おいしいお茶を。

お茶を傍らに。日々の些細な出来事やニュースなどをゆるゆると。

農水省

2008年09月20日 | 時事
農水省ダブル辞任…「当然」「誰が事態収拾する」の声(読売新聞) - goo ニュース

9月19日付読売新聞より。
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広がり続ける事故米と農水行政への不信は、農林水産省の大臣と次官の「ダブル辞任」に発展した。

米穀加工販売会社「三笠フーズ」(大阪)による事故米の不正転売が発覚してから2週間。関係者からは「辞任は当然」と怒りの声が出る一方で、「混乱が広がる中、誰が事態の収拾にあたるのか」との不安も漏れた。
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正直、汚染米情報を小出しにし(結果的にはそのようにしか見えません)、消費者に
不安と猜疑心を残して去っていく大臣と事務次官、よくわかりません。
何をいまさら、という感じです。

三笠フーズについては流通した米が酒蔵やお菓子メーカー、コンビニのおにぎり、
様々な形で衝撃を与えましたが、大臣と事務次官が辞めれば終わりという問題では
ないのでは。

と、書いているうちに、中国産牛乳に有害成分が入っていたというニュースが
TVから流れてきました。購入した丸大食品では対応に追われそうですね。

さて、この週末の日本や世界の動きは一体どうなるんでしょうか。

信用収縮

2008年09月20日 | 時事
円買い一服もドル伸び悩み、米政府の救済基準に注目(トムソンロイター) - goo ニュース

金急騰、米公的資金注入めぐり米国債の信認に警鐘(トムソンロイター) - goo ニュース

9月19日付トムソンロイターより。
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別の国内証券のある関係者も「FRB(米連邦準備理事会)は最後の貸し手から最後の買い手になってしまった。これから米国の財政出動がどこまで進むのかわからないが、米国債の信認低下が金上昇の背景にあるのは間違いない」と述べる。
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これも同じ記事より。↓
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ある邦銀関係者は「リーマンを破たんさせたことは、取引の相手先を信用できないという疑心暗鬼に火を付けた。今のところ、東京短期市場は、米欧の短期市場のようにまひするまでには至っていないが、流動性が低下傾向にあることは否定できない」と述べている。
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アメリカでは週末にどのような対策を打ち出すのか検討するようですね。
新しい機関(金融再生組織みたいな)設置や、数十兆ドル(!)の公的資金投入
(これは税金です)など。

リーマンブラザーズ、メリルリンチの破綻や買収のニュースを流すのを、中国の
休日に合わせてきたり、それからわずか1週間で対策を検討し始めるあたり、
政権末期の動きとは思えません。(これは失礼な言い方・・・)
ポールソン財務長官が相当動いているようですが、週明けもまた目が離せそうに
ありませんね。
で、タイトルにした信用収縮は他に浮かぶ言葉がなかったので。
金融機関はなんだかんだいっても、やはり経済の血液みたいなものですから、
ここにお金がこないといかんともしがたいような気がします。
だから信用収縮でお金が流れないという悪影響は避けていただきたいかなと思います。

松本引越センター

2008年09月20日 | 時事
松本引越センターが民事再生法=負債50億円、前社長自殺で信用低下(時事通信) - goo ニュース

9月19日付時事通信より。
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燃料費の高騰など経営環境が悪化する中、昨年の前社長の自殺などで信用力が低下し、資金繰りが悪化したのが主因。
 (中略)
その後は売り上げが低迷した上、昨年9月には社長だった松本修治氏(当時43)が大阪本社内で首つり自殺。10月には修治氏の父親の松本博文氏が会長を解任されるなど、混乱が続いていた。
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松本引越センターって、小さな女の子が電話に出て「きりんさんが好きです。
でもぞうさんはもっと好きです」とたどたどしく話す、あのCMの会社ですよね。
社長が本社内で自殺ということ自体が異常に思えますが、それだけではなく、
内紛もあってごたごたしていた、というわけですね。
・・・同族経営の弱さが露呈した、というところでしょうか。
燃料高で運送関係はどこも苦しい経営をせざるをえないところが多いようですが、
引越業界(これも一種の運送業)も例外ではないということですね。