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自動車産業

2008年12月11日 | 時事
トヨタ販売、100万台超の下方修正=09年世界計画、北米は大幅減(時事通信) - goo ニュース

12月11日付時事通信より
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トヨタは昨年、09年世界販売を1040万台とする計画を掲げ、自動車メーカーで初の大台突破を目指していた。だが、主力の先進国市場の低迷で今年8月には970万台に一度下方修正。その後、米金融危機を契機に世界的な販売不振に陥り、異例の大幅な再修正に追い込まれる形だ。
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鈴木会長が社長を兼務、津田社長は辞任=スズキ(トムソンロイター) - goo ニュース

12月10日付トムソンロイターより
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スズキの社長が健康上の理由で辞任するのは、津田社長の前任の戸田昌男氏に続き2人目。来年1月で79歳になる鈴木会長は後継者の育成を急いできたが、有力候補と見られていた小野浩孝元専務も昨年末に他界している。

鈴木会長は「本来なら若返りを図るが、今は平時ではない。1年や2年で景気が上向く状況ではなく、景気が良くなるまでは(この体制で)やりきらないといけないと思っている」と述べた。
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トヨタは昨年度最高益を出しているんですよね。
昨年度に出していた今年度予想もはじめて1000万台突破していました。
それが下方修正、来年度はさらに下方修正。
賃上げ要求されても満額回答しなかったりとありましたが、利益の内部留保は
今までの売上からするとかなりあるはず。
利益の内部留保があれば設備投資にもお金をかけられるはず。
トヨタくらいは雇用を守っていただきたいけれど、さくっと非正規社員を切ったし。

スズキ。
鈴木会長が社長も兼任されるとか。
現在78歳の会長がお元気で、社長が健康上の理由で相次いで降板って・・・
会長が社長に復帰した例は他の業界ではありましたが、自動車業界ではまれですよね。
後継者も含めてどうなるんでしょうか。

アメリカの自動車メーカー救済法案。
下院を通過しても上院という壁が立ちふさがっているせいか、マーケットの反応も
いまいちだったようですね。
ほぼ政府の管理下におかれると受け取ってもいいような法案ですが、とりあえずは
延命措置、具体的には次期政権へ課題持ち越しですね。
今政権ではもう対策打てないでしょうから、ハードランディングを避けた、といった
ところですね。
オバマ政権でどのような立て直し策(又は倒産・再生策)が出てくるのでしょうか。