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ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

禅、「持たない」生き方

2011-09-03 19:17:46 | 本と雑誌
1ページめくると寝てしまう私ではあるが、電車とか待合室では集中して読むことができる。
今回は、講習会の合間に買って読んだ本である。

禅、「持たない」生き方 (知的生きかた文庫)禅、「持たない」生き方 (知的生きかた文庫)
価格:¥ 600(税込)
発売日:2010-07-20


講習会の時間つぶしにと、会場近くのコンビニで購入。

著者は臨済宗相国寺派管長。
この方は小さいときからお寺で修行をしていた。
辛かったけど、その中から人生が楽になる生き方を見つけていく。

最後に、「恐れず、怯まず体験する」というお話があった。
ろう八大接心とよばれる修行の話だが、とても辛い修行だそうだ。
その修行では「自分を空っぽにしろ」と言われる。
この修行を成し遂げると、感覚的に「こういうことなのか」とわかり、また挑戦したくなると言う。

この感覚は、私の富士登山と同じだろう。
頂上に立つ。それだけを目的として登っていく。

そして頂上でご来光を仰ぎ、生きている実感と達成感を感じる。
下山して、ほっとしたときに、「また来年も挑戦しようと」と思う。

まだまだ、修行中の私には足りないな。と思うことが多かった。
「生きるのがしんどい」と思ったときに読むといいようだ。

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タオ・コード

2011-06-23 23:16:49 | 本と雑誌
本日の読書

タオ・コード―老子の暗号が語り出す 性の五次元領域から迸る秘密の力 (5次元文庫)タオ・コード―老子の暗号が語り出す 性の五次元領域から迸る秘密の力 (5次元文庫)
価格:¥ 660(税込)
発売日:2009-02-11



本屋さんで衝動買いした1冊です。
老子と言えば、漢文の授業で。とあまり興味のある人ではありません。
「タオ・コード」って「ダビンチ・コード」と似ているのかな?
と、思いつつもそれほど興味がありません。
ただ、表紙の陰陽のマークに興味を引かれ、購入しました。

内容は、著者が中国の老子の母の故郷とされている秘境を訪れたとき、老子書には老子の隠された教えがあることを明かされた話。

この本に、今まで私が疑問に思っていることの答えがあった。
私の疑問は「欲をなくせば、人はもっと幸せに暮らせるのに。でも欲をなくしたら、文明は発展しない」

やっぱり、便利な世界のほうがいい。
競争社会をなくすと、便利さは成長していかない。

この本から得た答えは、「文明社会は幸せなのか」である。
便利が幸せと思われやすいが、それでは、大陸の奥地に住んでいる少数民族が不幸せか?

それはNo.である。
なぜなら、彼らたちの笑顔はとても美しい。
自然とともに喜怒哀楽を忘れずに暮らしている。

「便利」と言う名のもとに、人を競い合わせ、自己中心的に暮らしていくのは幸せではない。
幸せを求めるのなら、文明が発展しなくてもいいのである。

また、自然とともに暮らしていく。
すべてが大切であり、すべてと一体になる。
あなたは私。地球も私。だから大切にする。

何かに追われて暮らしていくより、ずっと幸せである。

「欲」の発生は、性というものを隠してしまったのが原因だと著者は言う。
欲望を膨らませたものは、様々な金品を追い求め、幸福を追求する。

そして、本当の幸福がわからなくなっていく。

あなたは私、地球も私。と思えるようになれば、心だけで会話ができるようになっていくはずだ。
地球の言葉だって聞こえるに違いない。


本の内容には、性の至福感は宇宙本源の性が生命に表れる疑似体験など、えっと思うことが書いてある。
興味のある方はどうぞ。






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今日も外に出られず・・・

2011-06-19 00:33:42 | 本と雑誌
今年の梅雨は、梅雨休みを知らないらしい。
毎日がどんよりしている。

気持ちもなかなか上を向かない。
おかげで、創造意欲がない。

今日は写真教室だと言うのに、1枚も写真を撮っていない。
ちょうど、応募した写真が今日まで展示されると言うので、撮影方々出かけようと思っていた。

ところが、昨日もらい損ねた宅急便が朝9時に届いた。
中身は漫画。
先日買った「火の鳥」のバックナンバー。

今回は「鳳凰編・羽衣編・異形編」と「未来編・宇宙編」

箱を開けて読み始めてしまった。
もう、外には出られない。

読みながら思い出していく。
確かに子供の頃に読んだ記憶がある。

そのとき私は何を思ったのだろうか?
「輪廻転生」人は生まれ変わる。
私は小学生のときに信じていた。
そして、火の鳥を読んでそれをもっと深く考えた。

それから、宇宙の中の自分もとらえた。
もともと、空の星が好きだった。
夜空がきれいに見える場所に生まれたからこそ、考えられることなのかもしれない。
自分はちっぽけなものだと。

小学生が考えることではないが、すでに自分が生まれた意味と、役割について考えていたからだろう。


さて、45歳になった私が「火の鳥」を読んで思ったこと。
「手塚治虫はすごい人である」

人とはなんておろかなものなのだろうか。
自分が偉いと思っているのは間違えである。
本当に大事なものは何か。

そして、人は何のために死ぬのか。
何のために生きるのか。

私はこの短い人生の中で、何度となく問いかけ、苦しんできた。
答えは見つからなくとも、方向は見つかった。

だから今、穏やかに生きていける。
悩んでも、方向さえ見失わなければ、慌てることはない。

それが、間違っていないことを確信させてくれた。


ただ、今の私は悩んでいる。
方向はわかっているが、道はいくつもある。
その道をどうやって選んでいくのが良いかである。

歩み出せば答えは出てくるのだろうが、どの道を選んでも、なくすものがある。
すべてのものをなくしたくはない。

まだまだ欲世の中に生きている。と感じてしまうのである。






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火の鳥

2011-06-12 13:15:20 | 本と雑誌
コンビニに行ったら「火の鳥」が売っていた。

私がこの本と出合ったのは、小学生のとき。
地域の公民館に図書コーナーを作ってくれたのは、当時子ども会の役員をしていた父。

カラーボックス2個に、地域の人から寄付された本を並べてくれた。
そして、毎週土曜日の午後は公民館を開放してくれた。
そこに火の鳥があった。

ブラック・ジャックや三つ目がとおるが好きで読んでいた。
また、アニメは覚えていないが、幼稚園の時のお弁当箱はリボンの騎士だった。
ジャングル大帝やアトムも見ていたが、あまり記憶はない。

火の鳥は漫画ではあるが、内容は難しい。
読みにくい画面もあったし、惹かれるところもあった。
表面的な内容だけでなく、手塚治虫は何かを訴えているのだ。と言うことを感じる漫画だった。

しかし、小学校6年生の私にはそれを理解することはできなかった。
だから、心に残っていた。
いつか、もう一度火の鳥を読みたい。

やっとタイミングが来たようだ。
今なら10万円出せば、原版の復刻版が買えるらしい。
しかし、そこまで出して読もうとは思わない。

今回購入したのが「望郷編」
既に販売されている「未来編・宇宙編」と「鳳凰編・羽衣編・異形編」もネットで注文してしまった。

火の鳥って何だろう?










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1Q84

2010-09-12 23:06:56 | 本と雑誌
読み終わりました。

5月にBook3を頂きました。
「1と2を読まないと内容わからないよ」
と言われ、BOOK OFFへ。

ベストセラーなので、たくさん並んでいるかと思えば、まったくなく、何店舗も探す羽目に。
やっと、Book1を見つけたので読み始めました。

読みやすい本。
2日間で読んでしまいました。

Book2がまた見当たらず、ずいぶん探しました。
この辺はタイミングでしょうか。

何日もかよっているうちに、店頭に並びこれもゲット。
しかし、仕事の疲れか、毎晩3ページ読めるか読めないか。
本の上に寝てしまう毎日。

というわけで、3冊読み終わるのにずいぶん時間がかかってしまいました。

よく考えると私、小説読んだことないです。
架空の世界がなじめないのかな?

でもこの本のおかげで、読書の習慣ができた感じです。
感謝、感謝。

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