ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

2011年 富士登山

2011-08-11 09:01:06 | 山歩き
今年も行ってきました。

8月6日~7日にかけて、富士宮口から登りました。
今年の参加者は、経験者2名、初心者5名の計7名の登山です。
今年は、カップルが2組あったので、初めて若い男性と一緒の登山です。

先日から、日本の周辺には2個の台風がありました。
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一昨年、台風が沖縄あたりだったので、何も気にせず登山をしたところ、やはり高いところの天気は台風の影響を受けるので、土砂降りの雨で、8合目で引き返すという苦い経験をしています。

今回も当日の朝まで、天気図と気象衛星の図とにらめっこ。
「とりあえず現地に行ってみよう」と出発しました。

交通規制がかかっているので、車を水が塚の駐車場に入れました。
駐車料金1000円。
あれ?前は無料じゃなかったかしら?
雨が降りましたが、富士山は見えました。
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18時15分のシャトルバス(片道1120円、往復1300円)に乗って富士宮口5合目に行きます。
5合目では、体を高度にあわせるため、1時間ほど滞在。
夕食を食べて、身支度をします。
気温も低く、雨が降っているので、レインウェアーを着ました。

20時、みんなで記念撮影をして出発。
富士宮口は標高2400mまで車でいけるので、一番時間がかからず登山ができますが、その代わり斜度が急です。
みんなのペースを見ながら歩きます。

残念ながら、新7合目で私の後輩の彼がリタイヤ。
貧血状態だと言います。
これも高山病の症状のひとつ。
彼女と一緒にリタイヤし、残りの5人で山頂を目指します。

登頂開始から、雷が光っていました。
「まだまだ遠くだから」と登り始めたのですが、新七合目で山の天頂から、そして右から左からと、光だし、ゴロゴロと音も鳴り出しました。
ここで少し休憩、そして登るのか、辞めるのか判断をしなくてはいけません。
しばらく様子を見ましたが、稲光が走らないこと、山にガスがかからない、などの理由から再び山頂を目指します。

時々、雨が降りますが、土砂降りではなく、風もないので歩く支障にはなりません。
次の元祖七合目(富士宮口の七合目は2箇所あります)まで、休み休み足を進めます。
元祖七合目は標高3010m地点。
少しつかれも出てきました。

頂上は見えているのに、なかなか前に進めません。
後ろを振り返ると沢山の登山者。
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年々登山者が増えています。
ですから、登山道も大渋滞。
少し歩いては止まり、少し歩いては止まりの繰り返し。

九合目にくると、天空のガスがなくなり、空いっぱいの天の川が見えました。
そういえば、今日は旧暦の七夕。
流れ星も流れていきました。

予定通り3時30分に頂上到着。
早くに頂上に着くと、日の出まで寒さをしのぐのが大変なので、下のほうで時間調整をしたことが良かったようです。

ここで2グループに分かれます。
第1回目から登っている私と友人には、5年越しの挑戦がありました。
初登頂の3人にご来光が見える場所に移動するように伝え、私たちは馬の背を登って、剣ヶ峰に行きます。

途中で空が明るくなり、ご来光が出る位置を確認。
旧富士山レーダーのあった場所の下のほうで、ご来光を撮影。
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今年のご来光は真っ赤でした。
火口の万年雪に光が差し込み・・・
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さて、これからが勝負。
ツアーの方々レーダー跡から降りてくるのをぬって上に上がります。
3776mの標石を横目に裏に回ると、目の前には雲海。
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雲海は見えますが、影はどこにもありません。
自分の足元見て気がつきました。
太陽が雲で隠されているため、自分の影もできていません。
念願の影富士は今年も見ることができませんでした。

あきらめて、標石の前で記念撮影をして、お鉢めぐりをします。
太陽が出ていないから寒い。
毎年、ご来光を拝んだ後からは太陽の光が輝いて、気温がぐっと上がり、太陽のありがたさを感じるのですが、今年は雲の中。

ところが、少し歩き始めると太陽が雲の間から顔を出しました。
急いで、と言ってももう足は動きません。
一歩一歩登って、大沢崩れのあたりから下を眺めます。
「見えた!」
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感激です。
5年越しの願いがかなったのです。
遠くには南アルプスも見えます。
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お鉢めぐりをして、朝食を食べて、久須志神社で焼印と御朱印をいただき、浅間大社奥宮で御朱印とお守りとおみくじをいただきました。
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頂上の気圧はこんな感じ。
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既に8時。下山の開始です。
登ったら、同じように自分の足で下山しなくてはいけません。
体力を残しておくことが大切。

下山は「御殿場口」を利用。
今日は、富士登山駅伝の日ですので、沢山の自衛隊の方々も訓練で登山していました。

私たちが、フーフー言って登る登山道を、選手の人たちは駆け上がり、そして下っていきます。
「選手通りまーす。道を開けてください」
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御殿場ルートの下山道は砂走りなので、楽しく下山できます。
今年は、ハイカットの登山靴にスパッツを使用しているので、石も入らず楽々下山。

あと少しと言うところで、天候が変わり土砂降りの雨。
前回の立山といい、雨に好まれているようです。

予定通り12時に下山。
駐車場の水ヶ塚までタクシーで移動します。
シーズンになると、シャトルバスもあるのですが、今日はありません。

自宅に帰宅したのは14時。
体中が痛かったです。

荷物は減らしているのに、年々リュックが重く感じるのは年のせいなのでしょうか?
来年は、三脚を置いて登山しましょ。





























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