今年も行ってきました。
8月6日~7日にかけて、富士宮口から登りました。
今年の参加者は、経験者2名、初心者5名の計7名の登山です。
今年は、カップルが2組あったので、初めて若い男性と一緒の登山です。
先日から、日本の周辺には2個の台風がありました。
![11080518 11080518](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/6a/d21d287a3b5b24b16a43c844f10fd346.png)
一昨年、台風が沖縄あたりだったので、何も気にせず登山をしたところ、やはり高いところの天気は台風の影響を受けるので、土砂降りの雨で、8合目で引き返すという苦い経験をしています。
今回も当日の朝まで、天気図と気象衛星の図とにらめっこ。
「とりあえず現地に行ってみよう」と出発しました。
交通規制がかかっているので、車を水が塚の駐車場に入れました。
駐車料金1000円。
あれ?前は無料じゃなかったかしら?
雨が降りましたが、富士山は見えました。
![Img_4686_2 Img_4686_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/d3/13e2a6f68769cbdf959c34252d294c5d.jpg)
18時15分のシャトルバス(片道1120円、往復1300円)に乗って富士宮口5合目に行きます。
5合目では、体を高度にあわせるため、1時間ほど滞在。
夕食を食べて、身支度をします。
気温も低く、雨が降っているので、レインウェアーを着ました。
20時、みんなで記念撮影をして出発。
富士宮口は標高2400mまで車でいけるので、一番時間がかからず登山ができますが、その代わり斜度が急です。
みんなのペースを見ながら歩きます。
残念ながら、新7合目で私の後輩の彼がリタイヤ。
貧血状態だと言います。
これも高山病の症状のひとつ。
彼女と一緒にリタイヤし、残りの5人で山頂を目指します。
登頂開始から、雷が光っていました。
「まだまだ遠くだから」と登り始めたのですが、新七合目で山の天頂から、そして右から左からと、光だし、ゴロゴロと音も鳴り出しました。
ここで少し休憩、そして登るのか、辞めるのか判断をしなくてはいけません。
しばらく様子を見ましたが、稲光が走らないこと、山にガスがかからない、などの理由から再び山頂を目指します。
時々、雨が降りますが、土砂降りではなく、風もないので歩く支障にはなりません。
次の元祖七合目(富士宮口の七合目は2箇所あります)まで、休み休み足を進めます。
元祖七合目は標高3010m地点。
少しつかれも出てきました。
頂上は見えているのに、なかなか前に進めません。
後ろを振り返ると沢山の登山者。
![Dscf3065_2 Dscf3065_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/17/719505d65ed49d0ee5fe7447566c8889.jpg)
年々登山者が増えています。
ですから、登山道も大渋滞。
少し歩いては止まり、少し歩いては止まりの繰り返し。
九合目にくると、天空のガスがなくなり、空いっぱいの天の川が見えました。
そういえば、今日は旧暦の七夕。
流れ星も流れていきました。
予定通り3時30分に頂上到着。
早くに頂上に着くと、日の出まで寒さをしのぐのが大変なので、下のほうで時間調整をしたことが良かったようです。
ここで2グループに分かれます。
第1回目から登っている私と友人には、5年越しの挑戦がありました。
初登頂の3人にご来光が見える場所に移動するように伝え、私たちは馬の背を登って、剣ヶ峰に行きます。
途中で空が明るくなり、ご来光が出る位置を確認。
旧富士山レーダーのあった場所の下のほうで、ご来光を撮影。
![Img_4715_2 Img_4715_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/53/4dce973c48e9c55c5d8179cc5a407da4.jpg)
今年のご来光は真っ赤でした。
火口の万年雪に光が差し込み・・・
![Img_4718_2 Img_4718_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/01/2d037af3e13550ea3cbc7eb73148825a.jpg)
さて、これからが勝負。
ツアーの方々レーダー跡から降りてくるのをぬって上に上がります。
3776mの標石を横目に裏に回ると、目の前には雲海。
![Img_4726_2 Img_4726_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/1c/eca30c859f5aa55b932b68eccb5094d4.jpg)
雲海は見えますが、影はどこにもありません。
自分の足元見て気がつきました。
太陽が雲で隠されているため、自分の影もできていません。
念願の影富士は今年も見ることができませんでした。
あきらめて、標石の前で記念撮影をして、お鉢めぐりをします。
太陽が出ていないから寒い。
毎年、ご来光を拝んだ後からは太陽の光が輝いて、気温がぐっと上がり、太陽のありがたさを感じるのですが、今年は雲の中。
ところが、少し歩き始めると太陽が雲の間から顔を出しました。
急いで、と言ってももう足は動きません。
一歩一歩登って、大沢崩れのあたりから下を眺めます。
「見えた!」
![Img_4730_2 Img_4730_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/bd/36eb0b5bae1f174579714953f9d29873.jpg)
感激です。
5年越しの願いがかなったのです。
遠くには南アルプスも見えます。
![Img_4746_2 Img_4746_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/73/37266654884f69e20d7922de8aecdc3e.jpg)
お鉢めぐりをして、朝食を食べて、久須志神社で焼印と御朱印をいただき、浅間大社奥宮で御朱印とお守りとおみくじをいただきました。
![Dscf3067_2 Dscf3067_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/05/f9ea1bd0d1a2ba2812710ebe5f181030.jpg)
頂上の気圧はこんな感じ。
![Img_4754_2 Img_4754_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/be/6c3b7ee86defffad97ea67ccbec22931.jpg)
既に8時。下山の開始です。
登ったら、同じように自分の足で下山しなくてはいけません。
体力を残しておくことが大切。
下山は「御殿場口」を利用。
今日は、富士登山駅伝の日ですので、沢山の自衛隊の方々も訓練で登山していました。
私たちが、フーフー言って登る登山道を、選手の人たちは駆け上がり、そして下っていきます。
「選手通りまーす。道を開けてください」
![Img_4761_2 Img_4761_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/df/567caafe2f8c02c561802ceac90ff76a.jpg)
御殿場ルートの下山道は砂走りなので、楽しく下山できます。
今年は、ハイカットの登山靴にスパッツを使用しているので、石も入らず楽々下山。
あと少しと言うところで、天候が変わり土砂降りの雨。
前回の立山といい、雨に好まれているようです。
予定通り12時に下山。
駐車場の水ヶ塚までタクシーで移動します。
シーズンになると、シャトルバスもあるのですが、今日はありません。
自宅に帰宅したのは14時。
体中が痛かったです。
荷物は減らしているのに、年々リュックが重く感じるのは年のせいなのでしょうか?
来年は、三脚を置いて登山しましょ。
8月6日~7日にかけて、富士宮口から登りました。
今年の参加者は、経験者2名、初心者5名の計7名の登山です。
今年は、カップルが2組あったので、初めて若い男性と一緒の登山です。
先日から、日本の周辺には2個の台風がありました。
![11080518 11080518](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/6a/d21d287a3b5b24b16a43c844f10fd346.png)
一昨年、台風が沖縄あたりだったので、何も気にせず登山をしたところ、やはり高いところの天気は台風の影響を受けるので、土砂降りの雨で、8合目で引き返すという苦い経験をしています。
今回も当日の朝まで、天気図と気象衛星の図とにらめっこ。
「とりあえず現地に行ってみよう」と出発しました。
交通規制がかかっているので、車を水が塚の駐車場に入れました。
駐車料金1000円。
あれ?前は無料じゃなかったかしら?
雨が降りましたが、富士山は見えました。
![Img_4686_2 Img_4686_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/d3/13e2a6f68769cbdf959c34252d294c5d.jpg)
18時15分のシャトルバス(片道1120円、往復1300円)に乗って富士宮口5合目に行きます。
5合目では、体を高度にあわせるため、1時間ほど滞在。
夕食を食べて、身支度をします。
気温も低く、雨が降っているので、レインウェアーを着ました。
20時、みんなで記念撮影をして出発。
富士宮口は標高2400mまで車でいけるので、一番時間がかからず登山ができますが、その代わり斜度が急です。
みんなのペースを見ながら歩きます。
残念ながら、新7合目で私の後輩の彼がリタイヤ。
貧血状態だと言います。
これも高山病の症状のひとつ。
彼女と一緒にリタイヤし、残りの5人で山頂を目指します。
登頂開始から、雷が光っていました。
「まだまだ遠くだから」と登り始めたのですが、新七合目で山の天頂から、そして右から左からと、光だし、ゴロゴロと音も鳴り出しました。
ここで少し休憩、そして登るのか、辞めるのか判断をしなくてはいけません。
しばらく様子を見ましたが、稲光が走らないこと、山にガスがかからない、などの理由から再び山頂を目指します。
時々、雨が降りますが、土砂降りではなく、風もないので歩く支障にはなりません。
次の元祖七合目(富士宮口の七合目は2箇所あります)まで、休み休み足を進めます。
元祖七合目は標高3010m地点。
少しつかれも出てきました。
頂上は見えているのに、なかなか前に進めません。
後ろを振り返ると沢山の登山者。
![Dscf3065_2 Dscf3065_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/17/719505d65ed49d0ee5fe7447566c8889.jpg)
年々登山者が増えています。
ですから、登山道も大渋滞。
少し歩いては止まり、少し歩いては止まりの繰り返し。
九合目にくると、天空のガスがなくなり、空いっぱいの天の川が見えました。
そういえば、今日は旧暦の七夕。
流れ星も流れていきました。
予定通り3時30分に頂上到着。
早くに頂上に着くと、日の出まで寒さをしのぐのが大変なので、下のほうで時間調整をしたことが良かったようです。
ここで2グループに分かれます。
第1回目から登っている私と友人には、5年越しの挑戦がありました。
初登頂の3人にご来光が見える場所に移動するように伝え、私たちは馬の背を登って、剣ヶ峰に行きます。
途中で空が明るくなり、ご来光が出る位置を確認。
旧富士山レーダーのあった場所の下のほうで、ご来光を撮影。
![Img_4715_2 Img_4715_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/53/4dce973c48e9c55c5d8179cc5a407da4.jpg)
今年のご来光は真っ赤でした。
火口の万年雪に光が差し込み・・・
![Img_4718_2 Img_4718_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/01/2d037af3e13550ea3cbc7eb73148825a.jpg)
さて、これからが勝負。
ツアーの方々レーダー跡から降りてくるのをぬって上に上がります。
3776mの標石を横目に裏に回ると、目の前には雲海。
![Img_4726_2 Img_4726_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/1c/eca30c859f5aa55b932b68eccb5094d4.jpg)
雲海は見えますが、影はどこにもありません。
自分の足元見て気がつきました。
太陽が雲で隠されているため、自分の影もできていません。
念願の影富士は今年も見ることができませんでした。
あきらめて、標石の前で記念撮影をして、お鉢めぐりをします。
太陽が出ていないから寒い。
毎年、ご来光を拝んだ後からは太陽の光が輝いて、気温がぐっと上がり、太陽のありがたさを感じるのですが、今年は雲の中。
ところが、少し歩き始めると太陽が雲の間から顔を出しました。
急いで、と言ってももう足は動きません。
一歩一歩登って、大沢崩れのあたりから下を眺めます。
「見えた!」
![Img_4730_2 Img_4730_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/bd/36eb0b5bae1f174579714953f9d29873.jpg)
感激です。
5年越しの願いがかなったのです。
遠くには南アルプスも見えます。
![Img_4746_2 Img_4746_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/73/37266654884f69e20d7922de8aecdc3e.jpg)
お鉢めぐりをして、朝食を食べて、久須志神社で焼印と御朱印をいただき、浅間大社奥宮で御朱印とお守りとおみくじをいただきました。
![Dscf3067_2 Dscf3067_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/05/f9ea1bd0d1a2ba2812710ebe5f181030.jpg)
頂上の気圧はこんな感じ。
![Img_4754_2 Img_4754_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/be/6c3b7ee86defffad97ea67ccbec22931.jpg)
既に8時。下山の開始です。
登ったら、同じように自分の足で下山しなくてはいけません。
体力を残しておくことが大切。
下山は「御殿場口」を利用。
今日は、富士登山駅伝の日ですので、沢山の自衛隊の方々も訓練で登山していました。
私たちが、フーフー言って登る登山道を、選手の人たちは駆け上がり、そして下っていきます。
「選手通りまーす。道を開けてください」
![Img_4761_2 Img_4761_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/df/567caafe2f8c02c561802ceac90ff76a.jpg)
御殿場ルートの下山道は砂走りなので、楽しく下山できます。
今年は、ハイカットの登山靴にスパッツを使用しているので、石も入らず楽々下山。
あと少しと言うところで、天候が変わり土砂降りの雨。
前回の立山といい、雨に好まれているようです。
予定通り12時に下山。
駐車場の水ヶ塚までタクシーで移動します。
シーズンになると、シャトルバスもあるのですが、今日はありません。
自宅に帰宅したのは14時。
体中が痛かったです。
荷物は減らしているのに、年々リュックが重く感じるのは年のせいなのでしょうか?
来年は、三脚を置いて登山しましょ。