12月11~14日はジュネーヴのお祭り、エスカラードでした。(ヴェルソワはジュネーヴ州の町です。エスカラードのお祭りについて詳しくはここをクリック!)
次男は長男の通うインターではなく、家から100mのところにあるスイスの公立小学校に通っていますが、前の週にお知らせのお手紙を持って帰って来ました。
”12日金曜日に学校でエスカラードを祝います。11日には野菜を刻んだものとチョコレート代1フランを持ってきてください。12日は朝から仮装してきてください。昼前に校庭でスープが振舞われますのでスープのボールとスプーンに名前を書いて持参してください。スープ(の時間)にはどうぞ家族のみなさんもご参加ください。”
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違う国の学校に転校するたび、最初の一年は慣れない行事に戸惑うけれど・・・・野菜ってどんな野菜をどんな風に切っていけばいいのさ?!
お手紙をもらった数日後に、ちょうど担任の先生との三者面談があったので質問してみました。
金髪美人の担任いわく
”野菜は何でもいいんですよ~ニンジンとか、玉ねぎとか、適当に切って持ってきてください。仮装も何でも着たいものを着てください。ところでエスカラードの由来をご存知ですか?1602年にジュネーヴがサヴォアの攻撃を跳ね返した記念のお祭りで、市民の一人のおばあさんがおなべに煮ていた野菜スープを城壁を登ってくる敵兵にむかってぶちまけて撃退したので、それにならって現在でもその日はみんなで野菜スープを食べます。その日があるからジュネーヴは今日、フランスではなく、スイスなのですよ!!”
と誇らしげに語ってらっしゃいました。なるほど~。
それにしても、煮えたぎるスープで敵を撃退、ってグリム童話か?!今の国際都市ジュネーヴのイメージとはだいぶ違う、素朴なエピソードですね。
さて当日、本当は中世の騎士の格好でもさせたかったけど間に合わなくて断念。手持ち衣装でハリーポッターに。
鼻が低いのでめがねがずり落ちているやや小太りのハリー、朝ごはんを食べるの図。もうすぐ8時だけど、外はまだ真っ暗です。
ちょっとドキドキしながら昼前には私も学校に行ってみました。前日まで3日間雪が降り続いていた雪は溶けていたけれど、石の床の上は寒い~!!でも前日持ち寄った刻み野菜で作られた熱々のスープが、と~っても美味しかったです。
温まったところで落ち着いて辺りを見回すと、目に入ったのは校長先生。
・・・・中国人の扮装だそうな。
そして担任の先生(向かって右)。
何がテーマなのか聞きそびれたけど、美人は何着ても似合うわねえ。それにしても黒髪のヅラまで・・。
見回すと、子供たちは全員が仮装しているわけではないみたい。先生たちのほうが気合入ってる!?
スイスの学校では生徒はお昼ご飯にいったん家に帰り午後また学校に戻るためか、次男によれば午後から仮装をする子も多かったそうです。
引っ越してきた頃、どのチョコレート屋さんのウィンドウにもジュネーヴ州の紋章の入った変わった形のチョコレートが飾ってあり、横には人参等野菜の形の色鮮やかなマジパン菓子が添えてあった。それがチョコレート製の野菜スープなべだったんですね。学校でもこの日の行事の最後には大きなチョコレートのおなべを割って、みんなで食べたそうです。
夜には同じ校庭で、スープ以外にも食べ物や飲み物のスタンドも出て地域の人が集まり、エスカラードの歌を歌ったり笛や鳴り物で騒いでいました。こうした催し、ジュネーヴ州のそれぞれのコミュニティーでやっているらしいです。日本の町内盆踊り大会みたいなものかな?
ちなみにジュネーヴ中心地の旧市街では毎年12月14日に中世の格好をした人たちのパレードがあり、野菜スープとヴァン・ショ(vin chaud スパイス入りの暖めた赤ワイン)が振舞われ、夜には剣を持ち”勝利宣言”で祭りの幕が閉じられるそうです。
みんみん家もパレードを見に行きたかったんだけど、家から遠いし寒そうだったのと、家の片付けのため行けませんでした・・・・・そうなんです!とうとう着きました!船便!!!
次男は長男の通うインターではなく、家から100mのところにあるスイスの公立小学校に通っていますが、前の週にお知らせのお手紙を持って帰って来ました。
”12日金曜日に学校でエスカラードを祝います。11日には野菜を刻んだものとチョコレート代1フランを持ってきてください。12日は朝から仮装してきてください。昼前に校庭でスープが振舞われますのでスープのボールとスプーンに名前を書いて持参してください。スープ(の時間)にはどうぞ家族のみなさんもご参加ください。”
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違う国の学校に転校するたび、最初の一年は慣れない行事に戸惑うけれど・・・・野菜ってどんな野菜をどんな風に切っていけばいいのさ?!
お手紙をもらった数日後に、ちょうど担任の先生との三者面談があったので質問してみました。
金髪美人の担任いわく
”野菜は何でもいいんですよ~ニンジンとか、玉ねぎとか、適当に切って持ってきてください。仮装も何でも着たいものを着てください。ところでエスカラードの由来をご存知ですか?1602年にジュネーヴがサヴォアの攻撃を跳ね返した記念のお祭りで、市民の一人のおばあさんがおなべに煮ていた野菜スープを城壁を登ってくる敵兵にむかってぶちまけて撃退したので、それにならって現在でもその日はみんなで野菜スープを食べます。その日があるからジュネーヴは今日、フランスではなく、スイスなのですよ!!”
と誇らしげに語ってらっしゃいました。なるほど~。
それにしても、煮えたぎるスープで敵を撃退、ってグリム童話か?!今の国際都市ジュネーヴのイメージとはだいぶ違う、素朴なエピソードですね。
さて当日、本当は中世の騎士の格好でもさせたかったけど間に合わなくて断念。手持ち衣装でハリーポッターに。
鼻が低いのでめがねがずり落ちているやや小太りのハリー、朝ごはんを食べるの図。もうすぐ8時だけど、外はまだ真っ暗です。
ちょっとドキドキしながら昼前には私も学校に行ってみました。前日まで3日間雪が降り続いていた雪は溶けていたけれど、石の床の上は寒い~!!でも前日持ち寄った刻み野菜で作られた熱々のスープが、と~っても美味しかったです。
温まったところで落ち着いて辺りを見回すと、目に入ったのは校長先生。
・・・・中国人の扮装だそうな。
そして担任の先生(向かって右)。
何がテーマなのか聞きそびれたけど、美人は何着ても似合うわねえ。それにしても黒髪のヅラまで・・。
見回すと、子供たちは全員が仮装しているわけではないみたい。先生たちのほうが気合入ってる!?
スイスの学校では生徒はお昼ご飯にいったん家に帰り午後また学校に戻るためか、次男によれば午後から仮装をする子も多かったそうです。
引っ越してきた頃、どのチョコレート屋さんのウィンドウにもジュネーヴ州の紋章の入った変わった形のチョコレートが飾ってあり、横には人参等野菜の形の色鮮やかなマジパン菓子が添えてあった。それがチョコレート製の野菜スープなべだったんですね。学校でもこの日の行事の最後には大きなチョコレートのおなべを割って、みんなで食べたそうです。
夜には同じ校庭で、スープ以外にも食べ物や飲み物のスタンドも出て地域の人が集まり、エスカラードの歌を歌ったり笛や鳴り物で騒いでいました。こうした催し、ジュネーヴ州のそれぞれのコミュニティーでやっているらしいです。日本の町内盆踊り大会みたいなものかな?
ちなみにジュネーヴ中心地の旧市街では毎年12月14日に中世の格好をした人たちのパレードがあり、野菜スープとヴァン・ショ(vin chaud スパイス入りの暖めた赤ワイン)が振舞われ、夜には剣を持ち”勝利宣言”で祭りの幕が閉じられるそうです。
みんみん家もパレードを見に行きたかったんだけど、家から遠いし寒そうだったのと、家の片付けのため行けませんでした・・・・・そうなんです!とうとう着きました!船便!!!
うちの船便はやっとアントワープへ到着、陸揚げされたようで、配達は1月末とのこと・・・。
朝の8時近くでも真っ暗とは・・・冬の欧州は陰鬱ですね(^^;
ではでは荷物のお片づけがんばってください。
荷物が無事に着いたのはすごくうれしいのですが、片づけが終わりません
ボブチェンコさんのところも、祝・アントワープ着!!
あと約1ヶ月の辛抱ですね。とりあえず大陸には着いたのですからもう大丈夫。今のうち広々とした部屋を満喫しましょう?!
それにしても冬のヨーロッパ暗くて、本当に嫌です。
そういえば日本の学校で普通、仮装しないよね・・・
でも、まんみちゃん幼稚園の運動会でやったじゃない?ナツカシイ~。