北部方面低音隊~

ベースとシンセサイザーが好きなおじさんです。
音楽や楽器等気になったことをつづっていきたいと思います。
よろしく。

BOOSTER って必要?(その1)~Lee Custom Amplifier TX-1

2021年08月12日 11時33分56秒 | エフェクター

先日までの北の大地の暑さはどこへいったのか
ここ数日は最高気温が10度台までさがるくらい
まさに秋のような気候に変わりました。

お盆が過ぎるとまた暑くなるという週間予報もでてはいますが果たしてどうなることやら。

一方本州ではさらに高まる暑さに加え、集中豪雨も地域によって発生しております。
今年も心配な夏ですね。

さて、私はいろいろと仕事関係がごたついておりまして
夏休みはいつとれるのだろう?という感じになっております。
そんな中、なかなかベースと戯れる時間も取れずにおりますが…

前回、予告した通り、今回はエフェクターネタです。
しかもいわゆる”ブースター”と言われるものです。

実は昔からプリアンプ内蔵のアクティブベースばかり使用してきた私にとって、
ベース・プリアンプ、ブースター、バッファーと言われるものは縁がありませんでした。

ここ数年前からパッシブベースも弾くようになり、
アウトボードプリアンプなどたまに試すようになりましたが、
ブースターやバッファーというものには基本的に縁がなく、
いままで所有したことがほとんどありませんでした。

しかし SNS や YOUTUBE 等では
「音が抜けてくる」とか「音の密度が増した感じ」といった書き込み、試奏映像を見ると
私も”ブースター”なるものを試してみたくなり、
いろいろとある中から、
今回、Lee Custom Amplifier TX-1 と Shin's Music ACID BOTTOM の2つを選択して試してみました。

本来、ブースターといえば、真空管を使用したものもあり、そちらの方向に進む方も多いかと思います。
ところが、真空管になりますとACアダプターでの使用が必須となります。
わたくしは省電力なエフェクター、もっと言うと電池で何時間も駆動するエフェクターが大好きでして

この二つを選んだ理由はもちろん、高品質なメーカーであるということと
それに加えて、省電力で電池駆動OKというのが最大の理由です。

ちなみに、どちらも消費電力は約 3mA らしいです。
大変素晴らしいです。(^_^)v

まず、Lee Custom Amplifier の TX-1 から紹介します。

商品説明を引用しますと…
大手企業に在籍し、革新的な超小型ヘッドフォンアンプや次世代新型小型真空管アンプヘッドの開発に携わった李氏による新ブランドの製品。
一般的なブースターとは一線を画し、既存の多くのブースター回路とは異なり、アンプやマイクに使用される、「トランス」を用いたクリーンブースターです。
過度な帯域の持ち上がり方もせずにほぼ原音と変わらない帯域できれいにブーストされます。
それに加え、LCA の代表作 12AU7BB に通ずる、「エフェクトオンにしてる感はすくないが、おいしいところは出ている」と言ったブースターです。
ほどよく倍音が増え、音の原音の艶やかにつつみこんでくれる印象です。
ギターはもちろんベースでの帯域もカットされず共に好まれるようなブースターです。
クリアアルマイト済アルミ削り出しシャーシ、CTSポット、PtoPハンドワイヤードで製造。

こちらは純粋にいうとベース専用のエフェクターではありません。
しかし、商品説明にも書かれている通り、YOUTUBEにベースで使用する映像もありますし、
極端なロー落ちもなさそうということで十分ベースでの使用に耐えうると判断しました。

ちなみに参考とした映像はこちらですね。
https://www.youtube.com/watch?v=i1ndDOdMHlM&t=452s

さて、実際の印象ですが…

つまみは一つで大変シンプルですが、なんといいますか…
このアルミの筐体が実に美しいのです。
見た目が美しいというのもある意味大切ですよね。
高級感が漂ってます。

で、肝心の音の印象ですが…
もちろん、気になるノイズは一切なし。
大変クリアで抜けの良いブースターです。
音の印象は艶やかといえばよいでしょうか。
すっきりくっきりして素晴らしいです。

ただ、一点だけ惜しいところも。
重低音の出るヘッドフォンでチェックしますと
中高音域が抜けてくるせいもあると思いますが、残念ながらごくわずかにロー落ちが認められます。
もともとベース用のブースターではありませんし、私の重低音チェックはかなり厳しいです。
ですので、一般の方はほとんどきにならないでしょうし、
下の帯域が強調されなくなるからこそすっきりした音になっている側面もあると思います。

アンプでいえば重低音が強調されず、すっきりとした印象
メーカーでいうと、PJB あたりのイメージですかね。
PJB のアンプとかのすっきりした印象に近いかなと個人的に思います。

個人的にはパッシブのベース、プレべなんかに合いそうだと思いましたね。
そういえば参考映像ではウッドベースでも使用してましたね。

音がよりすっきりとした印象になると思います。

アクティブで帯域が広いベースだと少しロー落ちが気になる方もいるかもしれません。

あと、個人的にはどちらかというとギターで使用するほうがより良いかなとも思いました。

ちなみに値段も約4諭吉とお安くないですが、
見た目、音、品質すべて間違いないです。

それにたった 3mA ですよ。
すごいです。
(そう思うのって私だけ?)

次回は 個人的に本命の Shin's Music の ACID BOTTOM について書きたいと思います。


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