Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

駅のカフェにて

2005-12-07 01:15:25 | Weblog
今日、ちょっとした時間調整で駅のカフェに入りました。
カフェといっても、フランス式のギャルソンのいる「Café」ではなく、シアトル系(って言うの??)スタバみたいなカフェです。

横幅5メートルほどのカウンターの向こう側には5人の女性と1人の男性が本当に忙しそうに立ち動いていました。
売り上げを優先した店舗設計はスタッフ占有面積をカットすることから始まるのだなぁ・・・としみじみと思いました。
客席とカウンター内部を仕切るスイングドアの幅など50センチほどしかありません。そこを出入りする店員さんを見ながら「アタシはここでバイトはできない」と思いました。

男性はここの責任者でしょう。40代半ばから後半の方。
サンドイッチを忙しそうにケースに並べていました。
きっと、売り上げ目標値のようなものも設定されているのでしょう。

駅構内で、行きかう人数も多い場所の店長さんって、どんな心持ちで仕事されているんでしょう。
お客さん1人当たり10分から15分の在店時間の中で、どうやってアピールするのか考えているのでしょうか?
近くには同じようなお店がたくさんあります。
このお店は改札口の真正面というアドバンテージがありますが。
(なのでなおのこと、売り上げ目標値は高めに設定されているでしょうね。)
この次もこの駅に来たらここで一休みしよう、と思ってもらえるように、少しでも快適にすごしてもらおう、と思って仕事されているのか、それとも、お店の効率だけを第一に考えていらっしゃるのか・・・。
アイスカフェラテを飲みながら、思っていました。

右隣のテーブルのマダム二人組は母娘でした。
60代と80台の母娘です。
娘さんの方は少々大きめの声で「駅がこんなにきれいになってびっくりね」とか「熱いから気をつけてね」「このパン、甘くなくておいしいわね」などとお母様に話しかけています。イニシアチブを執るのは娘さんの方です。
完全に立場(強弱?)逆転していました。
わたしも近いうちにそうなるのだなぁ・・・。
会話を聞きながら思っていました。

そうしたら、女性6人組が入店してきました。
年配の女性です。
代表1人がコーヒーをサンドイッチを6人分頼んでお金を払い、5人はすぐに着席。コーヒーが用意できたところで、コーヒー・サンドイッチそれぞれ6人分が2つのトレーに分けて載せられました。
1つ目のトレーは、お金を払った女性が、2つ目のトレーはお店の女の子が持って席まで来ました。
きっと、この女の子「ここはセルフサービスのお店なんですけど!」」って思っているのではないかな、と勘ぐりながら、アイスカフェラテを飲み続けていました。

以上が駅のカフェにて思ったことです。
それだけのこと・・・どすえ。