おいしいお茶を。

お茶を傍らに。日々の些細な出来事やニュースなどをゆるゆると。

ウィンブルドン男子準々決勝

2008年07月03日 | 出来事
大会9日目のウィンブルドン
快晴が続いていたそうですが、この日は曇り。
少し肌寒いくらいの気温だそうです。
準々決勝には、フェデラー、アンチッチ、サフィン、ロペス、シュットラー、
クレモン、マレー、ナダル、各選手が揃いました。
私の注目は大会5連覇中のフェデラー選手。

フェデラー選手(スイス)対アンチッチ選手(クロアチア)の試合。
アンチッチ選手は24歳。フェデラー選手は26歳。
ランキングがどうのではなく、また彼らだけでなく体力十分の選手同士の対戦は
見ていて楽しいですね。

相手が違うのでゲーム展開も当然違ってきますが、ヒューイット選手よりも
アンチッチ選手は少し荒い感じがします。
荒いというか雑といったら失礼ですね・・・
でも、ネット際のボレーが多いのが特徴かなと思います。
それにサーブがいいですね。

第1セットはフェデラー選手の一方的な試合運びで、あっという間に終了。
この間、20分!
第2セット、始まってすぐに雨で一時中断になってしまいます
録画なのでその分待たずにすみましたが、2時間10分も中断したそうです。
再開後、少しフェデラー選手の集中力が切れたかな?と思う場面もありましたが、
さすがは王者。7-5で第2セットもとってしまいました。

すごかったのは第3セットの第1ゲーム。40-40から10回くらいデュースが続いたで
しょうか。第1セットとほぼ同じ時間の19分もかかって決着。
この第1ゲームをとったのはアンチッチ選手でしたが、フェデラー選手、全く意に
介さずといった感じ。
多彩な技を駆使し、魅せる試合で最後は3連続エースを決めて、勝利

順当に準決勝進出を決めたフェデラー選手でした
でもアンチッチ選手も準々決勝まで進んだだけありましたね。
楽しませていただきました。

MS

2008年07月03日 | 時事
コーヒーは多発性硬化症の予防にも効果(時事通信) - goo ニュース

7月2日付時事通信より。
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米オクラホマ州の医学研究センターなどの研究によると、コーヒーの摂取が難病の多発性硬化症(MS)の予防に効果があるらしいことが分かった。ネズミを使った実験で実証されたという。
研究者たちがネズミに毎日、6-8杯に相当するコーヒーを与えたところ、MSの発症が抑えられた。共同で研究に当たったリンダ・トンプソンさんは、「このことはMSやそのほかの病気の研究にとって、非常に重要だと思う」と語った。
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MSといってもマイクロソフトのことではありません。
多発性硬化症の略称です。
日本では難病指定(公費対象)で、はっきりした原因は不明です。
どちらかというと、日本人よりも欧米の白人に多いそうです。
アメリカのドラマ「ザ・ホワイトハウス(原題:THE WEST WING)」の大統領も
この病気を隠して大統領選挙に臨み、大統領就任後、紆余曲折があって告白する
はめになり、弾劾裁判まで行われる、という話も盛り込まれています。
(結局は再選を果たすのですが)

で、何が言いたいのかというと、「コーヒーを1日6~8杯飲むのはMS予防にいい」
といったような単純な図式が出来上がらないか、そういう懸念です。
アメリカでの研究結果は素晴らしいと思いますが、まだマウスの段階であり、
なおかつ、日本人にも有効かどうかはわかりません。

原因不明・治療法未確立なことが多いために難病指定になっているのであり、
安易にこのような研究途中の結果をニュースにするのには疑問も残ります。
誤解を招かないように配慮すべきと思います。