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ヴェルソワ便り

スイスはジュネーヴのはずれヴェルソワ発、みんみん一家のつづる手紙。

初めての・・・

2008-05-09 10:44:33 | 日記
帰国中の初めて体験その1。

知り合いの方に券をいただいて、神宮球場でヤクルト・阪神戦を観戦しました。次男は4歳になったばかりのときに日本を出ているので、ほとんど野球というものを知らない。私もプロ野球観戦は初めて。ヤクルトといえば古田しか知らなかったのに、もういないんだっていうじゃありませんか。困った。神宮だというのに球場の4分の3は阪神ファンで埋め尽くされている。しかし東京人として、ここはヤクルトを応援しなくては!



まわりは六甲おろしの大合唱。


もちろんヤクルトの東京音頭は歌ったぞ~!ビニール傘は振れなかったけど。応援はタイガースファンの圧勝でも試合のほうはヤクルトの勝利!良かった良かった。スタンドで食べた初めてのカレーライスやうどん、豚汁も結構おいしかったです。


初めて体験その2。
宿泊地・田無の駅に着いたら、妙に騒がしい生演奏の音楽が。



なんと、ちんどん屋さんでした。いや、もちろん私は初めてではないですよ。でもン十年ぶりに見たので、思わず一緒に撮らしてもらっちゃいました。こどもの頃、ちんどん屋さんって、なんか怖くて、正視しちゃいけないような気がして、よく見たことがなかったんですが、このお二人は時代劇役者みたいで結構イケてました。こどもたちは怪訝そうな表情・・・。





さてさて今回の帰国中も、いろいろな方にお世話になり、たくさんの懐かしい出会いがありました。時間のない中、予定を調整してセッティングしてくれたみなさん、ありがとう!楽しかったよ~!

人間ドックや検査も問題なく、前回よりも数値が良いほどキレイな体(の中)でした。(°∀°)b
物資調達もしたし、心置きなくコンゴへ帰ります。

と、その前に、まずはフランスだぞお~!!
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やっぱ温泉でしょ。

2008-05-08 16:01:23 | 日記
ロマンスカーで、箱根日帰りの旅。目的は豆腐料理と温泉です。

海外でも日本食は食べられるけど温泉はないから、いや温泉はあるけど日本のとは違うから(エジプトにもあったしね~)、やっぱり帰国時の”温泉でのんびり”ははずせない。おいしい豆腐も味わいたい。
でも今回、なかなか予定が立たなくて急遽前日に決めたので、何の予約も取っていないうえ、朝寝坊してスタートが遅れてしまいました。急いでのんびりしに行かなくちゃ?!

新宿からロマンスカーに乗り箱根湯本駅に着いたときには、とっくにお昼ご飯の時間となっていたので、まずは駅から歩いて5分ほどにある、豆腐料理屋へ。





豆腐と山芋料理の専門店、知客茶屋(しかぢゃや)は元温泉旅館だったとのことで、予約すれば温泉と昼ごはんの日帰りコースがあるのだけれど、すでに時遅し。とりあえずお料理だけでも頂こう。

夫は山芋のコース、私は豆腐のコース、長男は山かけのコース。ここで今更な事に、次男は山芋が苦手だったことに気がついた。すっかり忘れていたよ~。

まずは湯葉。


そして胡麻豆腐


お豆腐の味噌とろろがけは3コース共通。


マグロの山かけを麦ご飯にかける長男。

すべてが素材の味を生かした、あっさりとした味付けでうれしい。が、肉食人の中で育っている次男には合わなかった。コース料理は何品も出るので、彼は白飯だけとってみんなのを分け与えることにしたけど、彼の食べれるものは豆腐のステーキと山芋の磯辺焼き(両方とも写真がありません)と漬物ぐらいのものだった。ゴメンヨ。ごはんはおかわりできるのでいっぱい食べれたけどね(゜ー゜;

あっさりしているのでさらりと入ってしまうけれど、かなり満腹。山芋ってお腹が膨れますねえ。どれもおいしゅうございました。

お腹がいっぱいなのでお散歩しながら、今からでも入れる温泉を目指して上り坂を行く。空も晴れ上がり、新緑が目にまぶしい。



念願の温泉、日帰りの時間にも何とか間に合いました。売っていたかわいい和柄の足袋やおパンツなどが、東京で買うよりも安くて品揃えも良かったです。週末のお客は若い女の子が多いのかな~。

さてまた坂道を下って、さっきの茶屋とは別の、フツーのお豆腐やさんで、ざるどうふ、胡麻豆腐、湯葉を持ち帰り用に買い、駅前の店では温泉饅頭やら佃煮を買いまくる。あれ、なんだかまた小腹が減ってきたような・・・。饅頭屋さんの2階の甘味処にとっても惹かれたんだけど、もう閉店時間だというので並びのそばと甘味の店へ。店内は天井も高く、すごく広い。




昼物足りなかった次男は、大振りなおわんに入ったお汁粉をたいらげ、私の分のあんみつも半分くらい食べた・・・。

満足して外に出ると、さっき買い物したおみやげ物屋さんなど軒並みシャッターを下ろして店じまい。早いなあ。まだ6時だよ?


帰りのロマンスカーでは一番前の車両だったので、勝手に最前列で景色を楽しむ。この先小田原までの風景は、江ノ電や世田谷線みたいに民家のすぐ脇を通って、面白い。そして・・・。


最後のイベント、駅弁の押し寿司。自販機のお茶も何種類もあるし、食べたいものがすぐに食べられちゃう。やっぱり日本は良いなあ。

大急ぎの”のんびり旅”、これにて終了です。
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遊園地よりも。

2008-05-07 17:15:23 | 日記
こども達に、東京でどこか行きたいかいくつかの選択肢の中から選ばせたところ、なぜか遊園地系は却下。絶叫マシンが怖いのだろうか。乗り物嫌い?パリにいるときにも一回もユーロディズニーに行かなかったな~。あ、これは親の好みの問題かも。

結局日本にいる頃よく行っていた、水族館と科学博物館に行く事になりました。さいたま新都心にリニューアルオープンした鉄道博物館や幕張の恐竜展は、行きたかったけどちょっと遠いので時間が合わず断念。

しろみは用事があったので、上野の科博は夫とこども達の3人で。特別展示ダーウィン展を中心に見学。



科博名物・正面玄関脇にある等身大!?のシロナガスクジラ像の前で。地球上最大の哺乳類像は、横からではカメラに収まらないのです。


中庭のD51機関車。前はなかったんじゃないかな。




別の日、こちらは4人で行きました、老舗ともいえるサンシャイン水族館。5年半ぶりくらいに行ったけど、けっこう様変わりしていた。

屋外にはペンギンのコーナーができていて、去年旅行で行った南アフリカで見た、ケープペンギンがいました。本場・南アのケープでは、ペンギンたちの繁殖する海辺のコロニーを人間が見させていただく、という感じでしたが、ここのペンギンちゃんたちはずいぶんと人慣れしている。ガラス越しの長男の人差し指を追いかけて遊んでくれました。


昔ガボンにいるとき訪れたランバレネ(シュヴァイツアー病院があります)で、遠くからしか眺められなかったモモイロペリカンもいる。

近くでみるとかなり大きくて怖かった。見つめられて、固まる次男。


エジプトの白砂漠で遭遇できなかったフェネックぎつねにも、思いがけず会えた。・・・・あれ、ここって水族館だよね?


さて館内の案内を見ると、熱帯の川の展示もあるらしい。メコン川、アマゾン川、そしてわれらがコンゴ川。まさかコンゴコビトワニとか、このまえの川沿いの魚市場に並んでたみたいのが泳いでいるのかしら。ワクワク。

 









え、これだけ? ( ;゜Д゜)
なんか地味すぎない?みんな、ほとんど見ないで通り過ぎていっちゃうよ~。さすがにワニはムリとしても、もうちょっと、なんとかならんものかね。


そこで結論。

アフリカの動物は日本のほうがじっくり見れる。
でもコンゴのものはコンゴでしか見れない。

というわけで、みなさん。どうぞキンシャサへお越しくださいませ。
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汐留のポケモン

2008-05-07 10:05:36 | 日記
更新が遅れてます。すみません。さあ、どんどん行こう!

前は東京八重洲口にあったポケモンセンター、汐留に移転していました。

  

平日なので、空いています。
興奮で頭に血が上っている二人をけん制し、適度に買い物を済ませた後は、夫のリクエストで御成門の”とんかつ 燕楽”へ。この近くに勤務していたころ、ちょくちょく来ていた店だそうです。



夫はロースかつ、私はヒレかつの定食。豚汁と漬物、ご飯がついて2300円なり。すごいボリュームで、食べきれるかな~と心配したけど、それには及ばず。絶妙な火の通り具合、肉は柔らかくておいしい。キャベツの千切り、豚汁一滴まで完食です。

子どもたちはカツ丼、1000円。

非常にシンプルながら、これまたおいしい。

とはいえ私としては当初、きれいになった汐留の高層ビルで、海でも見下ろしながらのお食事を期待していたのですけど・・・。ま、ポケモンの袋たくさん下げておしゃれな店っていうのもね。またトンカツ屋の二階座敷っていうのもオツなもので。古い日本家屋はこどもたちには珍しくって好評だし、なにより味は◎。結果的には大満足でした。
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お江戸見物

2008-04-20 00:15:47 | 日記
ご無沙汰しています、しろみです。

えびせん、八丁味噌、ちくわをしこたま買い込み、後ろ髪を引かれながら一路新幹線で東京へ向かいました。今回の帰国は検診・精密検査等の日程が押しているため、愛知滞在が短くなってしまって残念でした。

のんびり過ごせる愛知とは違って、着くなり色々なところへ予約を入れなければいけない。日ごろシンプルな生活をしているしろみには大仕事、時間調整だけで頭は混乱。しかも外に出ると寒い!!!!ブルブル・・・・。
雨がふってると(車なのに)買い物にも行かないコンゴ生活とは違うんだから、限られた時間を有効に使わなくては!!がんばるぞ。

とはいっても一年ぶりの東京は、電車も地下鉄もバスも、ICカード一枚で乗り降りできて、とても便利になっていました。いろんな場所に毎日出かける私たちにとって、これはありがたい。


さてさて月島の高層マンションに住む友達Cちゃんの案内で、浜離宮へ八重桜見物に行きました。


まずは菜の花畑の中を歩く。


八重桜と東京タワー


桜のじゅうたん




とっても寒かったけどその分庭園は空いていて、じっくり見ることができました。


浜離宮からは水上バスで隅田川をさかのぼり、浅草へ。





  

浅草仲見世で甘いものを買い込み、さらにもう一人の友人T宅へ向かったのでした。


T家ではご主人の采配で、おいしいすき焼きをたらふく頂く。
食後は舟和の芋ようかん・あんこ玉、亀十のどら焼きに加え、神楽坂不二家の懐かしいペコちゃん焼きまでそろって、甘いもの三昧。さらに旬のイチゴ・福岡の”あまおう”は芯まで赤くて甘い。






光でダウンロードがめちゃくちゃ早いのに感動して、写真載せまくりです。


はぁ~それにしても、八重桜に舟遊びにすき焼きにどら焼きに・・・ごちそうさまでした。
おかげでお江戸な一日、堪能させていただきました。
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岡崎の魅力

2008-04-16 23:09:25 | 日記
実家の近くの岡崎に、美味しいうなぎが食べられるところがあるので、久しぶりに行ってみる。
JR岡崎駅から徒歩3分の「はせべ」。





いつも実家に帰るたびに、ここのうなぎを食べるのを楽しみにするのだが、店先まで行く度に多くの人が並んでいて、なかなか食べることができなかった。今回は、平日の昼遅めなためか、外で並んでいるひとはいなくて、すぐに席まで案内された。

美味さの秘訣は、焼く前にうなぎを蒸さないことか。皮がヌルッしておらずサクッとしていて焦げた風味が香ばしい。
東京ではおそらくお目にかかれない。実家辺りでもこんな美味しいうなぎを食べさせるところを他に知らない。
実際、東京育ちの妻は子供のときからうなぎが苦手だったが、ここのうなぎを食べてからうなぎが食べられるようになった。

ここの名物は「ひつまぶし」。
まずは薬味を乗せずにそのままいただき、次に薬味を乗せて食べ、最後にお茶漬けにする、というのが定石になっている。久しぶりなので、これに従い、改めてそれぞれの味を堪能するが、やはり私の好みを言わせてもらえば、薬味も乗せずにお茶漬けにもせずに、最初に出てきたままうなぎとたれとご飯の味を楽しむのが一番だ。






お腹が満たされたところで、岡崎見物に出かける。

家康が生まれたところは、「康生」という地名になって残っている。そのまんま。



せっかくなので、岡崎城にも行ってみる。
ここでは、桜の花が散る間際の美しさを見せてくれた。





子供たちは、花より団子、ということで、みたらし団子と三色団子に夢中。



天守閣の入り口の右隣に、家康の遺訓碑があったので、読んでみた。

「人の一生は重荷を負て遠き道をゆくがごとし いそぐべからず 不自由を常とおもえば不足なし こころに望おこらば困窮したる時を思い出すべし 堪忍は無事長久の基 いかりは敵とおもえ 勝事ばかり知りてまくる事をしらばれば害其身にいたる おのれを責て人をせむるな 及ばざるは過たるよりまされり 人はただ身のほどを知れ 草の葉の露も重きは落つるものかな」



こういう言葉が心に染みるのは、年をとったせいか。若いときには信長や秀吉に共感することが多かったが、最近、家康の魅力が理解できるようになってきた。

お城見物は、行く前は腰も痛いので億劫ではあったが、やはりわざわざ車から降りて、城まで歩いてきてよかった。(M)
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5年ぶりの桜

2008-04-15 11:51:08 | 日記
ブログの更新が滞っています。

久しぶりに帰国しており、なんやかやと忙しい毎日です。
今日はしろみが外出しておりますので、代わりに私M氏がパソコンに向かっています。

まずは帰国報告。

私(M)の実家が愛知ということもあり、7日、名古屋国際空港セントレアに到着。

到着してすぐに荷物を宅配便で出して、空港内の銭湯に向かう。
これ、一度体験すると、やみつき。
キンシャサ・パリ間のフライトが8時間弱、パリで12時間の乗り継ぎ時間、(今回も、パリ在住のO氏のところで朝食をご馳走になり、昼過ぎまでお邪魔させていただいたのが救いです。)パリ・名古屋間12時間のフライトを経て日本にたどり着いた疲れた体には、この銭湯は本当にありがたい。飛行場を見下ろしながら入るお湯はオツなものだし、サウナも付いている。


翌日、桜が散ってしまう前にと、急いで実家の近くの桜公園に母と姉に連れて行ってもらう。
ソメイヨシノはほとんど散っていたが、枝垂れ桜がちょうど満開だった。




この公園は「白い枝垂れ桜」がそれなりに有名みたいで、名古屋の方からわざわざ観に来る人もいたらしい。
今回、桜は半分諦めていたので、間に合って本当に良かった。こんな見事な桜を見るのは5年ぶりだ。



公園の公民館のようなところで、花見のお茶を出していたので、子供と一緒にいただくが、長男は正座がつらそうなのに対して、次男は甘いものに夢中な様子。




塔に上ったときにNHKのカメラマンがうちの子供たちが鐘を突く映像を撮っていったが、結局放送されたのだろうか(確認していない)。
座り込んでいるのがカメラマン。

別の日、母が健康維持のためにやっているグラウンド・ゴルフという、ゲートボールのようなゴルフのようなスポーツに家族で興じる。


しかし、私(M)は、キンシャサを出る直前に痛めた腰のため、寒い中そこにいるのがやっとな状況で、プレイできず。

今回は、運動音痴と思っていた次男が一番だった。(M)
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新兵器導入

2008-03-31 16:56:48 | 日記
マラリア予防のため、蚊対策はとても重要なことは以前にも書きました(ムシ対策参照)。今日は我が家の新兵器を紹介します。

季節要因にくわえ、最近はベランダのレオン君を考慮して極力殺虫剤を使わないでいるので、蚊が多いような気がします。気をつけていても、ドアの出入りなどで家の中に入ってきてしまう。また、家の中の照明が暗いので、夜、足元に飛んでいてもよく見えず、刺されることもあります。痒いのもだけど、そのまま刺した蚊を見逃すのはなんだか悔しい。

でも蚊を手でつぶすと手も汚れるし、白い壁に付いたりすると跡が残ったりして汚らしいですよね。

そんな時は~・・・



蚊たたきラケットォ~!!
(上の二行、ドラえもんで読んでください)


先週、スーパーマーケットの前の物売りが20ドルで売っていたので、値切って5ドルで買いました。(意外にすんなり値切れたので、3ドルくらいでも良かったかも・・クヤチイ!)

蚊を見かけたら、飛んでいるときなら華麗にスマッシュ、壁などに留まっているときなら静かに上から押さえると、バチバチッとすごい音で感電して即死。まさに自らの手を汚さずに蚊を退治することができます。なんてすばらしいんでしょう。ちなみに蚊だけでなく、ハエやその他昆虫、小さいゴキブリくらいまでなら、いけます。これまたキンシャサライフ必需品です。


ただいま充電中。




おまけ・・・今日のレオン君。


金・土とエサも水も受け付けず元気がなかったので、もうだめかと思ったら、また昨日から良く食べてくれるようになりました。日課の食後のお遊びで、カメラ目線のレオン君。一眼レフにも慣れました。
しっぽを触ると巻きつけてくるんです♪カワイイでしょ?
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雨季の電力事情

2008-02-08 10:03:17 | 日記
今日は朝から大雨です。

たいていは夜中に降って朝は道が水浸し、ということが多いんだけど、今朝は再度降り始めました。そして停電。


現在住んでいるアパートは幸い自家発電が付いていて、今まさに自家発電中。15年位前に住んでいた隣の隣の赤道直下の国、ガボンのときはなかったので、停電するとクーラ-がなくて暑いし、冷蔵庫や冷凍庫は(温度が上がらないように)開けられないから、料理するのも大変だった。7階に住んでいたのにエレベーターは使えない、地下駐車場の出入り口が開かなくなって雨なのに車で外出できない、なんてこともありました。夜、部屋が暗いのはキャンドルをつけることでかえってロマンチックでよかったけど?!

そのへんは今回は大丈夫。でも自家発電小屋がうちのベランダの目の前にあるので、モーターが回っているとすごくうるさい上にガソリンくさい。おまけの隣のアパートの自家発電はなぜか私たちの寝室のすぐ外にあるので、寝る時間だとこれまたうるさい&くさい。

バナナの葉陰に髑髏マークの自家発電小屋

我が家の場合、停電するとアパートの門番(警備員)が庭をノンビリ横切って自家発電小屋へ行き、手動で切り替える(お隣はどうも自動らしい)。決して走ったりはしないので復旧するまで早くても30秒以上の時間が空く。さらに自家発電からもとの電力に切り替えるときももちろん手動。戻すのは難しいのか、たまに波に乗れなくてまた切れたりする。点いたはいいが急激に高い電圧が流れたりするので、こんどは家の中のブレーカーが上がることもある。つまり一回の停電で、電気製品は二度以上のダウン&リスタートがあり、当然故障も多くなるし電球もすぐ消耗する。しょっちゅう時刻を設定しなおすのも面倒なので、我が家では炊飯器もビデオやDVDデッキも、いつも時刻は――:――の状態。だからタイマーでご飯を炊くのは諦めているけど、炊飯中に止まったときは悲しい・・・。

でもそんなことは、通ってきてくれる運転手やメイドの苦労に比べればたいしたことではなくて。特にメイドのナディーヌの家は水はけが悪い地域らしく、ちょっと大雨が降ると家に浸水はするし、道は川状態になって交通は遮断するしで、雨季になると出勤も大変。もっと条件の悪いところでは雨のたびに、家が流された、という話も出る。もちろん先進国でも水害はあるけど、一年の半分が雨季のこの国で、毎日のようにどこかの家が流される状況は、深刻です。

さて、書いている間に停電終了。
雨も落ち着いて、ナディーヌも無事出勤してきました。今日は教訓から自動バックアップするWORDで書いてるので、すぐアップできま~す(°∀°)b
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エジプトの余韻・その3 不思議

2008-01-28 08:44:53 | 日記
いえね、なるべくコンゴネタを書くように心がけているんですよ。でもエジプトの余韻からなかなか脱出できないんだなあ。長いようで短かった、短いようで長かった2週間。移動中などに撮った写真を見ると、遺跡だけではないエジプトの不思議が思い出されて・・・・。


カイロを車で、特に首都高みたいな高いところを走っていると目に付くのが、建てかけの家。

屋上部分には鉄骨みたいな建設資材がニョキニョキ出ていて、その周りも資材だかゴミだかで散らかっている。ところがその階下の部分の窓にはパラボラアンテナが立っていたり洗濯物が干してあって、妙に生活感がある。

キンシャサのメインストリートには、建築途中で廃墟となっている巨大な警察署(ペンキでpolice internationalと書いてある)があって、コンクリートむき出し・窓枠も入っていない窓に、ビニールやダンボールをを貼り、貼ってないところは洗濯物を干し、たくさんの家族が不法占拠してる。もしかしてこれもそう?と思ったけど、数が多すぎる。ごくフツウの家だし。家族が増えて増築中の家ばかりなのか?
ギザやルクソールなどの運河沿いの家も軒並みそうだった。

ルクソールで。ちょっとわかりにくいけど。

と道々不思議に思っていたら、カイロ在住2年・エジプト文化にとっても詳しいA夫人が、”あれは税の為だそうですよ”と教えてくれた。何でも”建築中”の家の税金はかなり免除されるらしい。でも、どうみても新築とはいえない、年季の入った家も屋上に鉄骨ニョッキリ。いくら税金免除でも一生建築中の家に住むのはちょっとやだな~。

次は、カイロのホテル・オム・カルトゥンムでの不思議。

アラビア語はわからないけどたぶん、お祈りの方向なんでしょうね。イスラム圏のホテルにはある物なんですかね。でもアスワンやルクソールでは見かけなかった。


あと、以前にも書いたタクシーの値段の安さの不思議。農業国だから食費が安いのはわかるけど。車体は廃車をもとに作っていると聞いたけど、きっとガソリンが安いに違いない。ちょうど砂漠ツアーに行くときにスタンドで給油したので、気をつけて見ていたら、やっぱり!40リットルで30ポンド(=約600円)だった。ナルホド、だから成り立つ料金だったんだ。それにしてもこの原油高の今日、約15円/リットルは安すぎる。
と、今度は砂漠への一本道に、石油コンビナートがあった!

自前だったのね~。
なんか解明できて(ホントかどうかは知らないが)スッキリ!

頑張って何かを作り出さなくても掘れば資源が出てくる状況というのは、文明の発達の妨げになるのでは、と地下資源の豊富なアフリカの国にいると思うけど、エジプトは5000年前からの文化の遺産もあるわけだし。まあ今どうかというのは別として。
100年も前にできたスエズ運河で現在も徴収する通行料収入もすごい額らしいし、農業国で、石油も出て、すごい世界遺産もたくさんあって・・・・うらやましいぞ!

食料も資源も輸入に頼る日本では、やっぱりまじめに働くしかないのだなあ、と思いつつ、引き続きクリスチャン・ジャックを読んで古代エジプトの世界に浸るのでした。

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