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『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』

2019年08月12日 | 映画(た行)
『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』
総監督:山崎貴
監督:八木竜一,花房真
声の出演:佐藤健,有村架純,波瑠,坂口健太郎,山田孝之,ケンドーコバヤシ,安田顕,
     古田新太,松尾スズキ,山寺宏一,井浦新,賀来千香子,吉田鋼太郎他
 
109シネマズ箕面にて『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』とハシゴ。
 
観るつもりの人はすでにご存じだと思うので最初からネタバレしちゃいます。
えーっ、これってこんなオチなの!?
ほとんど夢オチと言っていい類の、全部ゲームの中の話でしたっちゅう。
何も知らずに観に行った私はたまげました。ちょっとナメられた感(笑)。
 
魔物たちに母親マーサを連れ去されて以来、旅を続ける少年リュカと父親パパス。
ある日、リュカと王子ヘンリーが遊んでいるところへ再び魔物たちが現れ、
ヘンリーを助けようとしたパパスが殺されてしまう。
パパスが最後に言い残した言葉は「マーサは生きている」。
 
その言葉が頭から消えず、10年後、リュカは母親探しの冒険へ。
訪れた町サラボナで、懐かしい女性に再会したリュカ。
それは町の大富豪ルドマンの娘フローラ。
ちょうどサラボナはどデカい怪物ブオーンに荒らされて困っており、
ルドマンはブオーンを退治できた者をフローラの婿に迎えるつもり。
 
フローラが自分に気があると知り、俄然はりきるリュカは、
もうひとりの懐かしい女性で幼なじみビアンカに助けられ、
なんとかブオーン退治に成功、フローラと結婚の運びに。
しかし、本当に自分が好きなのはビアンカだと悟り……。
 
ビアンカと結婚して子どもができて、
その子どもが天空の勇者で、って話なのですが、ほんとに口あんぐり。
いきなり現実に引き戻されて、VRゲームする青年のシーンへ。
 
ゲーム化に懐疑的だった山崎貴監督はオファーを断り続けたのに、
このラストを思いついて引き受けることにしたらしい。
まぁ、「あなた自身の物語」っちゃそうですけど。
当然のことながらゲーマーからは酷評の嵐だそうで、
でも、これだけ酷評されると気になって観に行く人も多いはず。
映画は売れてナンボと公言する山崎監督だから、結局みんな術中にハマっているのでは。
 
最近いちばんビックリしたオチです。斬新(笑)。

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