ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

日帰りでお墓参り

2021-09-16 02:19:19 | 日記・エッセイ・コラム

2021年8月28日(土)

 

突然、お墓まいりに帰ることになった。

出発は深夜。

昔はこんな時間まで仕事をしていたんだ。と懐かしく思う。

 

そろそろ富士山が見える場所なのだが曇っていた。

富士吉田の浅間さんの鳥居の向こうには雲。

北口本宮冨士浅間神社にご参拝。

まだ、鳥居の上には月が出ていた。

今年は8月26日、27日に開催された火祭は関係者のみだったらしい。

諏訪神社の前には明神神輿と御山神輿が祀られていた。

日が昇っていく。

山中湖に着いた頃には青空と富士山が見えた。

懐かしいな。ここに何回通ったことか。

富士山もこの空気も何も変わらない。

 

実家に行くには少し早い。

箱根に回って箱根神社にご参拝。

とても綺麗になってすっきりした感じ。

コロナで立ち入り禁止だった湖畔の鳥居も今日は大丈夫。

どこまで続くのかと思う長い列もなかった。

箱根神社にも九頭龍神社にも長い事お世話になっている。

 

お墓参りを済ませて実家による。

連絡をしていなかったので驚く母とじゃれつく犬。

仏壇にお線香をあげて「また来るね」の一言。

お茶でも飲んで行きたかったけど、後で後悔するのは嫌だ。

お互い顔を見ただけで安心する。

 

帰りに甲斐善光寺にご参拝。

同居人さんにどうしても見せたいものがあった。

昨年の1月にここに来た時に見つけた「飯綱権現」像。

武田信玄も信仰していたのであっても不思議ではない。

この像が私がいつも見ているお姿と同じなのだ。

「よく見つけたね」と同居人さん。

縁があると呼ばれるのだ。

 

本堂の鳴き龍も素晴らしい。

いい声で鳴いてくれるので思わず何度も手を打ってしまった。

 

無事に長野に帰宅。

コロナ禍になり「日常が日常ではなくなった」と報道される。

確かに世の中は変わったが、自分自身にはピンとこなかった。

でも、この帰省でよくわかった。

私はコロナ禍だからではなく、長野に引っ越したことが「日常が日常でなくなった」のである。

 

日常って以外と簡単になくなってしまうものなのかもしれない。

ただ、それを悲しく思うのではなく、新たな日常を楽しく作ればいい。

今は今を笑顔で過ごすことを考えよう。

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