報機関やらテロ組織やらが絡んで、誰を信じてよいのやら。
裏切られて裏切られて、いちばん悪い奴はやっぱりアンタか、という、
ありがちな話ではあるのですが、目が離せなくてカッコイイ。

アリス役のノオミ・ラパスは、『ミレニアム』の頃が懐かしい、
立派なハリウッド女優に。もうすぐ40歳なのですね。
CIA支局長にジョン・マルコヴィッチMI6のリーダーにトニ・コレット
このふたりはものすごくいいけれど、上司役のマイケル・ダグラスがなんかヤダ(笑)。

わかりやすい娯楽映画で後味もスッキリ。
続編もつくろうと思えばつくれそうですけれど、
やっぱりキャストが地味だから無理かなぁ。

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