今日は休日なので、昼過ぎに買い物へ。常にモーツァルトを流し、ウィーン風パンとケーキをおくカフェ・モザールCafé Mozartで数種類のパンを購入したので、ケニア土産にもらったブルーマウンテン・コーヒーを淹れて遅めの昼食をベランダでとることにした。
ちなみにCafé Mozartは、昨年出来た店で、キンシャサ・ブランシェ(キンシャサでイケてる店)なんていう本を出したらきっと紹介されるであろうカフェである。
せっかくおいしいパンをいただくから、ワインを開けよう(理由は何でもいいのだ)。
今日は暑いので、QUINTA DE AZEVEDOのVINHO VERDE 2003。
VINHO VERDE(ヴィーニョ・ヴェルデ)というのはポルトガル語で「緑のワイン」という意味の発泡性ワイン。発泡性といってもシャンパーニュのように強い炭酸ではなく、ちょっとグラスを回すと炭酸がなくなってしまう程度の微炭酸だ。
ガイド本によると、ヴィーニョ・ヴェルデには白だけでなく赤もあるようだが、赤のヴィーニョ・ヴェルデはキンシャサでは見かけない。かつては発酵の過程で生じる炭酸を残したらしいが、現在では単に炭酸ガスを吹き込んで軽い発泡性を持たせることが多いみたい。
そういえば、ビオワインの造り手が酸化防止剤に亜硫酸(SO2)を使わない代わりに、発酵の過程で生じる炭酸を瓶詰め後にも少量残して酸化を防ぐ手法を用いることがある(例えばフィリップ・パカレ)が、炭酸の程度はそれをほんの少し強めにした感じではないかと思う。
通常、「緑のワイン」は薄い色で、味も薄めですっきり系だが、今日のワインは色が結構濃い。味も濃いめでちょっと熟成感があり、ひょっとしたら、これまで飲んだヴィーニョ・ヴェルデの中では一番美味しいかも。
キンシャサでは、ポルトガル人が経営するスーパー”Express”やポルトガル料理屋があるため、いろんなポルトガルワインを飲めるのはうれしい驚きだ。
今日のように、暑い日の午後、キンキンに冷やしたヴィーニョ・ヴェルデはとりわけうまい。
結局、子供たちはパンを食べたらさっさと部屋に戻り、妻は子供部屋の模様替えということでいなくなり、私だけベランダに残って、グラス片手にいい気持ちになった。
暑い夏、パリのレストランでシャンパーニュを飲む時のような贅沢さはないけれど、とりあえずコーヒー以外は現地調達したものを使ったキンシャサの昼下がりの過ごし方にしては、なかなかイケてるのではないか。(M)
ちなみにCafé Mozartは、昨年出来た店で、キンシャサ・ブランシェ(キンシャサでイケてる店)なんていう本を出したらきっと紹介されるであろうカフェである。
せっかくおいしいパンをいただくから、ワインを開けよう(理由は何でもいいのだ)。
今日は暑いので、QUINTA DE AZEVEDOのVINHO VERDE 2003。
VINHO VERDE(ヴィーニョ・ヴェルデ)というのはポルトガル語で「緑のワイン」という意味の発泡性ワイン。発泡性といってもシャンパーニュのように強い炭酸ではなく、ちょっとグラスを回すと炭酸がなくなってしまう程度の微炭酸だ。
ガイド本によると、ヴィーニョ・ヴェルデには白だけでなく赤もあるようだが、赤のヴィーニョ・ヴェルデはキンシャサでは見かけない。かつては発酵の過程で生じる炭酸を残したらしいが、現在では単に炭酸ガスを吹き込んで軽い発泡性を持たせることが多いみたい。
そういえば、ビオワインの造り手が酸化防止剤に亜硫酸(SO2)を使わない代わりに、発酵の過程で生じる炭酸を瓶詰め後にも少量残して酸化を防ぐ手法を用いることがある(例えばフィリップ・パカレ)が、炭酸の程度はそれをほんの少し強めにした感じではないかと思う。
通常、「緑のワイン」は薄い色で、味も薄めですっきり系だが、今日のワインは色が結構濃い。味も濃いめでちょっと熟成感があり、ひょっとしたら、これまで飲んだヴィーニョ・ヴェルデの中では一番美味しいかも。
キンシャサでは、ポルトガル人が経営するスーパー”Express”やポルトガル料理屋があるため、いろんなポルトガルワインを飲めるのはうれしい驚きだ。
今日のように、暑い日の午後、キンキンに冷やしたヴィーニョ・ヴェルデはとりわけうまい。
結局、子供たちはパンを食べたらさっさと部屋に戻り、妻は子供部屋の模様替えということでいなくなり、私だけベランダに残って、グラス片手にいい気持ちになった。
暑い夏、パリのレストランでシャンパーニュを飲む時のような贅沢さはないけれど、とりあえずコーヒー以外は現地調達したものを使ったキンシャサの昼下がりの過ごし方にしては、なかなかイケてるのではないか。(M)