ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

今日も外に出られず・・・

2011-06-19 00:33:42 | 本と雑誌
今年の梅雨は、梅雨休みを知らないらしい。
毎日がどんよりしている。

気持ちもなかなか上を向かない。
おかげで、創造意欲がない。

今日は写真教室だと言うのに、1枚も写真を撮っていない。
ちょうど、応募した写真が今日まで展示されると言うので、撮影方々出かけようと思っていた。

ところが、昨日もらい損ねた宅急便が朝9時に届いた。
中身は漫画。
先日買った「火の鳥」のバックナンバー。

今回は「鳳凰編・羽衣編・異形編」と「未来編・宇宙編」

箱を開けて読み始めてしまった。
もう、外には出られない。

読みながら思い出していく。
確かに子供の頃に読んだ記憶がある。

そのとき私は何を思ったのだろうか?
「輪廻転生」人は生まれ変わる。
私は小学生のときに信じていた。
そして、火の鳥を読んでそれをもっと深く考えた。

それから、宇宙の中の自分もとらえた。
もともと、空の星が好きだった。
夜空がきれいに見える場所に生まれたからこそ、考えられることなのかもしれない。
自分はちっぽけなものだと。

小学生が考えることではないが、すでに自分が生まれた意味と、役割について考えていたからだろう。


さて、45歳になった私が「火の鳥」を読んで思ったこと。
「手塚治虫はすごい人である」

人とはなんておろかなものなのだろうか。
自分が偉いと思っているのは間違えである。
本当に大事なものは何か。

そして、人は何のために死ぬのか。
何のために生きるのか。

私はこの短い人生の中で、何度となく問いかけ、苦しんできた。
答えは見つからなくとも、方向は見つかった。

だから今、穏やかに生きていける。
悩んでも、方向さえ見失わなければ、慌てることはない。

それが、間違っていないことを確信させてくれた。


ただ、今の私は悩んでいる。
方向はわかっているが、道はいくつもある。
その道をどうやって選んでいくのが良いかである。

歩み出せば答えは出てくるのだろうが、どの道を選んでも、なくすものがある。
すべてのものをなくしたくはない。

まだまだ欲世の中に生きている。と感じてしまうのである。






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2 コメント

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私も離婚の代償に、愛する息子を手放しました。 ()
2011-06-19 10:11:38
私も離婚の代償に、愛する息子を手放しました。

でも、それでも今、自分らしく生きていることを後悔してはいない。
面会時に息子に、
お父さんは、今が「お父さん」なんだね
と言われた一言で解放されました。

それでも、これでよかったのかと毎日悩んでいますが…
息子にはできたら、同じ思いをさせたくないですし。簡単に選択してほしくない。難しいです。

往生間際に、
朽ちて悔いなし
と思えるよう、これからも生きていきたいです。

ミケさん、毎度考えさせてくれるブログをありがとう。苦笑
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★ 漣さん (ミケニャンコ)
2011-06-19 11:34:45
★ 漣さん

そうですね。最後にいい人生だったと思えるように生きたいですね。
今の世の中、いつ終わってしまうかわかりません。
だから、私は今に後悔しないようにと思っています。

私が小学生の頃から生まれた意味や役割を考えていたか、それは両親の不仲でした。

子供は親をしっかり見ています。
「今が「お父さん」なんだね」という息子さんの言葉は、いろいろ考えた結果でしょう。
そういう結果を出せる息子さんは、しっかり育っていくと思います。

人生にマイナスの行動はありません。
すべてが経験となって、プラスになりますよ。


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