夜な夜なシネマ

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『デッドプール2』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の17本目@西宮)

2018年06月17日 | 映画(た行)
『デッドプール2』(原題:Deadpool 2)
監督:デヴィッド・リーチ
出演:ライアン・レイノルズ,ジョシュ・ブローリン,モリーナ・バッカリン,
   ジュリアン・デニソン,ザジー・ビーツ,T・J・ミラー,忽那汐里他

TOHOシネマズ西宮で『レディ・バード』『30年後の同窓会』→〆にこれ。

『名探偵コナン ゼロの執行人』が7週連続で興行成績1位を獲得。
8週目にその座をかっさらったのは本作だったそうで。
私はアメコミオタクではないので、そんなに人気があるとは信じられないのですけれど。
実際、公開2週目には客の入りもさほどではなくなったらしく、
私が観た回も土曜日だったにもかかわらず半分くらいの入り。
観てみればより強く思います、これってオタクのための作品ですよね?

だけど、アメコミオタクだけじゃなくて、映画オタクも楽しめます。
『デッドプール』(2016)とは監督が替わり、デヴィッド・リーチ監督へ。
もうやりたい放題、パロりまくりでかなり笑いました。

末期癌で余命わずかのウェイドが望みを託して受けた手術がいかがわしい人体実験
無敵の“デッドプール”と化し、もはや死にたくても死ねない体になってしまった。
お調子者の彼は悪い奴らをバッタバッタとなぎ倒したあと、
愛しのヴァネッサにプロポーズ、受け入れられて幸せの絶頂。
ところがデッドプールを殺そうとやってきた奴らがいた。
巻き添えを喰らったヴァネッサが死に、悲しみに暮れるウェイド。

生きる気力を失ったウェイドの前に、機械と生物の融合体、超人ケーブルが現れる。
ケーブルが狙うのは孤児院に暮らすミュータントの少年ラッセル。
天国にいるはずのヴァネッサから背中を押され、ウェイドはラッセルを救う決意をする。

ひとりではケーブルにとても太刀打ちできないと考えたウェイドは、
“Xメン”ならぬ“Xフォース”を結成しようとメンバーを募る。
採用したメンバーとともにラッセル救出に向かうのだが……。

冒頭に登場するオルゴールが“ローガン”仕様。
オルゴールのネジがローガンの胸に刺さっているのですから、そこからしてワラける。
終始ありとあらゆるパロディが登場するので、すべて拾えているかどうか自信なし。
拾いきるのが大変なほどだから、まったく知らずに観て面白いのか疑問です。

“Xフォース”のメンバーに採用されたバニッシャーは、透明人間だから映りません。
だけど、殺されたときに一瞬現れた顔がなんとブラピ
数秒のことだったから、今のはブラピでしょ?どんなカメオ出演よと思いながら、
帰宅後に調べたらやはりそうでした。
マット・デイモンも出ていたとは気づかなかったんだなぁ。悔しいぞ。

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で主役も食う勢いだったサノス役のジョシュ・ブローリンがケーブルに扮し、
サノスももちろんパロっています。
無敵の悪役、怖すぎると思っていたら、最後はなんと泣かされて。
前作より私は遙かに楽しかった。

ちなみに本作の上映終了時刻は20:35。
まっすぐ帰りたくなる時間帯のところ、美味しいものが食べたくなったから武庫之荘へ。
入店時は団体さんが入られていて大盛況でしたが、22時近くにお開き。
その後、私ひとりの貸切状態になったので、
スタッフの皆さんにおしゃべりにつきあっていただき、楽しく食べて飲みました。
ダンナの出張中ならではの一日の楽しみ方。

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