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防災の日

2007年09月01日 | 時事
1日に総合防災訓練実施=政府は東海地震を想定 (時事通信) - goo ニュース

8月31日付時事通信より一部引用。
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「防災の日」の1日、大地震発生に備えた防災訓練が各地で行われる。政府は
静岡県などと連携し、東海地震への対応に重点を置いた総合防災訓練を実施。
首相官邸では、安倍晋三首相をはじめ全閣僚が参加し、地震発生の危険性を
知らせる「注意情報」に伴う初動対応を確認する。
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東海地震想定し対応確認=原発の警戒態勢も-政府防災訓練 (時事通信) - goo ニュース

9月1日付時事通信より一部引用。
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政府は静岡県などと連携し、東海地震への対応に重点を置いた総合防災訓練を
実施。首相官邸では、地震発生が予知されたとの想定で政府の初動対応を確認
した。新潟県中越沖地震で起きた原子力発電所被害を踏まえ、原子力安全・保安院
の薦田康久院長が各省庁幹部の緊急参集チームに初めて加わり、中部電力浜岡原発
(静岡県御前崎市)の警戒態勢について協議した。
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防災の日 緊急地震速報活用し訓練 「南海」など想定、63万人参加(産経新聞) - goo ニュース

9月1日付産経新聞より一部引用。
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安倍晋三首相は自らを本部長とする「地震災害警戒本部」を設置、静岡県の石川
嘉延知事とテレビ会議で情報交換を行った。

首相として初めての訓練にあたった安倍首相は模擬記者会見で「被害が予想される
地域のみなさまは警戒態勢をとり、関係機関の指示に従って落ち着いて行動して
ください。津波などの危険がある地域では自治体の指示に従って避難してください」
と呼びかけた。

静岡県伊豆市のメーン会場訓練は、行楽地という土地柄から、観光客の避難誘導
訓練などを実施。静岡県庁では、10月から一般への提供が始まる気象庁の「緊急
地震速報」を使った職員の安全確保訓練も行われた。
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今日は防災の日。
日頃の備えはほとんどといっていいほど、やっていません
せいぜい懐中電灯をすぐ取れる位置に置いておくとか、ある程度の水の確保とか。
なので、偉そうなことをいえた義理ではないのですが、どうにも最近の地震に
対する政府(国?)の態度が変化している気がするのです。

今回の大きな変化は「原発の対応」
東海地震発生予想海域のすぐ近くには中部電力の浜岡原発があります。
確か岩盤が固いからという理由でここに決められた記憶がありますが、地震の
発生予想海域は駿河湾をほぼ縦に走っています。
無傷ではいられないはずです。
万が一のことがあれば、被害は静岡県内だけに留まりません。
(素人予測でもそのくらいの検討はつきます)
新潟県の刈羽崎原発の件があったからでしょうが、原発から目を背けていたのが
やっと、という感じです。
今回、首都圏直下型地震の想定ではなく、東海地震ということからも、おそらく
原発が気になったのでしょう。

さらに気になるのが、10月1日から始まる気象庁の「緊急地震速報」
これ、便利なようですけど、よく考えてみるとTVかラジオを常につけていないと
速報を聞けないのでは・・・?
それとも各自治体ですかさず防災連絡してもらえるのでしょうか。
某N○Kではしきりに宣伝していますが、どこまで効果があるのか・・・
少し不安です。


以前は、例えば東海地震であれば予知可能として(プレートが他のプレートに
潜り込み、限界に達したところで跳ね返って起こる地震と定義されているため)
避難訓練は「1週間後に東海地震が起こる可能性がある」「2,3日中に東海地震が
起こる可能性がある」と割とアバウトなものでした。

研究が進んだということもあるのでしょうが、今は地震が発生する直前のP波を
捉えて次のS波がくるまでの間に地震速報を出す予定のようです。
例え5秒でも10秒でも、わかっているのといないのとでは大きな違いがあります。

東海地震がいつ起こってもおかしくないといわれて随分長い時間が経ちました。
その間に何も研究は進んでいないように見えましたが、ちゃんと行われていたの
ですね。地震が起こらないとされていた地域での地震発生が引き金になったのかも
しれないと思うと、何か複雑なものはありますが。

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