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情報錯綜

2008年08月28日 | 時事
伊藤さん、拉致数時間後死亡か=「足手まとい」とタリバン-遺体きょうカブールへ(時事通信) - goo ニュース

「解放」一転、「誤報」でため息=困惑のペシャワール会-福岡(時事通信) - goo ニュース

情報錯綜 募る不安 アフガン邦人拉致事件 「早く本人と連絡を」 福岡市のペシャワール会(西日本新聞) - goo ニュース

8月27日付西日本新聞より。
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拉致情報が正午すぎに外務省に入って以降、ペシャワール会にはなかなか情報が入らない。「銃撃戦が繰り広げられた」「タリバンが犯行を認めた」との報道も流れ、事務所は重い空気に包まれた。

福元事務局長は、同会は昨年から現地の日本人スタッフを計9人に半減。夜間の外出はさせず、作業場と宿舎を行き来するだけの生活で秋までに大半を撤退させる予定だったことを説明。現地の治安悪化ぶりに懸念を隠せない。
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亡くなった伊藤さんのご冥福をまずお祈り申し上げます。
TVニュースで見るこの拉致事件は情報が錯綜している印象を受けました。
例えばNHKの19時から放送の「ニュース7」では拉致され安否は不明、拉致側の
要求を伝えていましたが、20:43の臨時ニュースでは一変して安否確認、ただし
本人と直接連絡は取れていないという内容。
さらに他局の夜中のニュースでは安否確認は誤報だったことが報じられていたと
記憶しています。
NGO法人側では治安悪化により活動を縮小していたことは、このネットニュースで
知りました。

治安悪化で正確な情報がつかみにくいということもあったのでしょうが、安否確認
という情報はどこからでてきたのでしょうね。
一瞬であってもぬか喜びさせてしまったことに対しての説明はあるのでしょうか。
政情不安定な地域での活動はともすれば非難される可能性があります。
退去勧告など出ていればなおさらです。
なんともいえない不条理さが残る事件です。

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