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米大統領選挙・民主党

2008年09月08日 | 時事
成功裡に終わった民主党大会で見えてきたオバマの茨の道(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース

わりと面白い記事でした。
民主党候補で敗れたクリントン氏が夫妻で応援演説を行ったことで一応の結束は
図れたようですね。

最後まで接戦を繰り広げてきたクリントン氏を副大統領候補に指名せず、政治経験
豊富な白人男性を副大統領候補にしたのは、感情面だけでなく、「黒人と女性」の
組み合わせはリスキーだと踏んだのも一因だと勝手に思っています。
というか、思わざるをえないでしょう。
接戦が続いた民主党ばかりが取り上げられてきた今までの選挙戦ですが、共和党も
確実に支持層を広げているようで。

最後まで目が離せませんね。他国のトップですが。
自国のトップよりも興味がいくのは問題かと思いますよ。
某与党さんと無選挙で3選の野党さん。
あ、他人事のようなコメントですね。
私は自分をあまり客観的に見ることはできませんが。

大分県教員採用試験

2008年09月08日 | 時事
大分県教委汚職 不正依頼者 謎のまま 大半 特定できず 合否連絡のみ認定(西日本新聞) - goo ニュース

9月7日付西日本新聞より。
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大分県の教員採用汚職事件で7日、2008年度試験で不正合格とされた教員20人(別に1人が退職)の採用が取り消されるか、自主退職が決まる。20人の大半は「誰が不正を頼んだか分からない」と話し、不正の依頼者は不明確なまま県教委の調査は終わった。県教委は、県教委幹部が試験の合否の事前連絡を頼んだことは認めた上で「不正合格の依頼とは違う」としているが、そう簡単に区別できるのか。上司から「頼む」と言われれば、担当者はその真意を考え、行動するのが自然ではないだろうか。
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今日の「クローズアップ現代」を見ました。
そこでもやはり、誰が不正の依頼をしたのかを明らかにしないまま、採用取消者の
かさ上げ前点数とかさ上げ後点数のみの提示で退職を強要(でなければ採用取消と
しているのだからこれは強要)していました。
処分されたのは今年採用されたばかりの教員です。
今までさんざん言われてきたでしょうが、なぜデータがないからといって、今年
採用の新人だけを処分するのでしょうか。しかも2学期が始まる直前の通達です。
これで終わりにするつもりなのでしょうか。
大分県教育委員会は、トップをはじめ、誰も何の不正もなしで昇進した人ばかり
なのでしょうか。
不正依頼(もしくは依頼したと受け取られるような立場)を行った人物や、それを
受けて不正合格に携わった人々は、既に社会的地位や生活があるから、うやむやに
したいわけですよね。
とかげのしっぽ切りのように、一番弱い立場の人間だけを切ってなかったことにして
終わりたいわけですよね。感情的に書いてしまえばそうなります。

そんな大人たちを見て育った子どもたちはどんな風に思っているのでしょう。
将来への影響を全く考えていないとしか受け取れません。
何も大分県に限ったことではないのでしょうが、せめて他の都道府県も襟を正して
いただきたいです。

「教育」とは何か。
日本の社会はどんな社会を目指しているのか。
今の文部科学省や教育委員会には見えていないように思えてなりません。